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経済・政治・国際

2020年9月15日 (火)

【読者の皆さまへ】(つづき)

(先ほどの続きです)

 

 また、ブログ上にて、

お目にかかれる日を、楽しみにしています。

 皆さま、どうか、ご健勝で!

 

                 渡邉良明 拝

 

私の平野貞夫論(104)

  

  嘘で塗り固めた人(下)

 

 さて、この「嘘で塗り固めた人」が昨日、自民党新総裁

選ばれた。

  正直、私は、昨日の総裁選に、露ほどの関心も抱かなかった。

 

 すでに、半世紀近く前のことだが、私は、1972年、

田中角栄氏が、自民党総裁に選出された日のことを思い出す。

 あの時の高揚感からすれば、今回は、何とも寒々とした

感じだ。

 無論、何も田中氏が、すべていいわけではない。だが、当時

はまだ、将来に夢があり、かつ政治にも活力があった。

 

 ところで、菅政権の出現、並びにその「存在理由」があると

すれば、それは、多くの人々が思っておられるように、アベ政権

の違法性や”犯罪”行為を隠蔽するためだ。

 まさに、田中真紀子さんが言われる、”トイレの蓋”なのである。

 第一、菅氏自身が、そのような違法行為や犯罪行為の片棒を

担いできたのだから、それは、”自己防衛”でもある。

 つまり、たとえ、表面的に菅政権に移ろうとも、実質的には、

邪悪なるアベ政権が、まだ継続していることになる。

 

 事実、高野孟(はじめ)氏が、『日刊ゲンダイ』にて、”「安倍なき

安倍政権」という首なしお化けのような新政権”と看破しておられる。

 そう、お色直しをしただけの”安倍政権”なのだ。

あるいは、菅氏の陰険そうな性格上、より陰湿かもしれない。

(無論、アベッチも、相当なワルなのだが。)

 

   Photo_20200913200301

             (ほぼ、同じ波長のご両人。ー

              今後、益々、互いに利用し合いそうだ。)

 

  ところで、菅氏を最もよく知るジャーナリストは、望月衣塑子(いそ

こ)氏(東京新聞記者:下の写真)だろう。

 彼女の言によれば、市民からの激しい反対で廃案となった「検察庁法

改正法案」は、菅氏の主導によるものだった。

 また、黒川弘務氏を検事総長にさせたかったのも、菅氏である。

それゆえ、同氏が首相になれば、一度は見送った検察庁への「人事

介入」再び行う可能性は十分にあると言う。

 さらには、財務省による公文書の改竄が行われた4日前に、佐川宣寿

らに直接指示したのも、実は、菅氏なのである。

 

    Photo_20200913210501

 

 官房長官会見で、菅氏に食い下がる彼女の記者魂は、まことに

素晴らしいものがあった。

 だが、そんなある日、彼女の質問の際に、菅氏は、横目で

ちらっと司会役の議員の方を見て、質問を遮るように促した。

 彼女が、前報道室長との間で連発していたやりとりで、

”質問を何とかしろ”という合図だった。

 すると、司会者は、「簡潔にお願いします」と横やりを入れて

きた。

 報道室長だった上村氏は、菅氏から、「よくやった」と評価

されて、沖縄総合事務局総務部長に栄転したという。

 しかし、これに対して、菅氏に対して、”もの言う”官僚たちは、

ことごとく飛ばされたという。

 

  その官僚の一人が、2014年当時、菅氏が推進する「ふるさと納税制度」

に関して、税務上の問題から、菅氏に”もの申した”平嶋彰英氏(当時、

自治税務局長)だった。

 同氏は、菅氏に、「ふるさと納税」が高額納税者の節税対策になって

いる現状を示し、各自治体間で返礼品競争が激しくなるなどの、制度上

問題点を説明した。

 事実、平嶋氏が予見した通りの問題が起こり、数々の裁判事件にまで

発展した。

 しかし、菅氏は、自らの功を焦る余り、将来の事務次官候補とまで

言われた平嶋氏を翌年、自治大学に異動させた。

 これは、「ふるさと納税」に反対した平嶋氏に対する左遷人事と言われ、

霞ヶ関の官僚を震え上がらせた。 

 

 望月氏も、この点に関して、次のように言う。

「思想家の内田樹(たつる)氏が指摘していますが、安倍政権で決定的に

失ったものは、政治家や官僚のインテグリティ(誠実さ)だったと思い

ます。

 道徳や倫理が欠如した政治を長期間にわたって見せられた結果、

真っ当な道を歩もうとしてきた政治家や公務員、国民に深い失望と精神的

な揺らぎが芽生えてしまったように思います」と(AERAdot.編集部・

作田裕史氏の記事、 参照)。

 

 この望月氏の最後の言葉は、非常に重いと思う。

だが、現実は、今のところ、改善される兆しはなく、むしろ、益々悪化

するばかりだ。

 しかし、この現状を「良し」としない人々も、決して少なくない。

そんな人々が連帯して、この嘘で塗り固められた人、あるいは、そのよう

人々によって組織される最低・最悪の政権を、このまま温存させるわけ

にはいかない。

 むしろ、それらを粉砕する方向でまとまらなければいけないと思うのだ。

                                        【つづく】

 

 

 

 

2020年9月14日 (月)

私の平野貞夫論(103)

   嘘で塗り固めた人【上】

 

  本日は、自民党総裁選挙の日だ。

  今日は、平野氏と藤原氏の対談から少し離れて、最近、

思うことについて書いてみたい。

 唐突に、このようなタイトルを目にして、”一体、誰のこと?”

と思われたかもしれない。

 

 確かに、人には、様々な「歴史」があり、それを、ひと言で

表現することはできない。

 だが、私は、ここで敢えて、「嘘で塗り固めた人」という

タイトルをつけた。

 では、これは、一体誰のことか?ということになるが、今、

国内で最も話題の人になっている菅義偉(よしひで)氏(下の

写真)のことである。

 

   Photo_20200912205301

 

 正直、私は、菅氏に、殆ど人間的魅力を感じない。

同じ団塊の世代なので(彼は、私より一歳上)、生きた時代、とりわけ

青春時代を共にしたという、ある種の共通性は感じる。

だが、それ以上の”共感”は無い。

  実際、一つ年上の友人や知人は、数多くいる。

彼らには、それぞれの魅力や能力を、強く感じる。

 しかし、前述したごとく、菅氏には、それ程の魅力や能力を感じない。

強いて言えば、人一倍、人に取り入るのが上手で、世渡りが上手い

いうぐらいのことだろうか。

 つまり、如才なく、世の中を泳ぎ回ってきたという「器用さ」で

ある。

 だが、この器用さは、同時に、人間としての”狡(ずる)さ”でも

ある。

 

 私感だが、菅氏を見ていて思い出す元総理がいる。

それは、竹下登氏である。

 竹下氏は、かつて、その表明する言葉が、”言語明瞭、意味不明”

と言われた。

 菅氏も、その言語表現能力においては、竹下氏と、ドッコイドッコイ

なのではあるまいか。

 

 人間には、それぞれ、「器」というものがあると思う。

私には、菅氏は、黒子やフィクサーとして、裏で人を脅したり、操った

りすることは出来ようが、公の場で、一国の総理として収まる「器」で

はないと思う。

 些か大袈裟に表現すれば、それは、「月」に、「太陽」の役割を求め

るようなものだ。

 

 かつて、日本国民は、アベ氏を首相に再登板させたが、まさに、本日、

菅氏を自民党総裁に選ぶとしたら(14日午前4時現在)、それこそ、

恥の上塗り”だと思うのだ。

 

 まあ、余り感情的に書きすぎてもいけないけれど、多分、万が一、

菅氏と、近くで接する機会があったとしても、お互いに友達になること

ないだろう。

 

 では、その理由は何かと言えば、単に”肌が合わない”というだけ

でなく、シンプルに、”(人間として)信じられない”からだ。

 彼には、安倍氏と同様、”詐欺師”の匂いがする。

この二人は、きっと同類なので、波長が合ったのではあるまいか。

 とにかく、菅氏には、安倍氏同様、余りにも嘘が多すぎるように

思うのだ。

 

 最初に、彼に違和感を覚えたのは、”「集団就職」で上京”という

言葉だった。

 腹蔵なく言えば、”高卒で、集団就職は無いだろう”という思い

だった。

 私自身、中卒で集団就職した父方の従妹(いとこ)を、駅で見送

った経験があるので、「高卒で集団就職」という言葉が、ハナから

信じられなかった。

 

 実際、週刊文春(下の写真)の記事によると、菅氏の同級生、

由利昌司氏(元湯沢市議会議長)が、次のように語っている。

「確かに義偉君は高校を卒業して東京の段ボール工場に就職しますが、

これは集団就職ではない。

 集団就職というのは、学校の先生に引率されて上京し、就職先を

回って働く口を見つける、というもの。

 ところが、義偉君は一人で上京している。『集団就職で上京した

という記事を読むたび、どうしてこうなったのか、と不思議なんです」

と。

 

 この記事によると、菅氏の親戚の一人が、「ある時、義偉さんに

言ったんです。そしたら本人も『集団就職したことになっているけど

・・・』と認めていました。

 ただ、『本当に集団就職した人たちもいる。わざわざ訂正して、

そういう人たちを傷つける必要はない。そう思われているならそれ

でもいい』と」

 

 正直、「そういう人たちを傷つける必要はない」との菅氏の言葉

の意味が、全く理解できない。なぜ、彼らを傷つけることになるの

だろうか? 

 要するに、菅氏は、自身が、「集団就職」だということが、「誤解

だとはっきり認識していながら、あえて訂正せずにいたのである。

 

 そこに、菅氏特有の政治的作為、あるいは、意図的な詐術が存在

していると考えるのは、果たして、私だけだろうか。 

 

   Photo_20200912214201

 

                                 【つづく】

 

 

 

 

2020年9月12日 (土)

私の平野貞夫論(102)

 安倍内閣に対する藤原氏の慧眼(6)

 

    アベ政権の実態について

 

 アベ内閣に対する”忖度”の主因となったものは、上級官僚の

人事権を、官邸が完全に 掌握したことである。

その象徴が、まさに、内閣人事局だった。

 ここに、一枚の写真がある。それを見て、皆さんは、一体、

どんな感想を持たれるだろうか?

 

    Photo_20200905215301

 見たくもない物を見せられるというのは、このことを言うの

だろう。しかし、ここは、どうか、ご海容いただきたい。

 

 まず、目に付いたのが、「内閣人事局」の看板だろう。

 正直、”これ以上、政治を、弄んでくれるな!”と言いたくなる。

 この書き手は、稲田朋美氏(当時、国家公務員制度担当大臣)だが、

”よくぞ、こんな悪筆を書いてくれたものだ”と思う。

 

 どうも、この方は、”羞恥心”なるものが皆無のようだ。このような

女性が、日本の将来を担う女性首相の一人と目されているのだから、

心なしか悪寒を禁じ得ない。

 また、この字を見ただけで、霞ヶ関の官僚も、ズッコケて、働く意欲

無くなるというものだ。

 しかし、悲しいことに、これが、安倍内閣の実質、あるいは真実の姿

だったのではないだろうか。

 

 ところで、この「内閣人事局」に深く関わった萩生田氏について、少し

付言したい。

 政治評論家の有馬晴海氏は、「萩生田氏は、安倍首相が白いと言え

ば、黒でも白と言うほど忠誠心が厚い」と語る。

 

   Photo_20200910092201

 だが、この忠誠心が、どれほど、国の政治を誤った方向に

導いただろうか。

是非とも、今後、充分な検証がなされなければならない。

 それに、確かに、ひと口に、「忠誠心」と言っても、様々な

ものがあろう。

 だが、萩生田氏の安倍氏に対する忠誠心は、まさに、

”一蓮托生”といった感じの「心中型」とでも言えるような、

徹底したものであるようだ。

 少し、変わった表現かもしれないが、萩生田氏には、

「衣川館」で源義経を守るために”立ち往生”をしたと

言われる弁慶の姿が似合っているような気がする。

 強面ではあるが、どこかに純な心性を宿しているの

かもしれない。

 

 まあ、余り歯の浮くようなことを書いてもいけないけれど、

安倍氏と萩生田氏は、外見的な面では、明らかに異なるよう

に思うが、心情的には、どこか、共通したものを持っている

のではなかろうか。

 感じたままを言えば、それは、他人の目に隠された”心の

”とでも言ったものだ。

 明らかに、二人には、強烈に”屈折したもの”を感じる。

 私には、二人は、”同病相憐れむ仲”、であるような気がして

ならない。

 実は、他者に、それを見られまいとして、安倍氏は、権力者

然として振る舞い、萩生田氏は、必要以上に、豪腕振りを誇示

しているように思えるのだ。

 両者には、どこか、”波長が合う”ようなものが感じられる。

腹蔵なく言えば、互いに、傷口を舐め合っているような同志愛

さえ感じるのだ。

 

 因みに、萩生田氏に対する藤原氏の考察は、かなり辛口だ。

彼は、次のように語る。

「高校時代に、二度も停学処分を受け、そのうち一度は乱闘を

やり、警察が出動した騒動を起こしたが、こんな人物が指揮官

として、官僚の頂点に立つことは、日本の”ヤクザ国家化”である。

 暴力と嘘で成り立つ国家は、積み重なる欺瞞の重さで、足場が

崩れ解体するものだ。それが、安倍政権の実態である」と。

 

 「桜」を巡る問題で、野党の追及が高まる中、「『反社』の

定義はできない」と言って逃げ切ったのが、菅官房長官だ。

 彼が、次の首相になると言う。まさに、ヤクザ内閣、ヤクザ

国家の実現だ。

 われわれは、このまま、この事態を看過してはいけないと

思うのだ。                         【つづく】

 

 

 

 

 

2020年9月11日 (金)

私の平野貞夫論(101)

  平野氏と藤原肇氏との対談より【20】

 

 安倍内閣に対する、藤原氏の慧眼(5)

 

   公安指導部に牛耳られた、霞が関の官僚人事

 

 昨年だっただろうか、「上級国民」なる、嫌悪すべき言葉が、

日本のマスコミ界を席巻した。

 杉田和博なる人物も、そんな特殊な”国民”なのかもしれない。

だが、時の権力者の手足となって、働くだけ働いて、後は、

ポックリ、棺桶の中、などという生涯が、果たして幸せなものか

どうか、私には分からない。

(だが正直なところ、”そんなものが、幸せなものか!という

思いだ。)

 

 ところで、杉田氏は、1995年の地下鉄サリン事件(下の写真)の

際の、警察庁警備局長だった。

 性格は温和で、高い調整能力で知られる一方、「危機管理には

通じているが、社会福祉や経済といった国民生活全体を見渡す視野の

広さに欠けている」との評価もある(Wikipedia 参照)。

 ”さもありなん”、と思う。写真で見る限り、透徹した分析能力

などは感じられるが、多元的な発想というか、豊かな想像力がある

ようには、正直、感じられない。

 

    Photo_20200904192001

 

 2004年に、同氏は、内閣危機管理監を退官後、2012年の第二次

安倍内閣の発足と共に、内閣官房副長官(事務担当)に就任した。

 特に、2017年8月より、萩生田氏の後任で、「内閣人事局長」を

兼務している。この事実は、極めて象徴的な出来事だと思う。

 地味ではあるが、杉田氏は、安倍内閣の”要石”のような存在だ。

だが同時に、霞ヶ関の各省庁の官僚人事が、名うての”公安指導部”に

よって牛耳られたことを物語っている。

 

 この杉田氏の経歴について、藤原氏は、次のように、興味深い記述

をしている。

謀略工作や盗聴事件で名高い、神奈川県警(下の写真)の本部長を

歴任し、警察官僚のエリートの人生航路をたどり、快適な老後を迎えた

はずなのに、杉田の後輩には、人材が不足していた。

 だから、72歳の老齢でも官途に就き、頼りない北村滋と萩生田の

面倒を見て、お友達内閣を支え続けている」と。

 

   Photo_20200904192701

 

 ここで言う北村滋とは、外事警察を担当した公安のプロで、

官邸の”アイヒマン”と呼ばれている。

 彼は現在、国家安全保障局の局長である。

  藤原氏によれば、内閣人事局長時代の萩生田光一は、当時、

経産相になった世耕弘成(ひろしげ)と共に、『統一教会』と

結ぶ過去があるので、安倍から強い信頼を受け、まさに、

フーシェの役割を演じていた。

(実は、統一教会との関係で、もう一人、重要な人物がいる。

それは、昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公職

選挙法違反の罪に問われている河井克行被告である。)

 

 萩生田について、藤原氏は、次のように続ける。

「伝記作家のシュテファン・ツヴァイクは、『ジョセフ・フー

シェ』の中で、『このような男は、精神的な事柄において、いか

なる異論も許さず、自分と肩を並べることを許さないし、まして、

自分に反抗することなど、我慢できるものではない』と書いたが、

萩生田は、『虎の威を借りた狸だ』」と。

 

 よく、安倍政治は、「忖度政治」と言われる。だが、官僚側から

すると、彼らが”忖度”する以前に、彼らを脅しつける「内閣人事局

からのパワハラが存在したとは言えないだろうか。

 その点、まるで、ヤクザそのものとでも言える萩生田は、打って

付けの存在だった。

 事実、彼の「虎の威を借りた狸」ぶりと理不尽な豪腕さが、例の

加計学園の認可問題の際に、如何なく発揮される。

 その真相の一部は、こうだ。藤原氏は、言う。

「・・・だから、抵抗して認可しない文科省に対し、手書きの修正

指示の小細工を始め、『これは、文科省の捏造だ!』と言って、

居丈高に因縁を付けた。

 また、萩生田は、『官邸は、絶対やる!』と脅かし、『総理は、

2018年4月開学と決めている』と断言し、『首相案件だ』とまで

宣告した」と。

 

 ここに、アベ総理による、政治の私物化の実例が見られる。

その実態が今後、暴かれなければならない。

 そして、その”私物化”が容易に進められた背景には、内調、

とりわけ公安指導部による、霞ヶ関の官僚人事掌握の実態があった

思うのだ。

 その際、萩生田は、体のいい”脅し役”だったのである。

                               【つづく】

 

 

 

 

 

2020年9月10日 (木)

今日の特別篇(36)

 ロバート・ケネディ.,ジュニアによる

        ベルリンでの名演説【下】

 

  昨日の続きです。

 

  50年前、伯父のJ・F・ケネデイ(1917~63:下の写真)が、

この街にやって来ました。

 当時のベルリンは、世界を二分する境目、全体主義に対峙する

最前線でした。

 そして、今日でも、ベルリンは、世界の全体主義に対峙する最前線

です。

 伯父は、ここに来て、ドイツの人々に、「私は、ベルリン人

(Ich  bin  Berliner)です!」と、誇らしげに宣言しました。

 そして今日、ここにいる皆さんは、もう一度、「私はベルリン人

です!」と誇らしげに宣言することができるのです。

全体主義への最前線のベルリン市民として。ー

 

     Photo_20200909134101

 

《参考》 次の文章は、1963年6月26日、

            ケネディ大統領が、ベルリンで行った演説の

    一部です。

「二千年前、”私はローマ市民だ”と言えることが、最も

自慢できることでした。

 今日、自由の世界において最高の誇りは、”私は、

ベルリン市民だ”と言えることです。

 世界には、自由世界と共産世界の大きな違いが何である

かを本当に理解せず、また理解できないという多くの人々が

います。

 そういう人たちに、ベルリンへ来てもらいましょう。

中には、共産主義は、未来の波だと言う人もいます。

そういう人たちに、ベルリンへ来てもらいましょう。

 自由は、多くの困難を持ち、民主主義は完全では

ありません。

 しかし、私たちは、壁でもって人々を閉じ込める必要

は、決してなかったのであります。

 あらゆる自由人は、どこに住んでいようと、ベルリンの

市民です。

 従って、自由人として、私は誇らしく、”私は、ベルリン

市民である”と言いましょう」と。

 

 (ロバート・ケネディ.,ジュニアの演説に戻ります。)

 

 示唆を、もう一つ。

 彼ら(ビル・ゲイツたち)は、人々の衛生維持に寄与する仕事

はろくにしていませんが、検疫防疫を口実に、「5G」(第五世代

通信)を導入して、私たちの社会に「デジタル通貨」への移行を

促す仕掛けを作り出すことには尽力しました。

 

 この「デジタル通貨」の仕組みは、「奴隷制度」への入り口です。

彼らが、あなたの銀行口座を掌握したとなれば、あなたの行動が彼ら

に掌握されたのと同じことです。

 そして、「5G」の普及についての広告をさんざん見せられ、「5G

は素晴らしい」「5Gは、あなたの人生のすべてを変える!」と聞かさ

れていることでしょう。

 

 5Gの普及した世界は素晴らしい!・・・ 私自身、5Gの広告を見て、

「素晴らしい!」「待ちきれない!」と思っています。

 なにしろ、テレビゲームのダウンロードにかかる時間が、16秒から6秒

に縮まるのですから!

 彼らが「5G」普及に5兆ドルを費やしている理由は、そこですよね(笑)。

 残念ながら違います。

 

 その投資の理由は、私たちを「監視」し、私たちの「データを収集する

ためです。

「5G」は、私たちのものではありません。

「ビル・ゲイツのため」であり、「マーク・ザッカーバーグ(下の写真の上)

や、ジェフ・ベゾス(下の写真の下)ら、億万長者のため」のものです。

 

    Photo_20200909191101

    

    Photo_20200909191201

 

 ビル・ゲイツは、彼の人工衛星を駆使して、24時間、この惑星

のすべてを、平方インチの単位で見ることができると述べて

います。

 しかし、それは、ほんの序章にすぎません。

 

 ビル・ゲイツはまた、「生体認証」や「顔認識」の技術によって、

あなたのすべてのデバイスを、GPS衛星経由で、常時追跡すること

もできます。

 あなたは、「アレクシス(*スマート・デバイスの一名称。

尚、「スマート・デバイス」とは、スマートフォンやタブレット

端末を総称する呼び名として用いられる場合が多い)」が、あなた

のために働いていると思い込んでいますが、「アレクシス」は、

あなたのために働いてなどいません。

 あなたをスパイしているビル・ゲイツのために働いているのです。

 

 そして、「パンデミック」は、超管理社会を志向しているエリート

にとって、非常に都合のいい「危機」なのです。

 彼らは、このショックで中産階級を消滅させ、民主主義制度を

破壊し、私たちの財産を奪って、ごく少数の富裕階級に富を集中

させる・・・私たちの殆どを貧困化させることによって、彼ら

少数派が永遠に富み続ける仕組みを作り出そうとしています。

 

 彼らの将来と、私たちの子供たちの将来は、ただこのベルリンの

群衆にかかっています。

 今日、彼らに、「あなた達は、私たちの自由を奪えない、私たちの

子供達を毒牙にかけることはできない!」と伝えましょう。

 

 私たちは、民主主義を取り戻すことを、ここに求めます。

 一緒に戦いましょう。

 皆さん、ありがとう!                

 

    Photo_20200909200701

 

                              【了】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                                                           

 

      

 

 

 

 

2020年9月 9日 (水)

今日の特別篇(35)

     ロバート・ケネディ.,ジュニアによる、

        ベルリンでの名演説【上】

 

    Photo_20200907201201

           (ブログ「ふうこのドイツ  de  マンガ Kalligrafie

                                  より拝借 )

 

 みなさん! ありがとうございます。

 

 私の母国・米国の記者は、「私が今日ここで、約5000人のネオナチと

話をする」と報じています。

 そして、明日、新聞記者らは、「私がここにいて、約3000~5000人の

ネオナチと話をした」と報じることでしょう

 しかし、私は、眼の前の皆さんを見て、ナチズムと正反対のものを感じ

ます。

 

         Photo_20200908202401

                  (ロバート・ケネディ.,ジュニア)

 

 私には、民主主義を愛する人々が見えます。

開かれた政府を望む人々。

嘘をつくことのないリーダーを求めている人々。

人々を従わせるために、恣意的な規則や規制を構成しないリーダーを

望んでいる人々。

 

 私たちは、製薬業界に経済的な絡み合いがなく、大手製薬会社のため

ではなく、私たちのために働いてくれる医療関係者を求めています。

 私たちは、医薬産業界の利益や政府の規制に汲々とするのではなく、

子供達の健康について誠実な注意を払う公務員を求めています。

 

 私には、この群衆の中に、ヨーロッパのすべての旗が見えます。

あらゆる肌の色の人々、あらゆる国の人々、あらゆる宗教の人々・・・

すべての人々が子供達の健康・人間の尊厳・政治的自由について気に

かけているのが見えます。

 

 これは、まさに、ナチズムの対極のものです。

 

 各国の為政者は、「パンデミック」を嗜好しています。

戦争を好むのと同じ理由で、「パンデミック」を嗜好するのです。

 何故なら、通常ならば、人々が絶対に受け容れることのない「抑圧」

を強要する好機を、為政者に与えるからです。

 「危機(ショック)」は、人々を従順な存在にし、そして人々を

服従させるための制度をつくる絶好の機会であるからです。

 

 ひとつ、示唆しておきたいことがあります。

私にとって、大きな「」です。

 それは、ビル・ゲイツやアンソニー・ファウチのような世界的な要人が、

この何十年間、今回のような「パンデミック」についての対策や検討を

続けてきたということです。

 彼らは、「パンデミック」が発生した時、人類が等しく危機を免れる

方法を考え続けてきたかのような素振をしていました

 

 ですが、それが現実となった今、彼らは、素知らぬ振りをしているように

見えます。

 彼らは、「パンデミック」の状況が進むにつれ、逐一、事態の全貌を

つくりあげているように見えます。

 彼らは、諸々の数字を「捏造」しています。

 

 彼らは、新型コロナの致死率がどの程度であるかを明らかにしません。

実際に、役に立つかたちのPCR検査を実施することもしません。

 彼らは、死亡診断に必要な「新型コロナの定義」を絶えず書き換え、

実際以上に危険に見せかけています。

 

 75年前、ゲーリング(ヘルマン:1893~1946:下の写真)は、

ニュールンベルク裁判で、「どのようにして、多くのドイツ人を

ナチズムに巻き込んだのか?」と尋問されましたが、その質問に、

ゲーリングは、「いとも簡単なことだ」と陳述しました。

 ある動きに人々を同調させ、巻き込んで行くことは、人間の本性に

関係していて、ナチズムの思想とは、何の関係もありません。

 

     Photo_20200908081001

 

 ナチス政権でも、社会主義政権でも、共産主義政権でも、君主制でも、

民主主義でも、それを行うことができます。

 為政者が、人々を奴隷化し得る唯一の方法は、人々を、「恐怖」に

陥れることです。

 そして、人々を「恐怖」に慄(おのの)く対象が分かりさえすれば、

為政者は、それを利用して、難なくさせることができるのです。【つづく】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年9月 8日 (火)

今日の特別篇(34)

 デーヴィッド・アイク氏の

          素晴らしい演説(下)

 

 アイク氏の演説は、続きます。

 

 世界中の人類に対する、この服従とファシズムの強制は、

医療専門家によってなされているわけではない。

心理学者によってだ。

 その道の先にある、ここからほんの少ししか離れていない所にある、

イギリス政府の内閣事務局が所有する民間企業「行動認識チーム」が、

それだ。

 

 その仕事は、単に人間心理を学んで、学んだことを生かして、人々の

態度を変化させることだ。特に、何よりも子どもに焦点を置いている。

 彼らが我々に知ってほしくないこと、彼らが我々に仕掛けている最大

のトリックとは、権力者が力を持っていると思わせることだ。

しかし、権力者には力はない。(大歓声)

 世界中の権力者が持つ力とは、我々が与えるものに過ぎないからだ。

 

 数週間前に、何千人もの人々がビーチに向かった。

ソーシャルディスタンスなど守れるはずもなかった。

 何千人もが一緒に座っていた。

 

   Photo_20200906192601

                              (写真は、イメージです。)

 

 地方政府が、「大事件である」と宣言しました。

宣言したければ、すればよいだろう。

 では、それに対して、どうすると言うのだ。

たくさんの人が従わないのだから、何もすることはできないだろう。

ここなんだ!拍手、大歓声)

 

 この世界は、ほんのわずかな人間によって、コントロールされて

いる。命令と服従の、簡単な連続によってだ。

 ピラミッドの頂上から命令、服従、そして下のレベルも、命令、

服従、その下も同様だ。

 そして、我々一般人の所まで来る。

我々を服従させようとする政府、警察などに我々が従った場合、

トップのほんのわずかな人々からの命令、服従の回路が完成して

しまう。

 

 その回路により、蔭に隠れたほんの少人数が、自分たちの

アジェンダを、何十億もの人々に強制することができてしまうのだ。

どうやって、その連続を止めることが出来るか。

不服従によってだ。

人類よ立ち上がれ。ライオンは、もう眠らない

                             (拍手、大歓声

     

     Photo_20200906195701

    

家に留まるか?  ノーだ。

マスクをするか?  ノーだ。

子どもを心理的に破壊するか?  ノーだ。

 

 もう、その時が来ている、もう、その時は過ぎている。

我々が歴史から教訓を学ぶ時がきた。

人類のすべての歴史は、少数者の多数者支配から成り立っている。

 多数が、少数に従ってきたからだ。

「自由を!」、「自由を!」、「自由を!」

 我々は、これ以下のものは受け入れない。

 

 この集会の警備をしている警察官と話をした。

あなたには、子どもや孫がいるだろう。

 あなたは、自分の子ども、孫がその中で生きることになる

ファシズムを実行に移している。

 サイコパスに仕えることを止め、頼むから我々に加われ!と。

                                  (拍手、大歓声) 

 

 我々は何十億人もいる。しかし、あのサイコパスの集団の中心人物

は、一部屋に収まってしまうくらいしかいないだろう。

 どうやって抜け出すか考えついたと思う。

世界の人々よ、さあ行こう!! (大歓声)          【了】

 

(追記) 今、この覚醒が、主にヨーロッパで起こっています。

とりわけ、ドイツで顕著です。

 例えば、ロバート・ケネディ.,Jr が、去る8月29日、ベルリンで行った

歴史的な名演説は、この動きを具体的に示しています。

 「コロナ禍」の光と影、見える部分と見えない部分、中でも、その不自然

で作為的な側面が暴かれるのは、そう遠くないと思います。

 (尚、ロバート・ケネディ.,Jrの演説に就きましては、明日、書かせて

頂きます。

 因みに、この演説文は、ブログ「都はるみ研究所(歌の女神様御降臨)」

より転載させて戴きました。)

                                                  【つづく】

 

 

 

 

 

2020年9月 7日 (月)

今日の特別篇(33)

 デーヴィッド・アイク氏の

          素晴らしい演説(上)

 

 9月5日(土)、私の信頼する友・髙橋清隆氏が、同氏の

ブログ『髙橋清隆の文書館』で、たいへん素晴らしい「演説」を、

アップされた。

 それは、去る8月29日、ロンドンのトラファルガー広場で開催

された「自由を求める統一集会」における、D・アイク氏(下の写真)

の演説だ。

 

       Photo_20200906134301

 

 より多くの人々への拡散を願う高橋氏の思いに共鳴・共感し、

この「演説文」の全文を、次に記したい。それは、以下の通りだ。

 

 ありがとう。ありがとう。

 狂気の中で、こうしてたくさんの正気な人を見ることができるのは、

大きな喜びだ(拍手、大歓声)

 今日、我々が、ここに集まったのは、今、この地そして世界中で、

危険で死に至るウィルスが蔓延しているからだ。

それは、新型567(Covid 19)ではなく、ファシズムだ。(大歓声)

 このファシズムが、新型567という幻のパンデミックより正当化

されている。

 

 このウィルスは、すべての状況に対し万全の装備を整えているようだ。

 ウィルスから身を守るために、他の人から6フィート(約2メートル)

以上離れろ。ウィルスは、いまいましい巻き尺を持っているのだろう。

                                 (笑い、歓声)

 他の家に住む人とは、15分以上は一緒にいてはならない。ウィルスは、

いまいましい時計を持っているようだ(笑い、歓声)

  我々は、マスク着用を義務化する、でも来週の終わりからだ。

どうやら、ウィルスは、いまいましいカレンダーを持っているようだ。

                                  (笑い、大歓声)

 このウィルスは、とてもインテリで、政府が嫌う抗議集会に参加した

人だけに感染させることが出来るようだ(歓声)

 

 まったくのナンセンスだ。脳細胞の半分でも機能していれば、これが

ナンセンスであることに気付くはずだ。

 なぜなら、これは、でっち上げだからだ(歓声)

 では、なぜ彼らは、こんなことをするのか。

その質問には、他の側面からの質問で答えよう。

 

 なぜ私は何十年も前に、今の状況を予測できたのか。

なぜオルダス・ハックスリーは、1930年代に、このこと

を予測できたのか。

なぜジョージ・オーウェルは、1940年代に予測できたのか。

 

 その答えは簡単だ。

今の出来事は、偶然ではないからだ。たまたまではないんだ。

                                  (歓声)

 ずっと昔から練られていたアジェンダが実行に移されている

のが今だ。

 もし我々が、立ち上がらなければ、世界中の人類は技術面だけ

でなく、すべての面での完全な従属を強いられることになるだろう。

 

 我々は今、歴史の中で、重要な局面に置かれている、分岐点だ。

もし、サイコパスが我々の生活を支配することを許し続ければ、

良い終わり方はしないだろう。

 しかし、我々が、どこに権力があるかを思い出せば、この状況は、

あっという間に終わるだろう。

 権力は、我々の下にあるのだ。(拍手、大歓声)

 

 ハーシー・シェリー(1792~1822:下の肖像画)は、このことを、

よく理解していた、200年前に書いた詩集で。ー

 

      Photo_20200906134501   

 

 これ以上、今の時代にふさわしいものはないと言える題がつけられ

ている。それは、「無政府のマスク」だ。

「眠りから覚めたライオンのように立ち上がれ。

打ち負かされることのない大群となって。

汝(なんじ)らを縛る鎖を振り払って地面に落とせ。

寝ている間に降りてきた露のように。

汝らは多数、奴らは少数だ。」(大歓声)

 この詩は、1819年に書かれた。

人類は、まだ教訓を学んでいないようだ。         【つづく】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

2020年9月 5日 (土)

私の平野貞夫論(100)

 平野氏と藤原肇氏の対談より(19)

 

 安倍内閣に対する、藤原氏の慧眼(4)

 

 人事権を握り、役人の首根っこを

               押さえた官邸の力

 

 萩生田光一氏と言えば、文科大臣時代、地方の受験生に対して、

「身の丈に合わせて頑張って」と発言した。

 この発言が、格差容認と受け取られ、たいへんな物議を醸した。

 その重量級の身体に似合わず、口は軽そうだ。

いわゆる、舌禍型の政治家だと思われる。

 

 事実、日刊スポーツ紙によると、同氏(下の写真)は、「失言王」

として有名だった。

 例えば、トランプ、並びにプーチン大統領、それにフィリピンの

ドゥテルテやトルコのエルドァン大統領などを念頭にして、

「安倍首相は、おぼっちやまの割には、不良と付き合うのが上手だ。

荒っぽい政治家たちと堂々と話すことができる」などと述べた。

 高校時代の、自らの不良振りを忘れたかのような発言だ。

4人の大統領に、「ハギュウダ、オマエには言われたくない」と

反発を受けそうだ。

 

    Photo_20200903142401

 

 そんな彼が、「内閣人事局長」だった。

諸官庁の官僚たちは、彼によって、したたかに振り回された

ことだろう。

 そんな萩生田氏に対して、藤原氏は、次のように、辛口の

コメントをする。

「安倍晋三の側近中の側近として、各省庁の幹部の人事権を

握り、次官や局長の首根っこを押さえる、内閣人事局長の

萩生田は、絶大な権力を持って君臨する。

 都議から衆議院議員になり、副幹事長を務めた萩生田は、

高校時代に二度も停学処分を受け、暴れ者として知られている

が、2009年に落選した時に、加計学園系列の客員教授になり、

失業を食いつないだ過去がある」と。

 

 代議士とはいえ、落選すれば、生活に窮することもある。

そんな時、金額の多寡を問わず、生活の支援をしてくれる人には、

たいへん恩義を感じるものだ。

 萩生田氏の場合、それが、加計孝太郎氏だった。そして、加計

学園系列の大学といえば、千葉科学大学(下の写真)のことである。

 落選で傷心した彼が、生活再建のためとはいえ、都内から

銚子市まで通勤した頃の、彼の無念さが想像される。

 事実、2013年7月1日の朝日新聞にて、萩生田氏自身が、

「浪人中でも、『客員教授』なら、心理的な落ち着きを感じる。

 当時の落選組のトレンドだった。給与は、月10万円。

浪人中の足しになった。助かった」と語っている。

 

    Photo_20200903151501

 

     Photo_20200903151601

 

   だが、そんな不遇をかこっていた彼が、2012年の当選を機に、

政界に返り咲いた。

 しかし、復帰後の彼の行動と人間性には、かなりのクレームが

付いていたようだ。

 藤原氏も、その辺りのことを、多少ユーモラスに、次のように

表現している。

 

 「こんな人物が、菅長官の下にいて官邸を牛耳るのは不用意で、

軽率な人選だと危惧する人が多く、安倍好みの抜擢が災いして、

ボロを出さないように注意し、暴走を監視する必要がある。 

 だから、熱血漢を売り物にしても、口が軽いお調子者の萩生田

に対し、公安畑で実績を誇っている、内調室長で鍛えた経歴を

持つ杉田が、お目付役として控えて、監視を怠らないのだと言う」

と。

 

 ここで言う杉田とは、杉田和博氏(下の写真)のことである。

因みに、第二次安倍内閣の発足当時(2012年)、菅官房長官初め、

各官房副長官も、起立した状態で、首相の言葉を聞かなければなら

なかった。安倍首相の、あの無内容の長口舌をである。

 ところが、それを起立のまま聞いていた高齢の官房副長官が、

或る日、我慢できずに、倒れてしまった。

 それが、実は、杉田和広官房副長官だった。

こんな高齢の杉田氏をお目付役にしなければならない程、萩生田氏は、

途方もない”暴れ馬”だったのである。 

 

    Photo_20200904132101    

 

                                         【つづく】          

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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