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2020年8月14日 (金)

私の平野貞夫論(81)

 『わが輩は保守本流である』を

            読んで〔14〕

 

 『野党協力問題』について

 

 「保守本流からの警鐘」の第3点目は、『野党協力問題』に

ついてである。

 あの”悪夢”から、すでに3年が経とうとしている。

あの悪夢とは、小池百合子氏と前原誠司氏との実質的共謀で、

当時の野党第一党だった民進党が四分五裂し、自民党に惨敗を

喫した出来事である。

 

    Photo_20200811141401

 

 この年、野党側は、臨時国会を要求した。

だが、安倍内閣は、森友・加計問題で追い込まれており、三ヶ月間

逃げ回った挙句、開会冒頭での抜き内解散という暴挙に打って出た。

 この解散前後に、国政に野心満々だった小池都知事が登場し、

民進党からの資金提供をあてにして、希望の党を立ち上げた。

 しかし、敏腕記者の横田一(はじめ)氏の(誘導?)質問に対して、

「(意見の異なる議員を)排除します」と答えてしまい、野党は、選挙

を戦う前に、すでに敗北していた。

 

 あれから、ほぼ三年。ー 築地から豊洲市場への移転など、主要な問題

存在したが、あの一件以来、小池氏は、何となく社会から見捨てられた

があった。

 しかし、この度のコロナ問題を機に、彼女は、息を吹き返した感がある。

久々に、マスメディアに囲まれ、急に元気になったと感じるのは、私の

錯覚だろうか?

 

 この間の経緯について、平野氏は、とても分かり易く解説している。

同氏は、語る。

 安倍自公政権による憲法違反の審議なき120秒の衆院本会議で解散が

強行され、平成29年10月22日総選挙が行われました。

 国民が期待した民進・共産・自由・社民の四野党による政権交代は、

空想として消え去り、絶望の淵に投げ出されました。

 総選挙の結果は、憲法改正を可能とする衆院での3分の2の議席を、

安倍政治勢力は継続させました。

 そして、小池百合子東京都知事が灯したアラジンの魔法のランプは、

希望から失望へと激変。

 魔法のランプで大火傷した「前原民進党」は、希望の党・立憲民主党・

無所属の会そして本家民進党と四分裂します。

 

 安倍首相による「違憲解散」は、単に「森友・加計隠し」だけでは

ありません。

  11月5日のトランプ大統領が来日する時期に、安倍晋三という政治家が

日本国の内閣総理大臣であることを絶対条件とすることでした。

 日本の議会民主主義を崩壊させても、野党に絶対に政権交代させては

ならないという「日米の暗黙の合意」があったのです。

 「魔法のランプを見抜けなかった前原氏」の幼児性といい、「突然の

バーチャル性ポリティカル・スター枝野氏(下の写真)」の変化性といい、

すべて「安倍自公政権継続」のドラマに結果として一役を果たしたの

です。

 これが日本の政治の現実です、と。

 

   Photo_20200811151301

   

   Photo_20200811151401

 

 あれから、すでに3年も経つと言うのに、立憲民主党と

国民民主党の間では、まだ、納得のゆく合意は得られていない。

 それが、党名の問題であれ、「消費税の減税」を巡る問題で

あれ、両党は、まだ”水と油”のような状態だ。

 だが正直、私は、それ以前に、菅氏や野田氏の議員辞職と、

旧”民主党全体”での国民への謝罪が先ではないかと思うのだ。

 

 この「野党再編」問題に対して、平野氏は、一つの変わらない

考えを持っている。それは、次のようなものだ。彼は、言う。

 最優先すべきことは、安倍政権に代わり国民から信頼される

政治結集、すなわち政党の結成や野党による選挙協力体制です。

 この野党協力は『議会民主政治の確立による、生命と

暮らしを護る』これを基本理念とすれば十分です。

 政治や政策は、分析的議論をすれば、多数の意見が生じます。

差異を差異として認め合い、何を優先すべきかという普遍的視点

に立って、共存・融合させていくことで、大きな力となる生き物です。

 

 激動する内外の情況のなかで旧民主党にあった頭デッカチで自己満足

の偏差値競争、私の目には小児性生活習慣病情況と見えますが、これ

から卒業して、野党協力の核になることを国民は待ち望んでいます、と。    

 

 確かに、自らの主義・主張の正当性を訴える前に、今、国民に必要な

ものは何か、また国民は、一体何を望んでいるのか、さらに、今後、

日本はどうあるべきかについての基本的な問い掛けと、それを少しずつ

でも解決しようという行動力が求められていると思う。

 この”知るべきこと”を、私は、全く知らないのだ、という真の謙虚さと、

一人は、すべてのために、すべては、一人のために」という

視点が、何より大切だと思うのだ。                     【了】

 

 

 

 

 

 

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