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2020年8月10日 (月)

私の平野貞夫論(77)

 『わが輩は保守本流である』を

             読んで〔11〕

 

  政治、および国会の劣化について

 

 平野氏は、本書の中で、「保守本流からの警鐘」というサブ

タイトルで、これを、三つの視点から論じています。

 第一は、政治・国会劣化の原因について。ー

また第二は、憲法9条の問題についてです。

 さらに、第三は、野党協力問題についてです。

 それぞれが、たいへん重要、かつ深刻な問題です。

 

 本ブログでは、すでに、憲法9条の問題については、主に、

憲法9条の霊性”に関する平野氏の考察について言及しています

ので、ここでは、第一と第三の論点について述べたいと思います。

 

 言うまでもなく、政治・国会の劣化の前に、今日、政治家の劣化

が止まりません。

 それは、現総理と現財務大臣を一瞥するだけで、容易に納得が

いきます。

 あの、カッコだけで、まるで人間もどきのご両人(下の写真)に、

われわれは、一体、いつまで付き合わされるのでしょうか?

 

 「地獄でもいい、二人が居ない所なら・・・」という思いになるの

は、私だけでしょうか?

 フランスの作家カミュを持ち出すまでもなく、「人生とは、まことに

不条理なもの」です。

 しかし、誠に残念なことに、今日、この政治劣化の根は深く、われわれ

の想像以上に深刻です。

 

    Photo_20200807163001

 

  平野氏は、とりわけ、「日本の議会政治の段階的劣化」について、

それを、三期に分けています。

 第一期は、”世代交代”を原因とするもので、昭和30年代に入り、

政治のイニシアチブが、明治生まれの政治家から、大正・昭和初期

生まれの政治家に移行した時期でした。

 

 また、第二期は、昭和60年代から平成初期にかけて問題となった

「リクルート事件」(下の写真)など、異常バブル経済時代に発覚

した「金権腐敗政治」と言われた時代です。

 

      Photo_20200807201101

 

 さらに、第三期は、実は、菅直人政権が、最高裁や法務省

などを利用して、小沢一郎氏を、「罪人」にしよう画策した

時期です。

 まさに、そこでは、権力による犯罪行為が、闇の中で行われ

ました。

 事実、平野氏はこれを、「第三期の議会政治の究極の劣化

表現しています。

 

 しかし、この時、菅直人首相(当時)が、黒川弘務氏(当時、

法務省官房長:下の写真)を使って、小沢氏、追い落としを図った

犯罪行為は、未だ、公にされていません。

 

   Photo_20200807202101

 

 このような菅氏や、その後の野田佳彦氏が、まだのうのうと、

”国会議員でござい”と言っている限り、日本の野党の未来は、無いと

思います。

 同時に、黒川氏の様々な悪事が、白日の下にさらされ、それこそ、

彼が”お白州”に引っ張り出されない限り、日本の未来は、暗い

でしょう。

 

 事実、これらの悪業が、すべて、国民の知るところとなり、

菅氏や野田氏、それに黒川氏が、自らの所業を国民に謝罪して、

初めて、野党の再編が可能なものとなりましょう。 

 それが、ひいては、日本の政治に光明をもたらすものだと

感じます。

 とりわけ、真の”精算”なきところに、野党の復活や、野党の

新生など、あり得ません。

 

 旧「民主党」の、かつての首脳陣は、日本国民に対して、

どれほど酷いことをしたのか、全く自覚が無いようです。

 しかし、この”自覚”が無い限り、彼らが、政党名を何に

変えようと、国民の理解と信頼を受けることなどできないと

思うのです。

 この「日本の議会政治の段階的劣化」についての具体的な

考察は、次の機会に譲りたいと思います。      【つづく】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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