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2020年6月15日 (月)

私の平野貞夫論(56)

 安倍総理「内乱予備罪」

           告発報告街宣【11】

 

  次も、平野氏の言葉です。

 

 先日、共産党の或る人と、彼は、国会議員ではないですけれども、

話をしました。

 すると、彼は、内閣総理大臣を「内乱罪」で告発する、その法律の

理屈は分かる、と。

 しかし、そういう問題を司法に持って行くのは、適切ではないという

批判を受けました。

 

 これ、分からんことはないですけどね。

国会が役に立たんから、ボクらがやるわけですよ、はっきり言って。ー

命賭けてやるわけなんですよ。ー

 多くの人が、本当に総理大臣を、刑法の77条の「内乱罪」や「内乱

予備罪」で告発する手続きができるかどうかという事について、疑問を

持っていると思います。

 その点について、ちょっと長くなりますが、お話をしておきたいと

思うんです。

 

        Photo_20200612193101

 

          Photo_20200612193201

 

 憲法99条では、ご承知のように、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会

議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し、擁護する義務を

負ふ」という、憲法尊重・擁護義務というのがありますね。

 しかし、これは、どの憲法学者の本を読んでも、実定法的な強制力は

無いんだ、と書いてあります。

 こういうのが、憲法ができてからの通説なんです。

 

 ところが、私に言わせますと、平成7年に、『刑法』を改正してるん

ですよね。

 そこで、明治時代から使っていたカタカナを平仮名にして、難しい言葉

を易しくして、無論、内容は変えない形でやったわけです。

 その時に、実は、刑法の「内乱罪」というのは、この99条の遵守義務

”実定法になっている”というのが、私の論なんです。

 けど、平野は、バカな事を言うと、ずっと言われてたんですけどね。

 

 それは、何故かと言いますと、改正された刑法の「内乱」は、「国の統治

機構を破壊し」とあります。これ、分かりますよね。

 それから、色々あるんですが、「その他、憲法の定める統治の基本秩序

壊乱することを目的として、暴動した者」とあります。

 

 これは、どういうことかと言いますと、「憲法の定める統治の基本原則」

とは、”平和主義”、”基本的人権の尊重”、それに、”国民主権”でしょ。

 これを破壊することを目的に暴動することが、「内乱罪」になるわけです。

 平成7年までの刑法は、「政府を転覆し、その他、朝憲を紊乱する」、

つまり、天皇の持つ憲法の権利を紊乱する、ということです。

 今、まさか、それは、通用する話ではないですからね。

 

           Photo_20200612193401

 

 「政府を転覆する」という意味は、総理大臣は、政府の代表ですから、

旧刑法では、総理大臣の告発はできないですね。

 しかし、「統治機構を破壊し」、つまり、統治機構とは、

内閣と、立法府(国会)と司法府(裁判所)ですからね。

 だから、内閣が、憲法の秩序を壊乱するという場合は、

国会は、告発的な事ができるわけですね。

 総理大臣が告発の対象者になるというのが、私の解釈なん

です。

  そういうものを反対する学者はいない、と思いますけどね。

 そこら辺は、ウヤムヤ、ウヤムヤ、ウヤムヤ(?)です。

 

 何で、私が、こんな事をするかと言うと、私は、この刑法を改正

する時の、参議院の法務委員会の理事でしてね。

 その時に言うと、代えられたら困るから、何か問題があった時に

言おうと、隠していたんです。

 それを、去年、言ったわけです。

 みんな、びっくりしていました。               【つづく】

 

 

 

 

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