フォト
2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« 私の平野貞夫論(54) | トップページ | 私の平野貞夫論(56) »

2020年6月13日 (土)

私の平野貞夫論(55)

 安倍総理「内乱予備罪」

         告発報告街宣【10】

 

  平野氏は、次のように語ります。

 

 これは、斉藤実(まこと:1858~1936: 下の写真)内閣が、

彼は海軍で、政党内閣じゃないんですけど、この方は、国際協調

主義者で、満州事変を収めようとするんです。

 

    Photo_20200611160801

 

 それに反発した検察の、平沼騏一郎検事総長(1867~

1952: 下の写真)が、軍部と結託して、斉藤内閣に入って

いる閣僚に、帝国人絹からワイロを貰ったという、いわゆる

冤罪ですね、つまり犯罪を作り上げて、斉藤内閣を潰すん

ですよ。

 有名な人では、鳩山一郎さん(同内閣の文部大臣)なんか、

そうなんですけどね。

 

     Photo_20200611161501

 

 結局、裁判になって、どうなったかと言うと、当時の役人は、

偉い人がいたんです。

 警視総監が、裁判の証言で、「これは、捏造だ!」と、

「冤罪だ!」と言うんですよ。

 それで、”検察ファッショ”という言葉が生まれる。

検察ファッショは、政権まで潰したんですね。

 

 これは、タイミングは別にして、小沢一郎さんの「陸山会

事件」とそっくり、そのままです。

 小沢氏が、これから、本格的に議会制民主主義の定着を

やろうとした矢先、(検察が)陸山会事件を起こしましたからね。

よく似てるわけでございます。

 

 そして、面白いのがですね、昭和10年、私が生まれた年に、

「天皇機関説」で、明治憲法の解釈を、”天皇は、神さんじゃない

んだ”、と述べたんです。

 むしろ、一つの国家の機関としての役割だという、美濃部達吉

先生(1873~1948: 下の写真)の「天皇機関説」が、これは、

治安維持法に違反するということで、事件化して、彼は、貴族院議員

辞職します。そして、「2.26事件」が起こります。

 

         Photo_20200611165401

 

 そして、昭和13年に、何が起こったかと言うと、この時に「国家

総動員法」という法律ができます。

 今の「働き方改革」というのに似ていますがね。

 いわゆる、国民一致して、戦争のために働く体制を作るんですね。

 

  この法案には、陸軍が関与してて、陸軍の中佐、佐藤賢了(1895~

1977: 下の写真)、この人、別に偉い人じゃないんですよ。

 陸軍大臣のお付きの人で、衆議院の審議で、まあ、陸軍大臣の答弁

を、おかしいと言って、ちょっと不規則発言した国会議員に対して、

「黙れ!」と叫んだんです。

 

    Photo_20200611180801

 

 佐藤賢了の「黙れ事件」といって有名な人なんですが、

今月6日の横畠法制局長官の言葉は、”黙れ!”という発言と

一緒ですよ。

 つまり、「過激な言葉を出すのは、おかしいじゃないか」

と言うのは、「黙れ!」と言うのと、同じ意味ですよ。

 ああいう人を、そのまま置いとくというのは、何ですかね。

 それはね、与党も野党も怒らなくちゃ、駄目なんですよ。

これも、ソックリでしょう。

 

 だから、佐藤賢了の「黙れ事件」といい、あるいは、統計偽装

といい、あるいはまた、検察が政権を倒す事件といい、とりわけ、

明治憲法ですら、「内乱罪」が適用できる、「統帥権干犯」という

ものを、新聞が賛成する、おかしな国ですよね、戦前は!

 

 しかし、それ以上の事が今、起こっているんですよ。

当時は、陸軍というのは、武力を持っていますから、犬養さんだって、

殺されましたからね。軍部は、怖いですよ。

 しかし、今の自衛隊には、そういう事をする人、いないと思いますよ。

 自衛隊内の”真心の人”は、憲法九条を分かっていると思うんですよ。

この昭和の頃より危ないのはね、今、総理大臣が、一体、何をするか

分からんということですね。

 それを、知って頂きたいと思います。               【つづく】

 

 

 

 

 

 

 

« 私の平野貞夫論(54) | トップページ | 私の平野貞夫論(56) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

Links