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2020年5月27日 (水)

私の平野貞夫論(40)

  沖縄基地問題の歴史を学ぶ【4】

 

 平野氏の言葉は、続きます。

 

 それから、ここ(土佐清水市)の足摺岬(下の写真)は、

黒潮が直接、着岸している、東アジアにおける”海のポイント”

なんです。

 

   Photo_20200526210701

 

 ここの近くに「今ノ山」という800メートルぐらいの山が

あるんですが、今、航空自衛隊のレーダーがあります。

 これが、地勢的に良くてね。

シベリアの真ん中からフィリピンまで見えるんです。

 だから、空の拠点でもあるんですよね。

 弘法大師・空海(下の写真)と言いますからね。

空海さんが、見つけてくれた土地なんです。

 私にとって、これが、一つのライフワークだったんです。

 

   Photo_20200525211501

 

 それで、この下には、宿毛(すくも)湾というのが

ありましてね。

 ここは、陸地から海に掘り込んでいる深い所です。

戦時中、戦艦・大和のテストをやった所なんです。

 それから、日本の海軍の練習基地でした。

 まあ、将来、国連が警察機構なんかを作った場合、東洋で、

最もいい所だったと思います。

 いわば、国連による、平和を維持する大きな場所だったと

思うんです。

 そういうことが、小沢さんの頭の中にあったんですよね。

 

 まあ、これが、”幻”になって、沖縄の辺野古が、翁長知事の

情熱で、ああいう議論になりました。

 実は、その間に、二つの大きな問題がありました。

 一つは、平成9年(1997年)、自・社・さ政権の時に、

つまり、橋本総理(下の写真)、梶山官房長官の時に、

普天間飛行場の或る部分の土地の貸借期限が切れたんです。

 

    Photo_20200525212601  

 

 それを延ばさなければ、日米関係は、とんでもない事に

なるということで、土地に関する特別措置法という法案が

出たんです。

 しかし、自・社・さ政権で、社民党が反対でね。

その頃、社民党は多くて、参議院で反対したら、否決なん

ですよ。

 そこで、自・社・さ政権の中で分裂し、野中さんも絡んで、

もめたんですよ。

 その時、梶山さんが官房長官で、橋本総理と小沢新進党

代表間で、党首会談をやったんです。

 そこで、基地問題について、合意事項を作って、そこで

合意をして、特措法を成立させたんです。

 この時の官房副長官が、与謝野馨さん(1938~2017:

下の写真)でした。

 彼は、梶山さんといいコンビでしたが、ボクと、非常に

親しい人物でしてね。

 

   Photo_20200525220701

 

 実は、この「合意事項」を、梶山さんの方から、私を指名

してきてね。

 「与謝野、平野で、合意事項の案を作れ」と言うんです。

 しかし、これも、変な話なんですよ。

 党首会談の合意事項というのは、党の政調会長とか総務会長

通すんですが、自・社・さ政権では、それが、できないわけです。

 それで、この時の党首会談で、沖縄の基地の基本的な取り扱い

方針が、初めて合意されているんです。

 

 それを、紹介します。

 すなわち、二つありましてね、

在沖縄米軍基地問題は、日米関係を円滑にし、絆を強化すると

ともに、沖縄県民の負担を全国民が担うという考え方に基づいて、

解決すべきである。

 要するに、沖縄県民の負担が過剰だから、負担を、全国民に分担

しなければ駄目だという考え方を確立すべきだというものです。

 

 そして、二つ目は、

沖縄の使用にかかわる問題は、県民の意思を生かしながら、基地の

整理・縮小・移転等を含め、我が国が最終的に責任を負うという仕組み

を誠意をもって整備するものとする。

 要するに、整理・縮小・移転、これを、県民の意思でやれ、ということ

ですよね。

 こういう合意事項を、当時の小沢新進党党首と橋本龍太郎総理が

しているんですよ。

 でも、自民党が、全く守っていないでしょう。

 これを、また、国会議員が知らないのよ。              【つづく】                                                                                                                     

 

 

 

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