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2020年5月30日 (土)

私の平野貞夫論(43)

  沖縄基地問題の歴史を学ぶ【7】

 

 次も、平野氏の言葉です。

 

 それは、どういう考え方かと言いますとね。

日本が明治時代に、憲法を創る時に、どこの憲法を参考に

したかと言うと、プロシア(今のドイツ)の憲法なんですよね。

平野氏は、こう語りながら、目前の紙に、「公定力の理論」

という言葉を記します。

 あそこには、皇帝がいたからね。(下の写真は、ビスマルク:

彼は、「鉄血宰相」と呼ばれ、伊藤博文の模範となりました。)

 

    Photo_20200528190501

 

 まあ、日本は、天皇制。

イギリスの国王は、ちょっと違うし、ヨーロッパのよその

皇帝とも違います。

 

 そこで、「公定力理論」とは、どういうことかと言うと、

政府(=「行政権」)のやることは、間違いない、誤りは

ない、というものなんです。

 もし、誤りがあれば、つまり不都合が起これば、裁判とか、

そういうもので、きちっと決着して、その時に変更すれば

いいのだ、というものです。

 だから、「公定」という行政の活動には、”文句を言わず、

従え!”と言うんです。

 日本人は、これに、気が付いていないわけです。

 

 20世紀から21世紀になって、まあ、古い国も新しい国も

あります。 

 でも、先進国で、「公定力理論」という、”政府が一番”と

いうことで、国家運営をしている国は、殆ど無いですよ。

 日本ぐらいなもんです。

 

 ここが、やっぱり、「自立」、有権者が自立していない、

あるいは、官僚が、自立させない元なんですよ。

 どういうことかと言いますとね。

知事選挙で、仲井真さん(下の写真)みたいな裏切りは良くない

けど、はっきりと民意が出ているわけでしょう。

 しかも、大差でね。

 

    Photo_20200528192101

 

 ですから、橋本・小沢合意事項の「沖縄基地の使用に関わる

問題は、県民の意思を生かし」という、ここで、「公定力理論」は、

訂正しなければ駄目なんです。変更しなければ、駄目なんですよ。

 

 だから、翁長知事は、測量とか許認可で、裁判を、ずっとやって

来ているわけだけど、今、日本で、裁判を牛耳っているのは、安倍

政権だからね(笑)。

 それで、安倍政権は、相手がくたびれるのを待っているわけでしょう。

 

 辺野古問題を正常に解決しようと思ったら、沖縄の実際の施行法の

裁判も勿論、やらなければならないけど、やっぱり、東京でね、明治から

続く官僚支配、この「公定力理論」を是正、改正しなければ駄目だという

国民運動をやらなければいかんのです。

 

    Photo_20200528194901

 

    Photo_20200528194902

 

 これを言うけど、なかなかやらないんだな。

それがね、対米従属、戦前の天皇制従属の、日本人の意識を

変えなければいけない問題なんですよ。        【つづく】

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

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