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2019年11月17日 (日)

地獄をさ迷う亡者たち(39)

第一話)太(ター)坊も晋ちゃんも、地獄の鬼には、

     食えない代物【2】

 

 生前、二人連んで「暴政」を極めた、このデコボコ・コンビは、実は、

その誕生日が、一日違いなのです。

 つまり、太坊が、9月20日(1940年)で、晋ちゃんが、9月21日

(1954年)です。

 それに、二人共、『乙女座』といいますから、これほど気味の悪い

ことはありません。

 

 といいますのも、「乙女座の基本的な性格は?」というブログの一文に、

次のようにあります。

「乙女座の人は、社会通念や道徳心を重んじていて、気遣いができて、

責任感があります。また、周りの人に迷惑をかけることを嫌がります。

 几帳面なところがあり、神経質と言われることもあるでしょう」と。

 この文章を読んでいて、このデコボコ・コンビに関しては、「一体、

どこが?」と、心の中で、思わず、突っ込みを入れていました。

 

 しかし、よく見てみますと、この二人共、乙女座といっても、かなり

終わりの方なので、極めて、『天秤座』に近いことが分かります。

 それで、『天秤座』の箇所を読んでみますと、それには、こうあり

ました。

「天秤座の人は、調和を大事にし、衝突や矛盾のない関係を望みます。

 バランスを表わす天秤は、性格にも現れていて、争いを好まず、感情を

表情や態度に出さない平和主義者です。

 穏やかで安全な生活を望みます」と。

 これを読んで、思わず、「ウッソー!」と叫びたくなりましたが、

みっともないので止めました。

 

 私事ですが、私には、数人の乙女座や天秤座の友人・知人がおります。

確かに、彼らの場合は、「そうだなぁ~」と納得できます。

 でも、このデコボコ・コンビは、まったく間尺に合わないのです。

両人共、たいへんな大物(?)ゆえ、あるいは、「星占い」自体を、

遙かに超越しているのかもしれません。

 

 さて、この二人は今、地獄に到着したばかりで、中の様子が、全く

つかめないようです。

 その二人のところに、地獄の青鬼と赤鬼が近づいて来ました。

彼らは各々、東大寺南大門の「阿行像」と「吽(うん)行像」を

思わせるような屈強な大男たちです。

 両鬼は、この新しい二人の亡者が、殊の外、美味しそうに見えた

ので、いっそのこと、食べてしまおうと考えていました。

 

    Photo_20191103191001

    (阿行像:ライフスタイルマガジン『趣味時間』さん

                       より拝借)

 

 唯、単に食べるだけでは、余り面白くありませんので、

娑婆世界(とりわけ、日本)で、あの”もっぱらの噂”を

確かめたくなって、この二人の新米亡者に近づいて来たの

でした。

 この”もっぱらの噂”というのは、直ぐに判明します。

両鬼は、暇で退屈なせいでしょうか、少しばかりの

からかい心がありました。

 

 それで、地獄の中でも、とりわけ冷酷さで定評のある青鬼が、

晋ちゃんの前に、一枚の紙切れを見せて、こう問いました。

「この字を、オマエは、一体、何と読む?」と。

それには、「画一的」と書いてありました。

 カピバラ顔の晋ちゃんが、”そんなの知っているよ!”といった

風情で、こう即答しました。「がいちてき」と。  【つづく】

 

(追記: 皆さん、今日は。ー

    昨日は、告知なしに休筆してしまい、まことに申し訳

    ございませんでした。

     実は、一昨日夜、詐欺を伴うネット荒しに遭遇しました。

    それで、先程まで、その対応と問題解決に終始していた

    次第です。

     たいへんご心配をお掛けいたしました。

    尚、本日の拙稿を、昨日の分に、充当させて頂きます。

     今後共、どうか、よろしくご高読を賜りますよう、

    心より御願い申し上げます。     渡邉良明 拝) 

 

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