フォト
2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 地獄をさ迷う亡者たち(36) | トップページ | これより、太(ター)坊の巻【前に同じ(38)】 »

2019年11月14日 (木)

地獄をさ迷う亡者たち(37)

(第七話)二人の信(のぶ)ちゃんは、共にサイコパス【2】

 

 大王が、話を続けます。

 

「ノブは、その笑顔や親しみ安さで、一見、オブラートに包み隠しては

おるが、それは、きっと、『内なるサイコパス』を、人に悟られないが

ためのカモフラージュだったのではないか。

 オヌシの、あの孫などは、まるで、『サイコパスの申し子』のような人物

ではないか。

 事実、サイコパスは、8割方、遺伝すると言われておる。

シゲルの孫も、そうじゃ。先代が持つ、”根源的な邪悪さ”は、子孫にまで、

脈々と生き続け、受け継がれるもんじゃ」と。

 

 信(のぶ)ちゃんは、正直、開いた口がふさがりませんでした。

そこで、大王が続けます。

「サイコパスとは、罪を犯しても、自らの罪を認識できないものじゃ。

 それと同様に、自ら『売国』行為を犯していても、その行為を、

『売国』などとは理解できないものじゃ。

 

 オヌシが、CIAの工作員になった後も、オヌシは、それを嫌々やって

いたのではなく、むしろ、嬉々としてやっておったことだろう。

 実際、自分の裏切り行為に、誇りや使命感さえ感じていたのでは

ないか。

 ノブは、CIAからの巨額の資金援助の見返りに、数多くの国家機密とか

政敵の弱みやスキャンダルを、先方に、つぶさに密告していたようだな。

 

     Photo_20191102153001

 

    Photo_20191102153201

 

 オヌシにとっては、『権力(=カネ)』が、すべてだったからな。

CIAへの情報提供などは、そのための、単なる手段に過ぎなかった

のじゃ。

 まさに、『売国』とは、自らの利得だけのために、国家・国民を

裏切り、両者に多大の損害を与えることだ。

 

 これに対して、『愛国』とは、そこに住む一人ひとりの同胞を、

心から慈しむことだ。

 だが、ノブの、その官僚主義的な『上から目線』では、そのような

慈愛は、殆ど感じられぬ。

 それは、あの、オヌシの孫を見ても分かることじゃ。

 あの者は、本来、国民が主権者であるべき『政治』を、

自分と自分の仲間だけのためのオモチャにしておる。

 まさに、幼児以下じゃ。

 その売国を、『売国』とも思わないDNAが、オヌシの孫にも、

脈々と流れておるのじゃ」と。

 

 そして、ひと息入れて、大王は、次のように続けます。

「ノブ、オヌシは結局、政治家というよりも、あくまで『官僚』

だったな。

 官僚というのは結局、上から言われるがまま、『ご無理、

ご最も』じゃ。

 それゆえ、人生において、ちゃぶ台返しをするような勇気も

無ければ、自分の生き様を、根源的に問い直すこともできない。

 第一、オヌシのような、民衆への同情心も共感も無き者に、

元々、政治家になる資格などなかったのじゃ」と。

 

 信ちゃんの胸中には、生前犯した様々な売国行為が、まるで、

走馬燈のように映し出されておりました。

 そこで、大王は、峻厳に、次のように宣告します。

「ノブ、オヌシには、無間地獄での修練を命ずる。

その期間は、6百億年とする。

 これをもって、ノブスケの審問を終了する」と。【第三章 了】

 

 

 

« 地獄をさ迷う亡者たち(36) | トップページ | これより、太(ター)坊の巻【前に同じ(38)】 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Links