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2014年11月14日 (金)

『命こそ宝』(6)

 日本の政治は、結局「金」と「ポスト(地位)」なのでしょうか?

そんなことで、本当にいい政治など、できるわけがありません。

  特に、沖縄のような「基地の島」は、まるで、お金で、人を頬を叩(はた)く

ような野蛮が横行しています。

  この状況は、今日の沖縄県知事選においても、同様でしょう。

端的に言って、この状態は、阿波根さんが活躍なさった戦争直後も今も、

何一つ変わっていません。



 まさに、政府が「アメ」と「ムチ」で、抵抗する国民・市民を縛り上げる。―

  そんな”傍若無人”が支配的な日本の政治は、まさに有史以来、殆ど

変わっていません。

 そして、このようなイヤラシイ現状を、我々は、次の阿波根氏の「告発」の

中に、はっきりと見出すのです。

  今日の文章は、短文ですが、区切りが良かったので、次のようなお言葉

を、お伝えしたいと思います。

 

  復帰直後におきたこと


  復帰直前の「予約」とりつけのやり方を見て、日本政府は基地確保の

ために様々なずるい手段を使うだろうと予想はしていました。しかし、

そのやり方は想像以上にひどいものでした。 

  復帰して先ずおきた大きな変化は、異常な物価高と生活苦ですが、

これは日本政府に責任がある。

         

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 たとえば、それまで沖縄で適用されていたドルを円に切り換えるとき、

日本政府は、当時の固定レートが一ドル=三六○円だったのに三○五円

で切り換えました。 

  復帰したとたん、一ドルについて五五円分損をしたことになる。一方で

そういうことをしておいて、軍用地の地代をいっぺんに六倍も上げた。 

  沖縄の経済を混乱させて、生活を苦しくさせた上で、契約する地主に

対しては、地代を上げ、また基地周辺整備費という名目でどんどん金を

出す。



  もともと沖縄の犠牲の上に、戦後日本の経済発展があったのだから、
 

沖縄の経済を健全にするというのは国の責任である。

  それなのに生活を苦しくさせておいて、基地に土地を提供すれば暮ら

せるというふうに誘導する。その上、本土から土地買占めがやってきまし

たから、いままでの常識では考えられない物価高になったのでした。


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  わしらは、何よりも反戦平和を願っているから基地反対である。だが

それにしても、基地に頼ってどんどんお金をもらうとか、土地を売ればも

うかるとかいうのは、経済としてもおかしい。 

  当座はよくても、決して伊江島島民また沖縄県民のためにはならない。

わしらはそう思いましたから、契約拒否を貫き、軍用地として契約すること

の危険を訴えてきたのでした。



 「土地強奪法」でしめつける



日本政府は一方で、経済混乱をもたらした上で、金の力で軍用地契約を 

  しかし、金では動かない反戦地主たちが当時三○○○人近くもいた。

そこで、政府は法律によって、土地を取り上げたのです。

 

  沖縄返還にあたって、沖縄関連四法というのが国会で強行採決されて

いますが、 そのひとつが「公用地法」(沖縄における公用地等の暫定使用

に関する法律)といわれる法律で、これで土地の強制使用を「正当化」した

のです。わしらは、これを「土地強奪法」といっておりました。

 

  復帰前に「公用地等」として使用されてきた土地、これはつまり軍用地の

ことをいうのでありますが、これは所有者の同意をえることなく、復帰後

五年間は継続使用できるというのです。 

  五年にもわたって他人の土地を強制使用するというのですから、とんでも

ない悪法であります。

 

  当時の琉球政府は強く反対しましたし、国会でも革新政党は反対した。

法律家も憲法違反の疑いがあるといって批判しているのに、日本政府は

かまわずに法律を成立させました。そして復帰と同時に施行したのであり

ます。

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  米軍は銃剣でわしらの土地を取り上げましたが、日本政府は法の力で

強奪したのです。日本政府はいまにいたるまで、様々な悪法のムチを

ふるうことになるのですが、その経過をお話しする前に、基地があることで、

沖縄・伊江島でどんなことがおきていたのかをお話ししましょう。 【つづく】 

 

  (追記:皆さん、お元気ですか?

        沖縄県知事選だけでなく、衆議院の「解散・総選挙」まで

       云々される今日、まさに、国内は、風雲急を告げる状況です。 

         しかし、自然に目をやりますと、既に山茶花やボケが咲き

       始め、水仙が愛らしい芽を出しています。

        植物は、すでに、厳しい冬の支度をしつつ、密かに春の準備

       を始めています。

        私事ですが、母が、来年90歳を迎えます。頭脳は明晰ですが、

       足腰が、だいぶ弱りました。その母のcare  に、しばらく専念した

       いと存じます。

        そのため、当分の間、拙ブログを休筆いたします。  

                                   渡邉良明 拝  )

 

 

 

 

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