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2013年8月

2013年8月 6日 (火)

徳冨蘆花の『謀叛論』(完)

   それに公開の裁判でもすることか、風紀を名として何もかも暗中

(あんちゅう)にやってのけて――諸君、議会における花井弁護士の言

を記憶せよ、大逆事件の審判中当路(ママ)の大人は一人もただの一度

も傍聴に来なかったのである――死の判決で国民を嚇(おど)して、

十二名の恩赦でちょっと機嫌を取って、余の十二名はほとんど不意打

ちの死刑――否(いな)、死刑ではない、暗殺――暗殺である。  

せめて死骸になったら一滴の涙位は持っても宜(よ)いではないか。

  (*下の写真は、犠牲者の一人、管野スガ。その下は、幸徳秋水と

    管野スガ)

            Photo_2

            Photo_3



  それにあの執念な(ママ)追窮しざまはどうだ。死骸の引取り、会葬者

の数にも干渉する。 

  秘密、秘密、何もかも一切秘密に押込めて、死体の解剖すら大学では

させぬ。きることならさぞ十二人の霊魂も殺してしまいたかったであろう。

 

  否、幸徳らの躰(からだ)を殺して無政府主義を殺し得たつもりでいる。 

彼ら当局者は無神無霊魂の信者で、無神無霊魂を標榜した幸徳らこそ

真の永世の信者である。 

  しかし当局者も全く無霊魂を信じきれぬと見える、彼らも幽霊が恐いと

見える、死後の干渉を見ればわかる。恐いはずである。

  (*下の写真は、同じく犠牲者の一人宮下太吉)

         Photo_4


  幸徳らは死ぬるどころか活溌溌地に生きている。現に武蔵野の片隅に

ていたかくいう僕を曳きずって来て、ここに永世不滅の証拠を見せている。

死んだ者も恐ければ、生きた者も恐い。 

  死減一等の連中を地方監獄に送る途中警護の仰山(ぎょうさん)さ、

始終短銃を囚徒の頭に差つけるなぞ、――その恐がりようもあまりに

ひどいではないか。

 

  幸徳らはさぞ笑っているであろう。何十万の陸軍、何万トンの海軍、

幾万の警察力を擁する堂々たる明治政府を以てして、数うるほどもない、

しかも手も足も出ぬ者どもに対する怖(おび)えようもはなはだしいでは

ないか。

 

  人間弱味がなければ滅多に恐がるものではない。幸徳ら瞑(めい)

すべし。政府が君らを締め殺したその前後の遽(あわ)てざまに、政府の、

否(いな)、君らがいわゆる権力階級の鼎(かなえ)の軽重は分明に暴露

されてしもうた。




  こんな事になるのも、国政の要路に当る者に博大なる理想もなく、信念

もなく人情にたつことを知らず、人格を敬することを知らず、謙虚忠言を

聞く度量もなく、月日とともに進む向上の心もなく、傲慢にしてはなはだ

しく時勢に後れたるの致すところである。

 

  諸君、我らは決して不公平ではならぬ。当局者の苦心はもとより察せな

ばならぬ。地位は人を縛り、歳月は人を老いしむるものである。 

  廟堂の諸君も昔は若かった。書生であった。今は老成人である。残念

ながら御(お)ふるい。切棄(きりす)てても思想はたり。白日の下に駒を

駛(は)せて、政治は馬上提灯の覚束(おぼつか)ないあかりにほくほく

瘠馬(やせうま)を歩ませて行くというのが古来の通則である。

 

  廟堂の諸君は頭の禿げた政治家である。いわゆる責任のある地位に

立って、慎重なる態度を以て国政を執る方々である。 

  当路に立てば処士横議(しょしおうぎ)はたしかに厄介なものであろう。

仕事をするには邪魔も払いたくなるはず。統一統一と目ざす鼻先に、

謀叛の禁物は知れたことである。

 

  老人の胸には、花火線香も爆裂弾の響(ひびき)がするかも知れぬ。 

天下泰平は無論結構である。共同一致は美徳である。斉一(せいいつ)

統一は美観である。 

  小学校の運動会に小さな手足の揃うすら心地好いものである。

「一方に靡(なび)きそろひて花すゝき、風吹く時そ乱れざりける」で、

事ある時などに国民の足並の綺麗に揃うのは、まことに余所目(よそめ)

立派なものであろう。

 

  しかしながら当局者はよく記憶しなければならぬ、強制的の(ママ)

一致は自由を殺す、自由を殺すはすなわち生命を殺すのである。 

  今度の事件でも彼らは始終皇室のため国家のためと思ったであろう。 

しかしながらその結果は皇室に禍(わざわい)し、無政府主義者を殺し

得ずしてかえって夥しい騒擾(そうじょう)の種子を蒔いた。

 

  諸君は謀叛人を容(い)るるの度量と、青書生に聴くの謙虚がなけれ

ばならぬ。 

 彼らの中には維新志士の腰について、多少先輩当年の苦心を知って

いる人もあるはず。 

  よくは知らぬが、明治の初年に近時評論などで大分政府に虐められた

経験がある閣臣もいるはず。 

  虐められた嫁が姑になってまた嫁を虐める。古今同嘆である。当局者

は初心を点検して、書生にならねばならぬ。 

  彼らは幸徳らの事に関しては自信によって涯分を尽したと弁疏

(=弁解:言い訳)するかも知れぬ。

 

  冷(ひやや)かな歴史の眼から見れば、彼らは無政府主義者を殺して、

かえって局面開転(ママ)の地を作った一種の恩人とも見られよう。 

  吉田に対する井伊をやったつもりでいるかも知れぬ。しかしながら

徳川の末年でもあることか、白日青天、明治昇平の四十四年に十二名

という陛下の赤子、しかのみならず為すところあるべき者どもを虐めぬい

て激さして謀叛人に仕立てて、臆面もなく絞め殺した一事に到っては、

政府は断じてこれが責任を負わなければならぬ。

 

  麻を着、灰を被って不明を陛下に謝し、国民に謝し、死んだ十二名に

謝さねばならぬ。 

 死ぬるのが生きるのである、殺さるるとも殺してはならぬ、犠牲となる

が奉仕の道である。 

―ー人格を重んぜねばならぬ。負わさるる名は何でもいい。事業の

成績は必ずしも問うところではない。最後の審判は我々が最も奥深い

ものによって定まるものである。

 

 これを陛下に負わし奉るごときは、不忠不臣の甚だしいものである。 

  諸君、幸徳君らは時の政府に謀叛人と見做されて殺された。諸君、

謀叛を恐れてはならぬ。謀叛人を恐れてはならぬ。自ら謀叛人となるを

恐れてはならぬ。

 

  新しいものは常に謀叛である。「身を殺して魂を殺す能わざる者を

恐るるなかれ」。肉体の死は何でもない。恐るべきは霊魂の死である。 

  人が教えられたる信条のままに執着し、言わせらるるごとく言い、

させらるるごとくふるまい、型から鋳出した人形のごとく形式的の生活

の安を偸(ぬす)んで、一切の自立自信、自化自発を失う時、すなわち

これ霊魂の死である。

 

  我らは生きねばならぬ。生きるために謀叛しなければならぬ。古人は

いうた、いかなる真理にも停滞するな、停滞すれば墓となると。 

  人生は解脱の連続である。いかに愛着するところのものでも脱ぎ棄て

ねばならぬ時がある、それは形式残って生命去った時である。「死にし

者は死にし者に葬らせ」墓は常に後にしなければならぬ。

 

  幸徳らは政治上に謀叛して死んだ。死んでもはや復活した。墓は

空虚だ。いつまでも墓に縋りついてはならぬ。「もし爾(なんじ)の右眼

爾を躓かさば抽出(ぬきだ)してこれをすてよ」。 

  愛別、離苦、打克なねばならぬ。我らは苦痛を忍んで解脱せねば

ならぬ。

 

 繰り返して曰う、諸君、我々は生きねばならぬ。生きるために常に謀叛

しなければならぬ、自己に対して、また周囲に対して。 

  諸君、幸徳らは乱臣賊子となって絞台の露と消えた。その行動について

不満があるとしても、誰か志士としてその動機を疑い得る。 

  諸君、西郷も逆賊であった。しかし、今日となって見れば、逆賊でない

こと西郷のごとき者があるか。

                     Photo_5

     
(*大逆事件の犠牲者を顕彰する会による碑

      「志を継ぐ」〔和歌山県新宮市・・・大石誠之助の故郷〕 )
 

  幸徳らも誤って乱臣賊子となった。しかし百年の公論は必ずその事を

惜しんで、その志を悲しむであろう。

要するに人格の問題である。諸君、我々は人格を

研(みが)くことを怠ってはならぬ。 【了】

 

  (後記:上記の『謀叛論』は、1911(明治44)年2月1日に、旧制第一高等

      学校で行われた講演の草稿です。 

               インターネットの図書館、「青空文庫」〔入力:加藤恭子氏、

      校正: 小林繁雄氏〕より、転載させて頂きました。

       様々な方々のご尽力を、心より感謝申し上げます。

               尚、突然で誠に恐縮ですが、本パソコン内で

    重大な問題が生じました為、少し長くなるかも

    知れませんが、当分の間、「拙ブログ」を休筆さ

    せていただきます。

     再開の日まで、皆さん、どうかお元気で!

 渡邉良明  拝)

2013年8月 5日 (月)

徳冨蘆花の『謀叛論』(4 )

     【訂正】

    お早うございます。

   皆さん、お元気ですか?

   一昨日、皆さんへのご挨拶の中で、「お変わり

 ありませんか?」と書くべきところを、「お変わりあい

 ませんか?」と間違って書いてしまいました。

   些か、猛暑の影響を受けたようです(?)。

 いや、実は、当方の単なる不注意に由るものでした。

 謹んで、訂正いたします。

   尚、徳冨蘆花の『謀叛論』の続きは、次の通りです。


 もし、かような時にせめて山岡鉄舟(*下の写真と彼の書)がいた

ならば――鉄舟は忠勇無双の男、陛下が御若い時英気にまかせ

やたらに臣下を投げ飛ばしたり遊ばすのを憂えて、ある時イヤという

ほど陛下を投げつけ手剛(てごわ)い意見を申し上げたこともあった。

         Photo

            Photo


  もし木戸松菊がいたらば――明治の初年木戸は陛下の御前、三条、

岩倉以下卿相(けいしょう)列座の中で、面を正して陛下に向い、今後

の日本は従来の日本と同じからず、すでに外国には君主を廃して共和

政治を布(し)きたる国も候、よくよく御注意遊ばざるべくと凛然(りんぜん)

として言上(ごんじょう)し、陛下も悚然として御容(おんかたち)をあらた

め、列座の卿相皆色を失ったということである。

 

  せめて元田宮中顧問官(*下の写真)でも生きていたらばと思う。元田

は真に陛下を敬愛し、君を堯舜(ぎょうしゅん)に致すを畢生(ひっせい)

の精神としていた。

               Photo_3

  せめて伊藤さんでも生きていたら。 

――否、もし皇太子殿下が皇后陛下(*昭憲皇太后:下の写真)の御

実子であったなら、陛下は御考(おかんがえ)があったかも知れぬ。

  皇后陛下は実に聡明恐れ入った御方である。「浅しとてせけばあふるゝ

川水の心や民の心なるらむ」。 陛下の御歌は実に為政者の金誡である。

「浅しとてせけばあふるゝ」せけばあふるる、実にその通りである。


              Photo_4



  もし当局者が無暗に堰(せ)かなかったならば、数年前の日比谷焼打

事件はなかったであろう。 

  もし政府が神経質で依怙地(えこじ)になって社会主義者を堰かなかっ

たならば、今度の事件も無かったであろう。

 

  しかしながら不幸にして皇后陛下は沼津に御出になり、物の役に立つ

べき面々は皆他界の人になって、廟堂にずらり頭を駢(なら)べている

連中には唯一人の帝王の師たる者もなく、誰一人面を冒して進言する

忠臣もなく、あたら君徳を補佐して陛下を堯舜に致すべき千載一遇の

大切なる機会を見す見す看過し、国家百年の大計からいえば眼前

十二名の無政府主義者を殺して将来永く無数の無政府主義者を生むベ 

き種を播いてしもうた。

 

  忠義立(ちゅうぎだて)として謀叛人十二名を殺した閣臣こそ真に不忠

不義の臣で、不臣の罪で殺された十二名はかえって死を以て我皇室

に前途を警告し奉った真忠臣となってしもうた。

 

  忠君忠義――忠義顔する者は夥(おびただ)しいが、進退伺を出して

恐懼恐懼(きょうくきょうく)と米つきばったの真似をする者はあるが、

御歌所に干渉して朝鮮人に愛想をふりまく悧口者はあるが、どこに

陛下の人格を敬愛してますます徳に進ませ玉うように希(こいねが)う

真の忠臣があるか。 

  どこに不忠の嫌疑を冒しても陛下を諌め奉り陛下をして敵を愛し不孝

の者を宥(ゆる)し玉う仁君となし奉らねば已(や)まぬ忠臣があるか。

 

  諸君、忠臣は孝子の門に出ずで、忠孝もと一途である。 

孔子は孝について何といったか。色難(いろかたし)。 

  有事弟子服其労(ことあればていしそのろうにふくし)、 

有酒食先生饌(しゅしあればせんせいにせんす)、會以是為孝乎(すな

わちこれをもってこうとなさんや)。行儀の好いのが孝ではない。 

 また曰(い)うた、今之孝者是謂能養(いまのこうはこれよくやしのうを

いう)、至犬馬皆能有養(けんばにいたるまでみなよくやしのうあり)、

不敬何以別乎(けいせざればなにをもってかわかたん)。

 

  体ばかり大事にするが孝ではない。孝の字を忠に代えて見るがいい。 

玉体ばかり大切にする者が真の忠臣であろうか。もし玉体大事が第一

の忠臣なら、侍医と大膳職と皇宮警手とが大忠臣でなくてはならぬ。 

  今度の事のごときこそ真忠臣が禍(わざわい)を転じて福となすべき

千金の機会である。

 

  日本にも無政府党が出て来た。恐ろしい企をした、西洋では皆打殺す、

日本で寛仁大度(かんじんたいど)の皇帝陛下がことごとく罪を宥(ゆる)

して反省の機会を与えられた――といえば、いささか面目が立つではな

いか。

 

  皇室を民の心腹に打込むのも、かような機会はまたと得られぬ。 

しかるに彼ら閣臣の輩(やから)は事前にその企を萌(きざ)すに由(よし)

なからしむるほどの遠見と憂国の誠もなく、事後に局面を急転せしむる

機智親切もなく、いわば自身で下立てた不孝の子二十四名を荒れ出す

が最後得たりや応と引括(ひっくく)って、二進の一十(にっちんのいん

じゅう)、二進の一十、二進の一十で綺麗に二等分して――もし二十五人

であったら十二人半宛(ずつ)にしたかも知れぬ、――二等分して、格別

物になりそうもない足の方だけ死一等を減じて牢屋に追込み、手硬(てご

わ)い頭だけ絞殺して地下に追いやり、あっぱれ恩威並(ならび)行われ

て侯と陛下を小楯(こだて)に五千万の見物に向って気どった見得(みえ)

は、何という醜態であるか。



  啻(ただ)に政府ばかりでない、議会をはじめ誰も彼も皆大逆の名に恐

れをなして一人として聖明のために弊事(へいじ)を除かんとする者もない。 

  出家僧侶、宗教家などには、一人位は逆徒の命乞いする者があって

宜(よ)いではないか。 

  しかるに管下の末寺から逆徒が出たといっては、大狼狽で破門したり

僧籍を剥いだり、恐れ入り奉るとは上書しても、御慈悲と一句書いたもの

がないとは、何という情ないことか。

 

  幸徳らの死に関しては、我々五千万人斉(ひと)しくその責(せめ)を負

わねばならぬ。しかしもっとも責むべきは当局者である。 

  総じて幸徳らに対する政府の遣口(やりくち)は、最初から蛇の蛙を狙う

様で、随分陰険冷酷を極めたものである。

  網を張っておいて、鳥を追立て、引(ひっ)かかるが最期網をしめる、

陥穽(おとしあな)を掘っておいて、その方にじりじり追いやって、落ちる

とすぐ蓋(ふた)をする。 

  彼らは国家のためにするつもりかも知れぬが、天の眼からはまさしく

謀殺――謀殺だ。  【つづく】

 

 

 

 

 

 

2013年8月 3日 (土)

本日の痛快ブログ(13 )

    暑中御見舞申し上げます

  皆さん、お変わりあいませんか?

  本日の「痛快ブログ」は、田中宇(さかい)氏のもの

です。田中氏は、非常に優れた国際政治評論家です。

  むしろ、著名な国際政治学者と呼ぶべきかも知れま

せん。同氏の「情報」収集力や分析力は、卓越したも

のがあります。

  とりわけ、日本の従米政策の本質や将来像を知る

上で、田中氏の慧眼は、たいへん有益だと思います。

  本日、転載させて頂きましたブログからも、非常に

多くの事を学べると思うのです。

 どうか、よろしくご精読ください。

 

  さらに弱くなる日本

   2013年7月20日  田中 宇



 ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)に、日本の財政について興味


深い記事が載った。日本政府は、7月14日の閣議で、経済テコ入れを

優先するため財政赤字(公的債務)の総額を減らす努力を2020年まで

行わず、21年から赤字削減に努力することを決めた。

  しかし日本政府は、累積財政赤字に関する長期予測を2023年の分

までしか持っていない。2024年以降の日本の財政赤字がどうなるか、 

日本政府はまったく予測を立てていない。同記事はそう指摘している。 

Firing Blind in Tokyo


 日本政府の累積財政赤字はGDP比220%で、先進諸国の中で

最悪だ。 

 それなのに政府は、景気回復を優先するとの口実で、2020年までは

財政赤字の削減努力をせず野放図に赤字増を続け、21年から努力を

開始するものの、24年以降の分については赤字予測すら立てていない

で不明確なままだ。

  財政赤字の長期展望について、民間の研究者は予測を出しているが、

日本政府自身は何も予測していない。

 景気が悪いときに財政緊縮策を一時的にやめるのは納得できるが、

緊縮策を再開した後にどう緊縮していくかという長期展望を立てないの

は危険だとWSJは警告している。

 10年後までしか考えていない日本と対照的に、米国のCBO(議会の

予算事務局)は75年先までの財政予測をしている。

 

 WSJによると、三菱総研は長期予測を出している。総研は、日本の

累積財政赤字が、2015年のGDP比193%から、2030年に同270%

に増えると予測している。しかもこの予測の前提は、10年もの国債金利

が2%以上に上がらない場合だ(今は0・8%台)。

 日本国債に対する信用が低下して売れ行きが悪化し、同金利が2025

年以降に3・4%に上がると、2030年の赤字はGDP比300%に、

5・4%に上がると350%になる。日本の財政赤字が300%以上になる

と、財政破綻や金融危機が起きる危険が増すと指摘されている。 

Jim Rogers on bond bubbles, buying gold and the Japan disaster

 

 今はまだ日本国民の貯蓄率が高いので、日本人の貯蓄が金融機関を

通じて国債購入に回り、日本国債の9割以上が国内の買い手だ。

 しかし貯金が多いのは、雇用が安定して貯蓄が比較的容易だった終身

雇用時代を生きた中高年(団塊の世代)だ。

 

 今の若年層は、雇用が不安定で貯金が少ない。日本の貯蓄総額は

減少傾向にあり、国債を国内の買い手でなく、外国人投資家に売る

比率が高まる。

 国内の金融機関は日本政府の監督下にあるので買った日本国債を

売らないが、外国人は国債を安く買いたたこうとして債券相場を揺るが

し、国債金利を引き上げかねない。GDP比350%という返済困難な

財政赤字は、非現実的な数字でない。 

  この件は、以前の記事にも書いたことがある。

 

 日本政府が財政赤字の長期予測を出していないと指摘するWSJの

記事を読んで私は「やはり日本政府(財務省、官僚機構)は、財政赤字

を意図的に増やしてきたのだな」と感じた。 

  私は以前から、質素倹約を重視する日本人の民族的気質と、ここ20年

ほどの財政赤字の野放図な拡大は矛盾していると考えてきた。

 世界的に日本人と並んで質素倹約を好むドイツ人は、EUの緊縮政策を

先導しており、民族的な気質と政府の言動が一致している。

 

 日本政府が1980-90年代以降、財政赤字を意図的に増やすように

なった背景には「対米従属」の国是があると私は推察している。

 70年代から米国が財政赤字拡大の体質になり、経済大国となった

日本が強い財政を持っていると、日本が米国より健全になってしまい、

日本が米国の下位に居続ける日本の対米従属の国是が維持しにくく

なる。

 だから日本の官僚機構は、過疎地での(地元の雇用の一時的な増加

以外に意味のない)無意味な公共事業の大盤振る舞いや、90年代の

不動産金融バブル崩壊の悪影響を長引かせて「失われた20年」を演出

したりして、日本の財政や金融の体質を意図的に弱くしてきた。

 そのような私の分析をふまえると、日本政府が10年以上先の財政

赤字の予測を出さず、赤字が減りにくい状態を作っているのは納得

できる。(経済覇権国をやめるアメリカ

 

 明日の参議院選挙で、自民公明の連立与党が衆参両院の過半数を

制すると予測されている。参院選挙は「アベノミクス」に対する国民の

信任とみなされるだろう。

 

 アベノミクスの3本の矢の1本目が、財政赤字を増加させて大きな景気

対策をやることだ。短期的に、日本人の何割かは懐が豊かになり、歓楽

街の人々も喜んでいる。しかし長期的には、日本の財政破綻や金融危

機のリスクが増している。

 

  そして、このリスクは官僚機構にとって意外なことでなく、日本が対米

従属を維持するために米国にひけをとらない弱い財政体質を持つため

の隠れた政策の「成功」を意味している。

 

 アベノミクスの2本目の矢である日銀の量的緩和策(円を大量発行し

て国債などを買い支える)も、米国債の崩壊を買い支えによって止めて

いる米国連銀の量的緩和策(QE3)を支援するためのもので、対米従

属の国是に沿っている。

 

米国を真似て財政破綻したがる日本 

 3本目の矢である経済構造改革については、安倍政権がまだ内容を

明確にしていない。そのため、むしろ米国のWSJ紙などが「日本は米

企業のためにもっと市場を開放せよ。そうでないと改革と呼べないぞ」と

いった我田引水的な論文を載せ、日本に圧力をかけている。

 ジョージ・オーウェルの「1984」的な「腐敗こそ改革」である。

Mr. Abe's Missing Arrow

 

 とはいえ、オバマ政権が米大手企業の言いなりになってアジア諸国

に市場開放を迫ってくるTPPが「すばらしき自由貿易圏」で、日本も万難

を排して参加せねばならず、「日本の農業は必ず守ります(という名の

『百姓は黙ってろ』)」的な発言が席巻する状況には、オーウェルもびっく

りだろう。

 最近「日本を取り戻す」という文字が踊るポスターがあちこちに貼って

ある。だが今の政策は、矢の3本とも、長期的に「日本をより大きく

失う」方向に飛んでいる。もともと何も「取り戻す」必要がなかったのに、

 

 無意味なもめ事が誘発され、そのあと「取り戻す」押し売りが来て、結局

は「失うことこそ取り戻すこと」になる。

 また、政治家らが「日本を強くする」とがんばるほど、日本は弱くなる。

これらも、末世のオーウェル的だ。尖閣で中国と対立するのは愚策

Ford lashes out at Japan's entryinto TPP trade talks

 

 参院選挙で衆参両院の多数派を自公がとり、安倍首相の人気が続い

ている間に、消費税の値上げを実行しようと、官僚機構(財務省)が安倍 

を操作している。

 

 消費税を引き上げて税収を増やし、財政赤字削減に役立てようとして

いる。しかし、消費増税による国内消費の減退は、景気を悪化させ、政府

が目標としているデフレの解消も遅れ、悪影響が大きい。

Japan is not ready for the fourth of Shinzo Abe's arrows

 

 欧州や中近東、中南米などでは、消費税が20%近い高率の国が多い

が、これらの国々の町には、飲食店やコンビニなど、小売り店が、日本

など東アジア諸国よりずっと少ない日本など東アジア諸国の市民は、

店が多いので、少額の買い物や外食を頻繁に行っている。

 このような日本の東アジア的な消費文化のもとで、消費税を10%、

15%と上げていくと、それによる消費減退の悪影響は、他地域の 

諸国に比べて大きいことが懸念される。

 

 衆参両院を制した安倍政権が進めそうなもう一つのことは憲法改定、

憲法9条の撤廃だ。これも、対米従属から派生している現象だ。

 米政府は、日本政府が「思いやり予算」などの財政措置によって、

在日米軍の駐留費を出してくれる限り、タダ飯を食えるので沖縄に軍事

駐留しようと考えている。ただし、在日米軍は、有事の際の日本の防衛

を担当しない。

 80年代まで、米軍は日本の有事防衛を担当する気があったようだが、

90年代以来、米国は日本に防衛的な自立を求め、 ここ数年、米国の

財政難とともに、その要求が強まっている。

 それに加えて米国は日本に対し、日米同盟を維持したいなら、米国の

海外派兵に日本が(金銭的にでなく)軍事的に協力せねばならないと

いう要求を強めている。

 米国の圧力を受け、日本政府は、憲法9条の考え方を廃棄し、米国

の求めに応じて日本の軍隊が、米軍の指揮下で自由に海外派兵でき

ることを目標にしている。ニューヨークタイムスが示唆するとおり、沖縄

は日本から独立する道を探るしかないのかもしれ ない。

In Okinawa, Talk of Break From Japan Turns Serious

 

 日本政府は軍備増強に力を入れている。だが、国民生活や国家を

外国からの破壊から守るために必要な事項のうち、軍事的なことは、

ごく一部にすぎない。 

 軍事の前に外交、外交の前に国際的な経済と政治の構造分析が

必要だ。日本では、軍事的なことを叫ぶ人が非常に多い半面、外交

技能や国際情勢分析の深化について語る人が非常に少ない。

 ドルや米国債が、バーナンキの発言ひとつで崩れかねない、非常に

不安定な状態になっていること、中東情勢から気候変動までの国際

政治の多くの分野で、米国の統制力が弱まり、中露などの主張を抑止

できなくなっていることなどを見れば、対米従属一本槍の今の日本の

戦略に問題があることは容易に感じ取れる。

 それなのに、日本を守る策として、中国の軍事的脅威に対抗すると

いう口実の軍事増強だけがもてはやされている。官僚機構の一部で

あるマスコミが衆愚的な策を続けているため、日本人の思考能力が

急速に退化している。 

Japan and China Make Smartphones, Not War

 

 先日、フランスのファビウス外相がメキシコを訪問し、5年前のひとつ

の刑事事件を機に悪化したままだった両国の関係を改善させた。

 その訪問時に仏外相は演説で「世界は(冷戦中の米ソ)2極体制か

(冷戦後の米単独覇権)1極体制を経験した。今、仏墨両国は、世界

(の各地の極)が対等に均衡する多極型の世界ができることを望んで

いる」と述べた。 

France's foreign minister, in Mexico to bury hatchet, says U.S.

no longer dictates world events

 

 思い返せば、リーマンショックの直後、基軸通貨としてのドルの機能の

喪失を前提に、G7の機能をG20に移すことを提唱し、米国に了承させ

たのはフランスのサルコジ大統領だった。

 さすがフランスは、世界の覇権動向を見ている。フランスは、米国が

(意図的に)失敗させている麻薬戦争の悪影響で政治や社会が崩れて

いるメキシコに「ドルや米国債が崩壊しそうなので(崩壊後?)一緒に

多極型世界を作ろう」と呼びかけに来た。

 メキシコは、フランスが発する地政学的メッセージを理解し ただろう。

「ブレトンウッズ2」の新世界秩序

 

 しかし、仏外相が日本に来て同じ呼びかけをするとは考えられない。

日本の官僚機構はそれに呼応しないし、その手のことを何も知らされて

いない国民は、地政学的な呼びかけを理解できない。

 地政学的な転換をクーデター的に試みた鳩山政権はすぐに潰され、

鳩山は頭のおかしな人というレッテルをマスコミに貼られた。鳩山の

クーデターに驚愕した官僚機構が、全力で対米従属の体制を建て直し

た結果として存在するのが、今の安倍政権だ。

多極化に対応し始めた日本

 

 日銀や日本政府が円や国債の大増刷をやり、自らを危険にさらしつ

つ米連銀の量的緩和策をやって、それでドルと米国債が危機を脱して

復活するなら、日本は、復活した米国に対米従属し続けられ、なおかつ

日本が米国より弱い状態になるので、日本が米国覇権のためにすすん

で人柱になって自滅することも(少なくとも官僚機構にとっては)意味が

ある。

 だが、日本が自滅的にドルと米国債の身代わりの人柱になっても、

米国が延命できる期間がやや伸びるだけで、復活への転換につながら 

ないだろう。

 長期策として、米国が経済システムを転換して復活をめざすなら、

先進国である日本でなく、新興市場国で発展の余地が大きい中国と

組み、中国の経済成長を内需主導型に転換するのを助けた方が良い

(日本も)。BoJ says Japanese economy is `recovering') .

 

 米政府は昨年から「景気はゆるやかに回復している」と言い続けてい

るが、景気回復の要となる雇用は回復していない。雇用統計上は回復

が示されているが、それは職探しをやめて雇用統計から外れる人が

増えるようにしむけた結果だ。

 

 米国の「景気回復」は当局と金融界とマスコミが作ったイメージで、

金持ち以外の米国民は景気回復を実感できていない。金持ち以外が

景気回復を実感できていないのは、日本も同様だ。

 最近、日銀が景気回復を宣言したが、これは米国を真似て、当局と

マスコミなどが作ったイメージであり、時期的に見て選挙対策と疑わ

れる。  【了】

2013年8月 2日 (金)

本日の痛快ブログ(12 )

  皆さん、お早うございます。

 
  お元気でしょうか?

 今日、様々な「情報」が飛び交っています。

中には、どんなに新しくても、偏った、邪悪な内容の

ものがあります。

  最近のマスメディアの発するものは、大体、このよう

な類いのものです。

 しかし、他方では、たとえ古くても”時”を超えて、

その価値の減じない素晴らしい「情報」があります。

  できれば、後者のような「真の情報」に親しみたいも

のです。



  本日、皆さんにご紹介いたしますものが、

実は、そのような類いのものです。

  丁度、2年前のものですので、“古い”かも知れ

ません。

 でも、その内容は、今でも、いや、今後益々、価値

のあるものとなりましょう。

  具体的内容は、ベンジャミン・フルフォード氏の

「講演」(1)~(5)です。

 どうか、下線部分をクリックなさり、よろしくご視聴く

ださいませ。



   ベンジャミン・フルフォード氏の講演

  (「地球維新」の集まりにて: 2011.6.22)

  (1)  来日前は、“洗脳されていた”フルフォード氏

      かつては”高い志”を持っていた官僚たち

         1985年に、米の対日外交は、露骨な”脅迫外交”へと変貌した。

    野村証券のVIP口座によって、反対派を懐柔

    欧米による”日本潰し”キャンペーン 、 住専スキャンダル、

    数多くの不審死

          http://youtu.be/aRJ02-2Vw9c


 (2)  本間忠世氏(日本債権信用銀行社長)は、無残にも殺人の

    プロたちによって 殺害された(2000年9月19日)。

      拉致被害者、日本帰国の真相

     フルフォード氏も殺害される危険性があった(サハリンのカジノ

    にて)。

    中丸薫女史との出会い→自らの「覚醒」、 9.11 アメリカの自作

    自演

     連綿と続く偽旗作戦――もちろん、「真珠湾攻撃」も

    9.11勢力とは?――欧州の貴族

         http://youtu.be/VIrP1jO2pfI


 

  (3) 超国家勢力(=アウトロー)の存在

         ”殺るか、殺られるか”が、欧州貴族の究極の「思考回路」

    フルフォード氏に対する、「仲間」への誘い

        竹中平蔵の悪業――日本の大手銀行を、欧米資本(ロスチャイ

                  ルド、ロックフェラー)の手中に。・・・・

                  「ミサワホーム」の乗っ取り etc

        フルフォード氏に対するフリーメーソンへの誘い、人口削減計画

    黒龍会、 ロシア革命の真実

    世界の三大勢力   ①  大英帝国 (ロスチャイルド、フリーメーソン)

                ②  ドイツ王族と騎士団 (ツーレ協会、スカル

                  &ボーンズ)

                ③  バチカン  (ローマ法王、イエズス会、マフィ

                  ア)  この他に、ユダヤ・マフィアもいる。

    50億人削減計画の存在、  第三次世界大戦を望む人々

    「悪魔教」を崇拝、  全人類奴隷化(=家畜化)計画

      「キューバ危機」は、第三次世界大戦(=核戦争)起こすために

    企てられた。

   (今後は、)イランとイスラエル間の限定核戦争から全面核戦争を

    画策

         http://youtu.be/Wf4yt7zuzF4


  (4) 水面下での「経済戦争」、“貨幣を造る“人々の暗躍

       ケネディ大統領は“貨幣を造る“権利を、米国議会(=国民)

      に移行しようとした(*暗殺された原因の一つ)。

      日本銀行は、(英国銀行やFRB同様)、全くの“民間“企業。

      ケネディと非同盟諸国(インドネシアのスカルノ大統領)の世界

      平和計画

       共に、アジア、アフリカ、南アメリカの発展を推進しようとした。

     (結果) ケネディは暗殺され、スカルノは、失脚させられた。

       ドル紙幣を刷り過ぎた(FRB)。→すでに壊れている「金融シス

      テム」

      紙クズ以下のアメリカ国債

      米国経済の崩壊(アメリカの統計は、ウソだらけ)

          「世界は、商店街。日本は、バーのママさん、アメリカは、その

     ジゴロ(暴力を振るう、性悪なヒモ)。」

              http://youtu.be/kGcmNoms_aE


    (5)  3.11人工地震

      1970年代、米ソ間で、地震兵器の相互不使用を条約化

      太平洋戦争末期(1944年)、アメリカは、伊勢湾(=名古屋市

      周辺)で、原爆による地震兵器を使用済み。

      沈没したロシアの原潜「クルスク」から、原発4個が盗まれた。

       → 結果、東北沖にいた「地球号」に持ち込まれた。

      
      2011年3月9日に、カート・キャンベル(前米国務次官補、GE

      の代理人)が、或る日本の政治家に、福島県内の「ゼオライト

      利権」を与えることを約束。

              3.11の1ヶ月前、(東日本ハウス」の株が、大幅に値上がり

      した。

      望まれる「ロスチャイルド、ロックフェラーマフィ

     ア」の失脚

          様々なフリー・エネルギーの技術

      (例)スタンリー・メイヤーが、水力自動車を発明(本人は、毒殺

         された)。

      1000歳まで生きる科学技術も、決して夢ではない。

      人々が覚醒すれば、奴隷支配からの解放が実現される。

      こういった「事実」を知ることの大切さ。―

      今後、必ず起こる、一般人による世界革命。           

               http://youtu.be/ymthk0pne4Q                     【了】

 

 

 

 

 

2013年8月 1日 (木)

本日の痛快ブログ(11)

    皆さん、お早うございます。

 

  お元気でしょうか?    早いもので、今日から8月です。

    ところで、今夏も、記録的豪雨が、中国地方を襲いました。

 水害に見舞われ、甚大な被害を受けられた方々も、数多くいらっしゃい

ます。心より、お見舞い申し上げます。

    実は、昨夏は、阿蘇地方を始め九州北部地方が、 多大な被害を受け

ました。

     私の住んでおります熊本市内を流れます白川が、所によって、氾濫

しました。

  普段、穏やかに流れている川が、時として、激しい濁流となって流れ下

るさまは、 人知の及ばぬ自然の限りなき猛威を感じさせます。


   さて、今日は、「本日の痛快ブログ」といたしまして、志岐武彦氏(=

「一市民が斬る!!」氏)のブログを、転載させていただきました。

  志岐氏は、まさにご本人自身が”末期的”と呼ばれる法曹界の闇を暴

”良心の闘士”として、日本にかけがえのない方です。

  同氏は、小沢一郎氏がいかに不当な弾圧や迫害を受け、それがために、

本来なら、「総理」の立場に当然座るべき同氏が長い間、不当な冤罪の

被告人」として貴重な時間を削がれ、多くの国民に誤解、誹謗・中傷され

続けいる姿を、見事に活写・告発しています。

  より多くの日本人が、志岐氏の言葉に耳を傾けるべきだと思うのです。

  「本日の痛快ブログ」は、他の方のを交え、今日より3回、連載いたし

ます。

  すでにお読みになられた方も多いかと思いますが、志岐氏の言葉は、

次の通りです。



 7月27日 「検察架空議決」は世界に類を見ない 

                 最高裁判所犯罪! 

        これが民主党革命政権を潰した! 



    前ブログで、「大新聞が書けない”小沢謀殺”驚愕の真実」と書いた。 

 7月25日 大新聞が絶対に書けない"小沢抹殺"驚愕の真実!

  (*その文章は、以下の通り)

  普通の市民が調べた小沢抹殺の真相です。

 拙ブログに書き続けたことをまとめたものです。

 

 1.2009年3月、検察は西松事件をデッチ上げ、大久保隆規元秘書起訴

   大メディア、民主党反小沢派、自民党の小沢たたきで小沢代表辞任

 

 2.2009年5月、改正検察審査会法施行

   (2度の「起訴相当」議決で強制起訴を可能にした。)

 

 3.2009年5月、最高裁は、東京地裁管内に東京第三、第四、第五

   第六の4つの検察審査会を新設(架空議決のため「審査員のいない

   検察審査会」を新設)

 

 4.2009年6月、二階俊博西松事件を東京第三検審で「不起訴不当」

   議決で実質的に不起訴にして助けた(架空議決)。

   ―2009年8月衆院選挙で民主党圧勝、鳩山内閣発足―

 

 5.2009年12月、検察は、鳩山偽装献金事件で捜査もせず鳩山氏の

   上申書「私は一切知りませんでした」をもらい不起訴処分とした。

 

 6.2010年2月、検察は陸山会事件をデッチ上げ

   小沢氏を不起訴処分としたが、3人の元秘書を起訴した。

  (検察と大メディアが結託し、虚偽報道を混じえ小沢ダーティ―イメージ

   を作り上げた。)

 

 7.2010年4月26日、鳩山偽装献金事件を東京第四検審で「不起訴

  相当」議決。この事件を終了させた(架空議決)。

  (司法当局と鳩山氏の間で、事件を不問にする代わりに「しかるべき

  時期の退陣」 「退陣の際の小沢氏道連れ」の約束がなされた?)

 

 8.2010年4月27日、小沢陸山会事件を東京第五検審1回目審査で

  「起訴相当」議決(架空議決)

 

 9.2010年6月2日、鳩山首相退陣、その挨拶で「小沢幹事長も職を辞

  して頂きたい。 クリーンな民主党を作っていきましょう」と言い、小沢氏を

  無役にした。(これで小沢総理の芽は摘まれた。)

 

 10.2010年9月8日「これから審査が本格化する。(2回目審査の)議決

  は10月末になる」と主要6紙にリーク(10月末「架空議決」する予定を

  発表)

 

 11.2010年9月14日、代表選に出馬した小沢氏が総理になる可能性が

   生じたので、「架空起訴議決日」を9月14日に早めることにした。議決

   発表10月4日。

  (小沢氏が総理大臣になってしまえば、「架空起訴議決」はできないの

   で、その前に議決したことにした。これで小沢氏を完全に潰した。)

 

 12.2012年4月、最高裁と検察は「架空議決」がばれそうになったので、

   「検察の捏造報告書」を流出させ、捏造報告書誘導説を広めた。

 

 13.2012年4月26日、小沢氏の無罪判決 

   その後、嘉田・小沢の「未来の党」は2012年12月の衆院選で大敗。


 2013年7月の参院選で、小沢の「生活の党」は全敗した。

 小沢氏は完全に抹殺されたということだ。
 

 国民は、旧自民党、民主党反小沢派、最高裁、検察、メディアが画策し

た小沢抹殺の真実を知らない。

 だから、ダーティーイメージだけが残った小沢氏を、国民は支持しな

かったとみる

 大新聞が報道をしてきた小沢事件と、私達市民が調べたそれはあまり

にかけ離れている。 ぜひ、このことに気づいてほしい。2013年7月25日 )



 (*これより、27日の掲載文)

 ≪最高裁はさすが!検察が大捜査しても起訴できな

かった小沢氏を刑事被告人に≫

  検察は西松事件をでっち上げた。だが、小沢氏を起訴できなかった。 

さらに、陸山会事件をデッチ上げた。 

  捜査費は30億円とも言われた。新聞記者まで聞き取り捜査に動員さ

れた。だが起訴できなかった。それを最高裁が起訴したのだ。

  ≪最高裁判所が組織ぐるみで、計画的に行った

大掛かりな犯罪≫



   
犯罪の手順

  ①  2度の「起訴相当」議決で強制起訴できるよう検察審査会法改正 

  ②  「審査員のいない検察審査会」を新設 

  ③  検察審査会事務局に「起訴相当」の議決書を創作させ発表し、

   小沢氏を刑事被告人にした。 

   *犯罪は、盛り沢山 

  ・  検察審査会法違反 

  ・  公文書偽造多数 

  ・ 公金横領(審査員日当旅費のネコババ)

 

  ≪もしも、最高裁の架空議決犯罪がなかったと

 したら≫

   2009年3月~2010年2月(以下は、過去の事実)
 

  1.2009年3月、検察は西松事件をデッチ上げ、大久保隆規元秘書起訴 

    大メディア、民主党反小沢派、自民党の小沢たたきで小沢氏辞任

 

  2.2009年5月、改正検察審査会法施行 

    (2度の「起訴相当」議決で強制起訴を可能にした。) 

   ― 2009年8月衆院選挙で民主党圧勝、鳩山内閣発足―

 

  3.2009年12月、検察は、鳩山偽装献金事件で捜査もせず、鳩山氏の

  上申書「私は一切知りませんでした」をもらい不起訴処分とした。

 

  4.2010年2月、検察は陸山会事件をデッチ上げ、小沢氏を不起訴処分

   としたが、3人の元秘書を起訴した。 

    (検察と大メディアが結託し、虚偽報道を混じえ小沢ダーティーイメージ

  を作り上げた。)



  2010年4月~2010年6月(公正なくじで選ばれた検察審査員がいたとし

  たら) 

 5.2010年4月頃、鳩山偽装献金事件で検察審査会は「起訴相当」あるい

  は「不起訴不当」議決を出した可能性が高い。 

    「起訴相当」なら鳩山氏は総理辞任となり、その時点で小沢総理が

  誕生したと思われる。

 

 6.2010年4月頃、小沢陸山会事件で検察審査会は「不起訴不当?

  (*起訴不当か?)」か「不起訴相当」の議決を出した可能性が高い。 

    (検察審査会が存在したら、「起訴相当」議決はない。) 

  この時点で、小沢無罪が確定する。

 

 7.2010年6月2日、鳩山氏は、首相退陣の際、不起訴になった小沢氏を

  道ずれにすることは出来ない。この時点で、小沢氏を後継に推さざる

  を得ない。 

    〔結果〕 ≪菅首相、野田首相の誕生はなかったし、安倍政権の復活

          もなかった。≫

   もしも、最高裁の検察架空議決犯罪が無かったら、 

  菅氏と野田氏が首相に推される場面は生じない。 

  小沢民主党政権が4年の満期まで続いていた可能性が高い。

 

    この間、 

  消費税増税決定もなかっただろうし、TPP参加もなかっただろう。 

  憲法改正論議も出なかっただろう。 

  福島原発事故で、原発廃止に舵は切られただろう。

 

     そして、今夏4年ぶりの衆院選挙を迎えていたのではないだろうか。 

  その選挙では、一般市民・民主党  対  官僚・自民党・メディアの壮絶

 な闘いで、今頃大いに盛り上がっているのであろうか。 

    最高裁判所の不法なイカサマ政治介入は世界でも例がない。 

  そして、その政治介入が日本の政治を暗転させた。 

   大げさに言えば、日本の歴史を変えたと言える。    【了】

 

 

 

 

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