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2013年7月26日 (金)

本日の痛快ブログ(10 )

  皆さん、お早うございます。 

暑い中、お元気ですか?

 今日も、「本日の痛快ブログ」を掲載させていただきます。

 

  著名なブログ「反戦な家づくり」を執筆しておられる山岸飛鳥氏は、

卓越した「木づくり」の一流建築家であるに止まらず、積極的に政治

・社会活動に関わることで、日本を少しでも良くしたいと考えておられ

る傑物です。

 

  ご自分のブログのサブタイトルにも「木の家をつくる建築家。国産材

と自然素材で 平和な家を作ります。戦争と放射能は人間と共存できま

せん。地上から無くすためにはどうしたらいいのか、毎日考えています

と書いていらっしゃいます。 

 

  「戦争と放射能は人間と共存できません」という言葉こそ、まことに至言 

です。 日の痛快ブログは、「賽銭箱と投票箱」(7月22日)というものです。


 

 

 

  賽銭箱と投票箱 

 

 

  今回の選挙結果は、ある程度予想していた範囲ではあり、がっかりは 

しているけれども、昨年末のような衝撃を受けてはいない。  

  昨年末340万票あった未来の党の比例票が、今回の生活の党では 

94万票まで激減した。 

  私は140万くらいかと思っていたので、さらに少ないとはいうものの、 

驚愕することはない。(*下の写真は、賽銭箱と投票箱) 

 

Photo

         Photo_2

  他の国は事情を知らないが、日本で投票先が一極集中になるのは、

考えてみれば 納得できる。なぜなら、日本での投票行動は、現世利益

だからだ。



  マクロな意味で、投票先は「明日のパン」をくれるところだった。
 

これは、ず~~~とそうだった。

  税金をばらまく自民党か、賃上げのための社会党か、という選択だ

った。どちらも、それなりにそのご利益のある間は大きな勢力を保って

いた。



  しかし、労働組合が潰されてその効能がなくなると社会党も潰れて

いった。 

  そして、冷戦が終結し、経済成長期も終焉する中で、税金のバラマキ

も国民に行き渡らなくなり、むしろむしり取られることが見えてくると、

さすがの自民党も野党に落ち、生活を守ってくれそうな民主党が大勝

した。



  ところがどっこい、「国民の生活が第一」と言っていた人たちは党内で

手足を縛られ、裏切り者どもが自民党と大差ない政治をやらかした。

 

  上げて落とす心理効果は絶大で、マスネディアの攻勢もあいまって、

やっぱ自民党のほうが頼りになる、と思い込んでしまった。

  で、アベノミクスとかいう、まるで風説の流布みたいなことをやらかして

株価を操作し、明日のパンが欲しい人はこぞって自民党に投票した。

 

  争点がどうのこうのと、選挙の度に報道されるが、本当の本音は、

どの選挙も争点は「明日のパン」だ。 

  それ以外だったことなんてない。 

 そして、それはそれで正直な「民主主義」なのであって、その投票

行動自体に文句をつける筋合いではない。



  もちろん、自民党がご飯を食べさせてくれるというのは、ずっとずっと

騙されているのであって、その意味では「民主主義」なのか?という疑問

もないではないが、騙そうするのも権力のお約束なのだから、騙しのない

民主主義なんて、この世には存在しない。



  その意味では、今回の自民圧勝はまず間違いないだろうと、予測せざ

るをえなかった。

 

 アベノミクスなんていうまんじゅうは、泥まんじゅうならまだしも、毒まん

じゅうなんだということに気がつくまでには、まだしばらく時間がかかる

だろう。

  ただ、そうして投票行動の中でも、数は多くないけれども、少し違う動

きは必ずある。

 

 色々批判もあるが、共産党は常に450~500万票を獲得している。

共産党に入れてもあまり現世利益はないから、これは違う行動原理と

いえる。

 

  また、社会党が崩壊して、あまり現世利益のなくなった社民党も300万

票くらいはとってきた。 

あわせて800万ぐらいの人は「明日のパン」が第一ではない投票行動 

をとってきた。 

 今回の参院選でも、52%という投票率でも720万くらいは「明日のパン」

じゃない投票をしている。



  では、いわゆる自由党600万票はどうなったのか。
 

今回の生活の党94万票の半分がここから来ているとしても、ほぼ雲散

霧消してしまった。 

  自民党に戻ったのか、みんなの党に行ったのか、民主党に籠っているの

か・・・

 

  歴史的に、日本の投票箱は、現世利益を求める賽銭箱と区別されて

こなかった。
 
  それはアカンやろ、と思っている人がざっと800万人いる。
 

この800万人が、まずはどうするか、だ。 

  うち、300万くらいは固い固い共産党支持者だ。 

共産党が受け皿としての機能を維持し続けてきたことは、何やかんやと

言っても特筆に値する。

  私自身、大阪選挙区では4人目の共産党を通すべきだという現実的な

選択をした。 

共産党の組織力は見習わなくてはならないだろう。

 

  ただ、共産党の最大の目的は組織温存だ、という点も見ておかなくては

ならない。 

 政策は良いことを言うのだが、常に少数政党であることに満足し、どこま

で本気なのか・・・・ 

  そして、本気で政権をひっくり返して、言行一致させようと言う勢力が現

われると、決まって後ろから石を投げる。



  できるだけの連携はするべきだが、300万くらいの固い固い人たちは、

どこまで行っても固い固いままだろうと想像される。 

  すると、残り500万。

 

 これだけの人が、「明日のパンを第一」にせざるをえないところまで追い

込まれず、あるいは追い込まれていても高楊枝でやせ我慢しながら、

自分で判断しながら投票している。



  政治家の側から言えば、まずはこの500万に「もう一回できるかも」

思わせる舞台作りをすること。 

  500万人の市民の側から言えば「俺がやらなきゃ誰がやる」という

状況なんだと自覚すること。



  詳細は、また明日にでも書きたいと思っているが、とにかく、今はエン

ジンを始動する前の、バッテリーとセルモーターを準備しなくてはならない。

  政治家は、俺についてこいじゃなくて、もっと市民に頼るべきだし、市民

は文句垂れる前に動かなきゃ、ということだ。



  山本太郎さんが当選したことは、ほぼ唯一の光だった。

 (*下の写真は、選挙中のものです。)

                  Photo_7

            

  もちろん、糸数慶子さん勝利の意義は絶大だが、こちらは

本土側はむしろ何もできなかったという忸怩たる思いが強い。 

    (*これも、先年の選挙中の一シーンです。) 

              Photo_8

          


  彼(山本氏)の覚悟とやり方に、生活の党も社民党も、学ぶべきだろう。
 

政治家というもののあり方、立ち位置が、これまでの「政治家」とはちが

っている。

 

  と同時に、山本太郎は身の危険を自覚しながら国会に乗りこむ。 

勝利の記者会見でも、万歳もせずニコリともしていなかった彼の姿を見

た人も多いだろう。


  86年前、やはり国会で孤軍奮闘していた山本という議員がいた。

山本宣治は1929年、治安維持法への国会での反対討論を封じられ、

その直後に右翼に暗殺された。その時の日本人は、山宣を守らず一人

にしてしまった(*下の写真は、山本宣治)

                   Photo_4

                     Photo_9


  山本太郎は、自分をウォッチングして欲しい、と言っていた。圧倒的な

注目があることが自分の身を守る、と。 

  意識的に注目するという意味と、視覚的にユーストなどで注目すると

いう、両方の意味があるだろう。

 

  いずれにしても衆人環視で山本太郎の身の安全をはからなくてはなら

ない。山本太郎を、第2の山宣にしてはならない。  【了】


   この最後の言葉は、私も全く同感です。 

また、実は、この言葉を、皆さんにお知らせしたく、 

この度の山岸飛鳥氏の貴重なブログを転載させて

いただきました。 

  山岸氏と同様、あくまで、山本太郎氏を守り抜く

国民の一人でありたい、と思うのです。

  (渡邉良明   拝)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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