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2012年11月27日 (火)

水浦征男師の『この人』(完)

   12月16日(日)の総選挙を控え、日々、慌ただしくなって参ります。

3年前の総選挙で落選の憂き目を見た自民党議員は、今年の総選挙

での復活を確信して、日々、精励していることでしょう。

  反面、民主党議員(特に、一期)の中には、すでに心の奥では、

“都落ち”を予感している人々も多いかと思います。

  そんな中、敢えて、民主党を離党(あるいは脱党)した議員もいます。

”野田政権は、本来の民主党ではない。マニフェストの精神も、全く踏み

にじられている”と考える彼らは、新しい道を模索しています。

  今日、話題の方も、そんな議員の一人です。

水浦師のインタビューは、次のようなものでした。


    苦節一○余年、国会議員に初当選
 

 
                           衆議院議員   山田正彦さん 

 
   『山田さん悲願達成』<苦節十四年>  「万歳コールも格別」。

  去る七月十八日の衆議院議員選挙の翌日に長崎新聞におどった見出

しである。

 

  悲願の当選を果たしたのは五島・福江市出身の山田正彦さん(51)

(*下の写真)だ。

              Photo


 衆議院を目指すこと四度、「もうこれが最後」と決めて打って出た選挙で、

ついに念願の代議士になった。

  山田さんは、先の選挙で新しく選ばれた511人の代議士の中で、おそ

らく唯一のカトリック信者だろう。

  五島列島といえば、キリスト教とは縁の深い土地柄だが、人口比率から

すれば、信者の占める割合は少ない。山田さんも生まれながらのカトリッ

ク信者ではない。

 

  山田さんは、早稲田大学を卒業して、司法試験に合格、長崎で修習生

になった。Photo_2
 ところが、仕事が性に合わないと感じて、故郷・五島を日本の食糧基地

にしよう、と思い立った。

  牧場経営に乗り出したが、折しもオイルショックに見舞われ、あえなく

倒産。

 

 借金を返すために、長崎で弁護士を開業。その頃、仕事上「サラ金」に苦

しむ人々と出会う。

  今度は、「国会に出て、法律を作り替える立場にならなければ」と思うよ

うになり、政治家を志す。
 


  1979年(昭和54年)長崎一区から初出馬。佐世保に居を移して、86年

と90年には長崎二区から代議士を目指したが、苦杯をなめた。

  今回の総選挙は山田さんの四回目の挑戦だった。7月18日午後8時

40分過ぎ、長崎二区の山田正彦さんは当選確実となった。長崎県の

当選確実第一号である。

  「苦節一○年といいますが、やはり厳しかったですね」と山田さんは胸

のうちを語った。

 

Photo_3

 当選を決めた翌朝7時半、佐世保駅前の道路沿いに、いつものように、

山田さんの姿があった。佐世保では、もうおなじみの「辻立ち」である。

道行く人と車に、当選のお礼のあいさつを送った。

  選挙運動のときからのジョギングスタイル、白い半袖シャツに白いスニ

ーカーは変わらない。満面に笑みを浮かべて語る。「当選したら、皆さん

に先ずお礼を言おう。

 それから、この街頭で語り合おうと思っていたんです。駅前の辻立ちは、

私の政治の原点なんです」

  山田さんは雨の日も風の日も。足かけ七年、佐世保駅前で、マイクを

片手に市民に分かりやすい政治を訴えた。 その地道な努力が、報われた。

  佐世保最大の企業SSK(造船業)グループが労使一体となって、山田さ

んを支援した。

 毎週通うカトリック三浦町教会の仲間たちも大きな力になった。山田さん

にはいつまでも市民派でいてほしい。 (『聖母の騎士』1993年9月号)



   このインタビューから、20年近く経った今年、山田氏は、同じ衆院選 

挑戦しています。同氏は、TPP推進を宣言した野田政権に反旗を翻して、 

民主党を去りました。

                      Photo_3                      

 そして、亀井静香氏と共に減税日本に合流し、目下「減税日本・反TPP

・脱原発を実現する党」の共同 代表として活躍しています。 

 

 その動きを、高橋清隆氏は、JAN JAN Blog に、次のように記して 

います。 

  ≪ 山田氏は、「今の民主党=野田さんは、党をつくった鳩山さんと 

小沢さんを追い出し、小泉・竹中の新自由主義に戻った。 

  アメリカの言いなりになり、増税をする。国民が困っているときに、 

本当にけしからん」と熱意を吐露した≫と。 

  (「『反TPP』が、減税日本に合流、大幅拡大を示唆」より:下の写真は、 

 高橋清隆氏撮影

             Photo_2

 上の写真を見ても、三者三様の個性が出ていて、これからが楽しみ 

です。 

  ”俺が、俺が!”の世界で、山田正彦氏の如く”いぶし銀”のような、  

比較的控え目な存在は、非常に貴重だと思います。  

  「反消費税・増税、脱原発、反TPP、反オスプレイ」を訴える国民連合  

の、優れた“接着剤”として、これからも大いに活躍してもらいたいもの

です。 

  山田氏のような政治家の存在価値は、今後、益々高まっていくことで

しょう。  【了】

 (後記:   水浦征男師の『この人』 をご愛読くださいまして、まことに

      有難うございました。良書です。是非、ご購読くださいませ。

       実は、火急の用事にて、しばらく、愛用のパソコンから離れ

      なければなりません。

       そのため、28〔水〕~12月2日〔日〕まで休筆いたします。

      どうか、平にご海容くださいませ。)

 

 

 

 

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