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2012年6月23日 (土)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(36)

  ギャンブル氏は、続けます。

 

  では「非侵害」の原則を適用すると、この動きは、どう変わるので

しょうか? 

 根本的に欠陥のある体制が徐々に変わっていたのが、完全に一変

します。

 

  一部の人だけ、大部分の人だけでなく、全員が力強く成長する機会を、

本当に得ることができるのです。

  「非侵害」の原則を実施するには、過去を率直に再検討するのがよい

と思います。 

 不健全な生態系の上に、健全な生態系を構築しようとしても、うまく行

かないからです。

   先述したダニエル シーハン(Daniel  Sheehan ) 博士(法学)の言葉です。

  ≪この国(=アメリカ)の基礎となっている、最も根本的な不正行為まで、 

遡らなければなりません。

  人々の土地を奪い、女性や子供を虐殺し、残った人々の殆どを貧困に

陥れたことは、とんでもない不正行為です。

  私は、これに向き合って、根本的に取り組まなければならないと思い

ます。

 150年前に起こって、もう終わった不正行為ではなく、今も、一日も欠か 

すことなく、続いているのです。



   ネイティブ・アメリカンの子孫の一人、イーボン ピーター(Evon Peter)
 

氏は、言います。

  ≪北米とアメリカの歴史の中で、500以上の条約が、先住民族との間で

結ばれましたが、現在では、すべてが破られています。

  その上、先住民族の土地や資源から、莫大な富が創り出され、(アメ

リカ)企業やヨーロッパ諸国による、先住民族の土地や資源の継続的な

搾取によって、今でも、毎年、何十億ドルが生み出されています。

  もし、大企業が無ければ、もし、欧米企業が無ければ、この北米で共に

暮らす私たちは、一体、どう関わり合うのでしょう?

どんな違いをもたらせるのでしょう?・・・・≫



  ギャンブル氏は、続けます。

  意識を転換して、私の描く世界へと進むための課題を達成するには、

時間と勇敢な努力が必要です。

  でも、未来の世代に手渡す、これ以上素晴らしい贈り物は、他にあり

ません。

 全部一遍にはできませんが、解決の過程を通して、重なる「三つの段階」

を考えています。


  「第一段階」では、現在
Photo_6

の体制を、できるだけ統

合します。

 アメリカの軍事費を半分

に削減しても、世界の他

の国すべての防衛費と、

ほぼ同じです。

  これと、連邦準備制度の

廃止とで、年間一兆ドル以

上が浮きます。

 地球上のすべての人に食べ物を供給し、社会問題に

対処し、環境を回復させるのに、充分な金額です。 

 (*写真は、アメリカの国防総省〔ペンタゴン〕)



  多くの人は、広域にわたる飢餓と貧困は仕方ないと思っていますが、

貧困撲滅と環境回復は、戦争に比べれば、安いものです。

 

Photo_4 レスター・ブラウンのアースポリ

シー研究所によれば、環境回復

と世界規模の社会的目標の達成

に必要なのは、年間、2千億ドル

以下だということです。

  しかし、この段階は「自由視点」

の最終目標ではありません。

(*写真は、レスター・ブラウン)

 第一段階は、リベラルな民主党

の政策によくあ”思いやり”に満

ちた段階でしたが、第二段階では、

従来の保守的な世界観の知恵の多くが反映されています。

  【つづく】

 

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