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2012年6月

2012年6月30日 (土)

皆様へのご挨拶(完)

  周知のように、5月末に、民主党の森ゆうこ議員が、『検察の罠ー 

小沢一郎抹殺計画の真相ー』(日本文芸社刊)を、出版されました。Photo


 非常に具体
的、かつ説得力のある

稀代の名著です。

  同著の「はじめに」の中で、森議員

は、次のように記しています。

  ≪指定弁護士の控訴に抗議して出

した「新しい政策研究会(新政研)」

の「声明文」の中で、私は小沢先生を

インド独立の父・ガンジーになぞらえ

た。

 真の改革者であるがゆえにつねに

不当な弾圧を受け続けたこと、

しかしそれに屈することなく粘り強く闘い

続けたことに、小沢先生との共通点を

見いだしたのである。

  だが、今あらためて考えると、ガンジーと小沢一郎の共通点は、まさ

に祖国を独立へと導いた点にあるような気がする。日本は本当の意味

独立国家ではないという指摘はしばしばなされている

  小沢先生の下に集う者の一人として、私たちは今まさに独立運動を

闘っているのではないかと感じるのである。

  弾圧に屈するわけにはいかない。私たちには、国民に約束した「国民

の生活が第一」の政治を実現するという目標があるのだから≫ と。


  とりわけ、この文中の「小沢先生の下に集う者の一人として、私たち

は今まさに独立運動を闘っているのではないかと感じるのである」とい

うご指摘は、まことに正鵠を得た深い洞察だと思います。

  確かに、小沢議員や、同氏と志を同じくする方々、また植草先生や

山崎行太郎先生が念願、かつ企図しておられるのは、日本の”独立”

だと思うのです。

  実際、山崎先生は常々、そのことを偏に力説しておられます。

さらには、心有る日本人が、真に求めるべきものも、まさに、”この

一点(=日本の独立)”にこそありましょう。

  その意味で、小沢議員を、インド独立の父、マハトマ・ガンディーと

重ね合わせることは、何ら間違っていないと思います。

Photo_5  付言すれば、ミャンマ

政治指導者アウン・

サン・スーティ女史も、

全く同様だと感じます。



 とりわけ、小沢議員も

植草先生も、その精神

において“同一”であり、

まさに、ガンディー

一貫して保持した“独立

の精神”と、まったく同じ

理念を堅持ていらっしゃ

ると思います。

 ご両者の精神が全く同一

であったがゆえに、お二人は、

共に「アメリカ」から睨まれ、

冤罪を通して、耐え難い

迫害を受けられた(あるいは、

今も受けられている)と、

思うのです。


  ところで、私事ですが、若い頃から、私の心を支配していた学問的な

「問いかけ」は、実は、人間の”救い”の問題でした。

  事実「救霊」という言葉が、私の心の中に満ち満ちていました。

  そのような次第で、”「政治」と「宗教」のどちらが、より関心が深い

か?”という二者択一を求められた場合、私は、後者の「宗教」を選

びたいと思います。

  とはいえ、ガンディーにとって、両者は、決して異なるものではありま

んでした。むしろ、彼にとっては、両者は”同一”でさえありました。

  実際、ガンディーにとりまして、政治と宗教は、次の諸点で、その最終

標を一にし、その意味で”相互補完的”なものでした。

  つまり、それらは、弱く、かつ貧しき人々への「奉仕」であること。

本質的に、「道徳(あるい道徳心)」を尊重すべきものであること。

また、共に、真の「平等」希求するものであること。そして、究極的に、

人間の「救済」実現するものであること、などです。

  とりわけ、最終的な「救済」を、本来の政治と宗教は、物質的な側面

と精神的な側面から実現しようと志すわけです。

  そして、この政治と宗教を結ぶものが、彼独自の「非暴力主義思想」

でした。


  以上のような次第で、私は、本ブログのサブタイトルにも、「人生、

政治、それに愛する日本について語りたい」と書きました。

 つまり、「政治」は、私にとりまして、正直、最大の(=第一番目の)

関心事ではありません。

  むしろ、「精神生活」を含めた人々の人生、あるいは、個々人の

“生き方”や生き様こそが、最大の関心事なのです。

   

   また、この世には、数々の障害やハンディを背負った多くの方々が

おられます。

 正直、私は、正常・健康な人々よりも、むしろ障害を背負う方々のこ

との方が気になります。

  それで、来週から、

ヘレン・Photo_7ケラーの

「輝ける魂」You 

Tube)に就いて、

連載したいと思います。

(*右の写真は、若き

日のヘレン・ケラーです。)


  今、日本は、本当に

厳しく、かつ大事な状況

にあります。

 それは、決して看過で

るものではありません。

  それに関するコメントも

活動も無論、大事です。

  その意味では、「植草事件の真相掲示板」でのバードさん、マッドマン

さん、松代理一郎氏、風太さん、山道さん、それに堀本秀生氏などの、

わが同志の日頃の論説やご活動は、本当にご立派だと感じます。

  しかし、私は、自ら強く感じる事柄について、私なりにアプローチして

参りたいと存じます。

 たとえ、歩む道は違っていても、目指す目標は、全く同じだと感じて

いる次第です。  お互いに、頑張って参りましょう。

  最後になりましたが、拙著『マハートマー・ガンディーの政治思想』

( 熊本出版文化会館刊 )を、ブログ”「日本人」の研究!”様が、

「人気商品」として、また、ブログ”世に噛む日日”様が、「参考文献」

と して、さらには、ブログ”心に青雲”様が、「商品紹介」として取り上

げてくださいました。

  ご三方のご厚情を、心より感謝申し上げます。 【了】
 

 

2012年6月29日 (金)

皆様へのご挨拶(2)

 多少、唐突ですが、今度は、「握手」について、少し話をさせて下さい。 

政治家は、よく握手をします。特に、選挙の時などは、頻繁です。

来たる「総選挙」でも、この機会は、益々増えることでしょう。

  しかし、これは、決して、古くからの習慣ではありません。

 

 実は、今から丁度50年前の1962年2月、

アメリカのロバートPhoto

・ケネディ
司法長官

(*右の写真の男性)が、

来日しました。 

  その際、彼は、早稲田

大学の学生と議論したり、

若者たちと一緒に

スケートをしたり、屋台で、

一緒に飲食したりしました。

 その時、ロバート・ケネディ

は、多くの日本国民と快く

握手をしました。

 

  この光景に衝撃を受け、この「握手」を、その後の

政治スタイルに取りPhoto_2入れ

たのが、実は、当時、

43歳だった中曽根康弘

氏です。

  しかし、彼は、実に握手

下手な人でした。

 せっかちとでも言うの

でしょうか、人の心が

読めないとでも言うのPhoto_3

でしょうか、その両方

でしょうが、実は、一人

の人と握手をしつつ、

目は、次の人に注がれて

たのです。 

  しかし、これでは、

相手は、たまったもの

ではありません。 

 当然、彼は、握手した、

多くの人々から反感を買いました。


  握手に、心がこもっていたのは、

実は、田中角栄氏です。

Photo_4 彼は、握手をしつつ、

必ず、相手の目を凝

視したと言います。

 多くの人々は、この

握手で、田中氏の虜

(とりこ)になりました。

  実は、小沢一郎議員

の握手も、この田中氏

の握手に似ていると思

ます。

 私も、一度、小沢先生

に握手をして頂いたことが

あります。

 大きくて、実に温かい手でした。

 たいへん男性的であり、それで

いて、どことなく母性的(?)な

かさを感じたのです。

 それは、とても不思議な感覚でした。

  私は、その小沢先生の手の温もりを通して、

彼の生来の温かさや情愛の深さを感じました。

かつて、西郷ドンが、そうだったようです。

  でも、実は、植草先生と握手をしました時も、私は、非常に似た印象

持ちました。

  つまり、お二人の体内にほとばしる血潮は、われわれの想像を遥か

に超えて愛国的、かつ弱く、貧しき人々を心から愛するものなのでは

ないでしょうか。

  お二人は、まことに「頭脳明晰」な方々です。しかし、それ以上に、私は、

心底、慈愛深い方々なのではないかと思うのです。


  先述しましたように、私は、「マハトマ・ガンディー」の研究をいたしました。

それで、もしガンディーが生きていれば、彼は、私たち日本国民に、一体、

何と言うだろうかと考えてみました。

 彼は、私たちに、こう語るのではないでしょうか。


  「 親愛なる日本の皆さん、今、日本は、重大な岐路に立たされています。

一つは、今まで通り、アメリカへの隷属の道です。

  しかし、もう一つの道があります。それは、アメリカ と一定の距離を置き、

“自主・独立”を真剣に模索する生き方です。

  かつて、インドも、大英帝国の植民地でした。しかし、私たちは、長い苦

難の末に、独立を勝ち取りました。無論、多くの犠牲も有りました。

 しかし、彼らは、祖国の独立のために、わが身を国家と同胞に捧げて

くれたのです。

  今日のアメリカは、かつての大英帝国に劣らず、限りなく邪悪です。

両国の不正義や邪悪さは、深い所で、繋がっています。それらが、

New  World  Order ( 新世界秩序 )にさえ繋がっているのです。

  しかし、かつてインド人にできたことが、日本人にできないことはありま

せん。

 そのためには、何事も怖れないことです。

イエス・キリストが述べられたように、「われらの命しか奪えない者たちを、

決して怖れる必要などあり ません。 

 むしろ、われらの魂を、永遠に地獄に落とすことのできる神のみを怖れ 

るべきです。」

  本来、あなた方、日本人は、勇気ある民族です。アジア、いえ世界の

模範にさえなれる優れた民族です。

  しかし、たとえ、あなた方が、豊かな才能と英知に満ちているとしても、

決して傲慢にならず、むしろ謙遜、かつ無欲で行動してください。

必ず、道は拓けます。

  それに何よりも、敵対するアメリカ帝国を、冷静に批判することはあっ

ても、決して永遠の敵として憎み続けてはいけません。なぜならば、

憎悪からは、何も良いものは生まれないからです。

  どうか、常に”人間を超えるもの”を信じ、敵さえも信頼し、そして、

何物も怖れないを持って、突き進んで行ってください。

  そうすれば、豊かな未来は、勇気あるあなた方のものです。」・・・・

  多分、以上のようなことを、ガンディーは、私たちに語ってくれたのでは

ないでしょうか。

 そして、このガンディーの言う「勇気」を、遺憾なく発揮している代表的

一人として、私は、今日の日本に、植草先生がいらっしゃるのだと思

ます。

  植草先生は、決して政治家ではありません。むしろ、政治家以上の方

です。

 とりわけ、彼は今、この日本で、かつてのインドにおけるガンディーの

ような役割を果たしていらっしゃるように思うのです。

  かつて、ガンディーが、「独立」を勝ち得るまで、様々な差別や迫害を

凌いで来たように、植草先生も、全く身に覚えの無い冤罪で、地獄の

業火をくぐり抜けて来られました。

  しかし同時に、この呵責ない地獄の炎が、植草先生の魂を、限り
なく

純化しました。この彼の魂こそは、今日の日本の”真の宝”です。

  その植草先生に対して、本日、私は、心からの感謝と励ましの言葉を、

以上のような形で述べさせていただきました。  【つづく】

 

 

 

 

 

 

 

2012年6月28日 (木)

皆様へのご挨拶(1)

     皆様へ

 

  「Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか」をご愛読くださいまし

て、本当に有難うございました。

  私は今、故郷の熊本市内で、

母の介護の傍ら、Photo_5

庭仕事をしています。

 今までのパンジーやビオラ、

それにノースポールに代わっ

て、日々草やジニア、それに

メランポジウムなどに植え代

えたところです

  昨日は、妻と一緒に、

泰山木とハンカチの木を

植えました。

(*写真は、日々草)


  本日は、植草先生への日頃の感謝と励ましの言葉を、ひとこと申し

上げたくて、パソコンに向かっています。 

  植草先生は今、非常に緊迫し、かつ最も大切な政治状況の中、

国内で、極めて重要な役割を果たしていらっしゃいます。

  この度の、民主党議員への「アンケート調査」なども、実に意義深く、

かつ、たいへん有効な活動だと存じます。


   ここで、少し自分の事に就きまして、語らせて下さい。


実は、私は、今から丁度40年前に、学習院大学法学部

政治学科Photo_7を卒業

いたしました。

 そして、卒業後、

長い研鑽の末、

縁あって、母校から、

「政治学博士号」を

授与されました。

 

 

   博士論文のテーマは、『 マハートマ

ー・ガンディーの政治思想 』でした。

  (*写真は、学習院大学正門)

 

  私は、かつて、母校の政治学科で、清水幾太郎先生(1907~1988)

始め、たいへん素晴らしい先生方に恵まれました。また今日、いい

先輩方にも恵まれています。

 しかし、中には、”この方は、どうかな?”と思う方々もいます。 

例えば、麻生太郎先輩(1963年卒)や鹿野道彦先輩(1965年卒)などです。

それに、伊藤惇夫先輩(1971年卒)も、そんな方々の一人です。

  特に、麻生先輩は、

漢字も空気も読めずに、Photo_5

総理大臣になることが

できた、まさに天然記

念物的な存在です。   

  その意味では、彼に

続く総理候補に、勇気

と希望(?)を与えたか

も知れません。

 しかし、正直、あれでは、

学習院関係者は、たまっ

たものではありません。

  なぜなら、あの一件

(麻生氏の漢字力)で、

学習院大卒は、みんな、

”漢字が読めないのか(!?)”

という、悪い印象を持たれた

ではないでしょうか?

  あるいは、卒業生の就職にも少なからぬ悪影響を与えたかも知れま

せん。

  それに、私のこの政治学博士号も、ひょっとすると、彼のせいで、政治

学バカセ号(?)になりかねません。実に困ったものであります。

  ところで、あの麻生先輩が、初めて、国会議員に立候補した際、出陣

席上、聴衆に対して、彼は、こう呼び掛けました

「下々の皆 さん!」と。

  嘘のような、本当の話であります。彼は、全く世間知らずで、アホでした。

 でも、あの方は、悪知恵だけは、相当なものでした。

その点では、彼のおじいちゃん(=吉田茂氏)に、よく似ています。

一種の「隔世遺伝」でしょう。

  事実、彼は、漆間巌(いわお)という悪辣な法務官僚とつるんで、当時の

森法務大臣に指揮権を発動させ、大久保隆規(たかのり)秘書を逮捕さ

せました。

  この“無理筋”の事態が、石川知裕議員の逮捕へと連動し、結果、

検察審査会を通して、小沢一郎議員を「強制起訴」することへと繋がっ

たのです。

  しかし、悪い事はできません。小沢議員は、長い苦難の末に、「無罪」

を勝ち取られたのです。やはり「正義は勝つ」のであります。

 
  今、私たちは、大変な苦難の中にいます。しかし、それでも、私たち

は、幸せなのではないでしょうか。

  と申しますのは、小沢先生と植草先生という偉大な指導者に恵まれ

ているからです。 


   私は、Photo_9かつて、『母と語る

小沢一郎論』という題で、

小沢議員を、西郷隆盛の

“愛の精神”と大久保利通

「知力」を兼ね備えた

政治家だと表現しました。

  この思いは、今も変わ

りません。いや、終生、

変わらないことでしょう。

   因みに、私の母も、

小沢議員を、心底、信じ

抜いている国民の一人

です。

 今、小沢議員のことを、

最も的確に把握してい

らっしゃるのは、山崎

行太郎先生ではない

でしょうか。

   山崎先生こそは、小沢議Photo_10

員のことを最も深く理解して

いた江藤淳氏(本名、江頭

淳夫氏)の真の後継者だと

思います。


 正直、私は、
福田和也氏

などではないと思うのです。

  私はまた、九州の人

として、限りなく西郷ドン

を敬愛する一人です。

 しかし、同時に、今日の

日本に、小沢先生が

元気で活躍していらっし

ゃることを、心から、

天に感謝しています。 

 【つづく】

 

 

2012年6月26日 (火)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(完)

  ギャンブル氏の言葉です。

 

  ガンディーとキング牧師は、I_2

非攻撃的(=非暴力的)な

力の原則を、経済と社会

レベルで応用しました。

   支配計画に対して、暴力

で反応して「われわれ」

「彼ら」という古い枠組み

継続するだけで、警察国家

の措置を強化する口実を与

えることになってしまいます。 

  モラル的にも戦略的にも

”非攻撃の道”をとることが、

非常に重要だと、Photo_4

私は信じています。



 

 「トーラス」には、課題

の対処方法に関して、

深い意味を持つ、もう一つの

側面があります。 

  トロイド・システムそれぞれ

の中心にある完全な静止

”ゼロ点”です。

 

  誰でも、すべての生命は、中心が静止したトロイドのエネルギー場で

ありお互いにつながり、生きている宇宙の”無限の意識”へとつなが

っていくのです。


  ナビゲーティング インサイトで取り上げられたように、他人の経験

から学ぶことは、たくさん有ります。

 

  また、ヴァイタルで見てきたように、世界の実態について日々のフィード

バックは、大きな価値があるものです。 

  しかし、第一の羅針盤は、自身の”内面の指針”です。 

雑音を鎮めて、内面のシグナルを増幅すると、進むべき道を示す声が、

自然に聞こえるようになります。



  エンジェル キョードー ウィリアムズ(Angel  Kyodo  Williams) 女史は、

語ります。

 

  ≪人間の内面には、生き生きした完全な”精神生活”があって、それが、

外側で選ぶ道を示してくれます。

 

  ”精神生活”が、世界での人間の在り方を支える原動力だとすれば、

進む道に関わりを持つには、原動力である”精神生活”と関係を持つこ

とが当然、必要です。

 

 “自分を生かすもの”と関係を深めていくと「相乗効果」が起こります。 

精神生活が、人間の選択する道に、もっと歩調を合わせていく。 

  そして、人間が目的地に達することができる。 

そういう”共生関係”が生まれるんです。 

  人間は、影響力の無い、ちっぽけな存在だと思いがちですが、全く違い

ます≫ と。



  先述したディーパック チョプラ医学博士は、次のように語ります。

 

  ≪世界を修復するためには、違う筋書きを「自分」に語り、他の人と

一緒に、それを受け入れようとする必要があります。 

  ”共有”すれば、その筋書きの世界が実現します≫ と。



  エリザベト サトリス博士(女性)の言葉です。

 

≪ 人類は今、興味深い“進化”の段階にあります。 

若い個体の本来の姿である、敵意に満ちた攻撃的な競争から、より

成熟した協力・協調の状態へと移り変われるのです。≫



   エイミー グッドマン(Amy  Goodman ) 女史〔ジャーナリスト〕は、

語ります。

 

  ≪この国(アメリカ)で、ごく少数の手に、

富がますますPhoto_5集中

していることに、

問の余地はありま

せん。 

  大きな力を持つ

人々は、その富を、

さらに集中させて

います。 

 しかし、もっと大き

な力を持つ勢力が

あります。

 それは”民衆の力”

です≫ と。

 (*写真は、エイミー  グッドマン女史)

 


  先述したバーバラ マルクス フーバード女史は、言います。

 

  ≪今の危機を見ると、人生は楽しくないのだと思って、悲観的、

絶望的になりがちです。 

  でも、危機が成熟して、集団的な目覚めの一歩手前まで来ていると、

私は見ています。 

  その気持があるから、膨大な問題に直面して”自分のしていること

が、どんなに小さく見えても、進化の勢いは、決して小さくないんだ”

いう活力が湧いてくるんです。 

 目覚めるみんなの心に、それがあれば、莫大なものとなります≫ と。




  ギャンブル氏は、総括して語ります。



  目覚め、人とつながり、勇気を持って声を上げる人が増えて来た今、

「世界支配の陰謀」は、暴露されつつあります。

  みんなが待ち望む、相応しい世界を創り出す解決策が見つかりつつ

あります。

 

  長い歴史にわたって、人々は、専制政治が、その冷酷な頭をもたげる

のを認識すると、力を合わせて、自由のために、何度も立ち上がってき

ました。


  人類が、この時代を振り返れば”状況”に気づいて、行動を起こした

ことを誇りに思うでしょう。 

  「旅」についてきて下さり、有難うございました。 

  私たちには、力強く成長する能力があります。実現させましょう。



  最後の「あとがき」には、次のような言葉がありました。

 

  「力強く成長しようとする生命の抑えがたい衝動に敬意を表し、そして、

真実と正義のために尽くしたために迫害・殺害された人々を追悼し、

私たちは、命を守るために団結して立ち向かおうとする今、感謝の念を

持って彼らの勇気をよみがえらせます。」   【了】

  「Thrive(繁栄)のYou  Tube」 を、どうか、ご高覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年6月25日 (月)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(37)

  ギャンブル氏の話は、続きます。

 

  「第二段階」では、政府の役割を縮小します。 

  そこでの政府の役割は、個人の自由を保護する役割、それから、

生態系や通信用の電波など、共有物を管理する役割などです。 

  体制が整い、健全な「通貨」へと移行していくと、人々は、自分に関

わる事を何でも自由にできる充分なお金を持てるようになります。


  第三段階は、お金と時間が増えて、一と二の段階で拡大する自由

から生まれます。 

 強制的な課税はないので、強制的な統治もありません。軍の独占も

ありません。

 

  規則はあっても、支配者はいません。個人の権利を徹底的に守ること

が、「相互依存」の尊重になるのです。 

  個性を持ちながらまとまることが可能なのです。

夢のような話にも聞

こえますがPhoto_6、医療、

犯罪、教育などの

難題に取り組むた

めに実践的な構想

が、たくさん行われ

て来たことに、大き

な喜びを感じます。

  この三つの段階は、

「リベラル」と「保守」の

両方の視点の長所を

実証するものです。 

 この二つ(「リベラル」と「保守」)は、

長い間、分裂のもとでしたが、今度

は、全員が共有する「非侵害」という

”中核的倫理”のもと、新たな和解を

もたらします。


  第三段階は、人間の意欲を尊重し、、多くではなく、殆どでもなく、すべ

ての人の権利が、ようやく盛り込まれます。



   ギャンブル氏は、語ります。

  トーラスは、統合性と完全性に基づく、社会の”雛形”となります。

  これには、うまく機能しているものを維持し、自ら修正と革新を行って

均衡を保つフィードバックが組み込まれています。

  トーラスのこの機能や他の機能は、人間の社会体制に応用することが

できます。



  根本的な生命エネルギーの型に、身体、感情、思考、人間関係、環境

のすべてのレベルで、意識的に調和することは、究極的には、愛の技術、

科学、そして賞讃であると、本当に思います。それを、ここで学ぶのです。


  「相互関連性」を、根本的に理解して、すべてに対する考え方が変わり

ました。

 私は、暴力によらない現代武術である「合気道」に実生活で接し、Photo_5

この
原理が顕れている

と気づきました。

  「合気道」は、世界支

配計画に対して効果的で、

非攻撃的な対処をする上

で、強力な指針となります。

  創始者の植芝盛平は、

「合気道を実践するには 

原子や銀河の動きを

真似なければならない」

教えました。

  フリーエネルギー技術が、トロイドの型と

調和して、無限の「力」を利用するのと同様、

和合の道である合気道も、相手のエネルギー

と調和します。

  平和的解決へと方向を変えるのです。

 


   ここで、次の言葉が、挿入されます。

 
  Photo_8 
「合気とは、敵と戦い敵を

破る術ではない。

 世界を和合させ、人類

を一家たらしめる道で

ある。」

 

 ― (合気道創始者)

植芝盛平 ―

 

 【つづく】

 

2012年6月23日 (土)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(36)

  ギャンブル氏は、続けます。

 

  では「非侵害」の原則を適用すると、この動きは、どう変わるので

しょうか? 

 根本的に欠陥のある体制が徐々に変わっていたのが、完全に一変

します。

 

  一部の人だけ、大部分の人だけでなく、全員が力強く成長する機会を、

本当に得ることができるのです。

  「非侵害」の原則を実施するには、過去を率直に再検討するのがよい

と思います。 

 不健全な生態系の上に、健全な生態系を構築しようとしても、うまく行

かないからです。

   先述したダニエル シーハン(Daniel  Sheehan ) 博士(法学)の言葉です。

  ≪この国(=アメリカ)の基礎となっている、最も根本的な不正行為まで、 

遡らなければなりません。

  人々の土地を奪い、女性や子供を虐殺し、残った人々の殆どを貧困に

陥れたことは、とんでもない不正行為です。

  私は、これに向き合って、根本的に取り組まなければならないと思い

ます。

 150年前に起こって、もう終わった不正行為ではなく、今も、一日も欠か 

すことなく、続いているのです。



   ネイティブ・アメリカンの子孫の一人、イーボン ピーター(Evon Peter)
 

氏は、言います。

  ≪北米とアメリカの歴史の中で、500以上の条約が、先住民族との間で

結ばれましたが、現在では、すべてが破られています。

  その上、先住民族の土地や資源から、莫大な富が創り出され、(アメ

リカ)企業やヨーロッパ諸国による、先住民族の土地や資源の継続的な

搾取によって、今でも、毎年、何十億ドルが生み出されています。

  もし、大企業が無ければ、もし、欧米企業が無ければ、この北米で共に

暮らす私たちは、一体、どう関わり合うのでしょう?

どんな違いをもたらせるのでしょう?・・・・≫



  ギャンブル氏は、続けます。

  意識を転換して、私の描く世界へと進むための課題を達成するには、

時間と勇敢な努力が必要です。

  でも、未来の世代に手渡す、これ以上素晴らしい贈り物は、他にあり

ません。

 全部一遍にはできませんが、解決の過程を通して、重なる「三つの段階」

を考えています。


  「第一段階」では、現在
Photo_6

の体制を、できるだけ統

合します。

 アメリカの軍事費を半分

に削減しても、世界の他

の国すべての防衛費と、

ほぼ同じです。

  これと、連邦準備制度の

廃止とで、年間一兆ドル以

上が浮きます。

 地球上のすべての人に食べ物を供給し、社会問題に

対処し、環境を回復させるのに、充分な金額です。 

 (*写真は、アメリカの国防総省〔ペンタゴン〕)



  多くの人は、広域にわたる飢餓と貧困は仕方ないと思っていますが、

貧困撲滅と環境回復は、戦争に比べれば、安いものです。

 

Photo_4 レスター・ブラウンのアースポリ

シー研究所によれば、環境回復

と世界規模の社会的目標の達成

に必要なのは、年間、2千億ドル

以下だということです。

  しかし、この段階は「自由視点」

の最終目標ではありません。

(*写真は、レスター・ブラウン)

 第一段階は、リベラルな民主党

の政策によくあ”思いやり”に満

ちた段階でしたが、第二段階では、

従来の保守的な世界観の知恵の多くが反映されています。

  【つづく】

 

2012年6月22日 (金)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(35)

  ギャンブル氏の言葉です。

  人間の可能性を明確に把握することは、妨げとなるものを明らかに

するのと同じくらい重要です。

  そこで、来るかも知れない「未知の世界」を見に行きましょう。

エリートが、”実現不可能な夢物語”だと信じ込ませようとするような

世界ですが、じゅうぶん手の届くところにあると、私は思います。



   私たちは、みんなが生き生きと暮らすことができる世界を創り出すこと

ができます。

 安心して生活でき、空気や水、食べ物が綺麗で、エネルギーと食べ物

地域で生産することができ、開かれた公正な「取引き」が行われる世界

です。


  司法は、罰に注目するのではなく、生活と損害を回復させます。

Photo_7  保険は、人々の健康維持

のために、医師に支払わ

れます。

  教育は任意で、企業では

なく、個人のニーズを満た

します。

  独立したメディアから、

率直なフィードバックを

得ます。補助金も救済も

ありません。


  金融制度は公正で、税金はほとんど、または全く無くて、電気代や

燃料代は安くて、家や車の返済をするお金があって、貯金や投資は

自由にできます。

  同じだけか、以前より少なく働きながら、より多くの富、自由、安全が

に入ります。


  先述したキャサリン オースティン フィッツ女史の言葉です。

  ≪地元のために投資信託を始めて、近所の人が全員、株を持っている

とします。みんなで環境を元に戻して、株価が上がりました。

  お金が、どんどん無くなるのでなく、増えるわけです。


  子供の安全を向上させたり、地球の滅亡を防いだりすることで、お金を

稼ぐので、一挙両得です。

  二週間、ずっと働いて、稼いで、帰って来て、週末に地球を救おうとする

のではなく、月曜から金曜まで地球を救うことで、お金を稼いで、週末は、

海に行くのです(笑)。≫



  ギャンブル氏は、続けます。

  このような生き生きとした世界は「自由視点」とも言えるものに基づい

ています。

この手法の根底には”侵害しない”という、単純な原則が有ります。

  純粋な自己防衛を除いて、誰も、他人やその持ち物を侵害することは

できないということです。このルールは、”誰でも賛成する”ということが

分かりました。



  「非侵害」は、人類のモラルの羅針盤における「真(ま)北」であり、

ナビゲイティング インサイト( Navigating  Insight ) の核心部分だと

思います。

  この考えは、自由意思による、自立した体制を作ろうとする私たちを導き、

一人ひとりを守ってくれます。私は、この生き方を、心から全面的に支持

します。



  私は、「非攻撃(=非侵害)」を中心とした倫理に基づいて、哲学、経済

の全体系を構築したオース 

トリアの経済学者ルードヴィヒ18811973

フォン ミイゼス (Ludwig  

von  Mises : 1881~1973)

の研究に、大きな影響を受け

てきました。

  彼は、共産主義とファ

シズムによる、ヨーロッ

パの荒廃を目の当たり

にしたことで、「正しい道」

を探すことに生涯を賭け

てきました。


 
 そのような体制、そして

社会主義や民主主義も、個人の

権利より共同体、集団の権利の方が

重要だという、誤った考えに基づいて

いるのだと気づいたのです

(*写真は、ルートヴィヒ フォン ミーゼス)



  私は以前、Sutarinn個人よりも

集団のニーズを優先す

ば、より多くの人が、

生き生きと暮らすことが

できるという考え方を、

常に支持してきましたが、

よく見てみると、そのよう

には行かないことに気づ

きました。

 (*上下の写真は、

スターリンとムッソリーニ)

  集団にとって最善の選択という名目で、政府は、

地球上の戦争、死、破壊の殆どを引き起こしてきま

した。

  20世紀だけで、2億人以上が殺されています。 

【つづく】Photo




   

 

2012年6月21日 (木)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(34)

  ギャンブル夫人は、語ります。

 

  ≪個人でできて、時間やお金が余りかからないけれど、今すぐ、本当

の意味で、世界を良くすることができる「戦術」を紹介しましょう。

 

  ○  「情報を得る。→意見を言う。→他人とつながる。」

 

  ○ 「地元の銀行を利用する。 

      中央化された大銀行から預金を引き出して、地元の銀行や信用

   組合に預ければ”問題”への資金供給を止めて”解決策”への

   資金を提供したことになるので、一石二鳥です。」


   ○   「責任を持った購入や投資をする。お金の使い方で”メッセージ”

   が伝わります。」

 

   

   ○  「連邦準備制度を監査し、廃止する運動に参加する。
 

          この制度は”強盗”です。」

 

    ○  「 公正で、開かれたインターネットを維持する連合”に参加する。 

            誰にも、支配権を握らせないようにしましょう。」

 

   ○  「独立メディアを支援する。情報は、いろいろなメディアから得て、

    このニュースは、誰が資金提供をしているかを考えましょう。」

 

    ○ 「有機、非遺伝子組み換え農業を支援する。」

 

    ○ 「追跡が可能な紙投票選挙、選挙資金制度改革などPhoto


   公正な選挙
を求める

   運動に参加する。」

 

    ○ 「企業からの献金が

   無くなって初めて、

   議会は、私たちのため

   だけに責任果たすこ

   とになるのです。」

 

    ○  「再生可能なニューエネルギー技術を支持する。 

           フリーエネルギーについての会話を表に出せば、有史以来、

    最も早い、地球上の力関係の転換が起こります。」

 

    ○  「クリティカルマス(Critical  Mass) 活動に参加登録する。 

           (*クリティカルマス〔Critical Mass〕とは本来、マーケティング 

    に関する用語で、ある商品やサービスの普及率が一気に飛び上 

    がるための分岐点となっている普及率のこと。 

        ある商品やサービスが市場に登場すると、最初は最も先進的 

    なイノベーター(革新者)と呼ばれる消費者層に受け入れられ、 

    次に新しいものに敏感なアーリーアダプターと呼ばれる利用者 

    層に広まっていく。 

          それから徐々に、保守的な利用者層に広がっていく。この時、 

    市場全体の普及率がクリティカルマスに達すると、それまでの 

    普及率の伸びが一気に跳ね上がると指摘されている。 

       クリティカルとされる普及率は、市場の16%であると言われて 

    いる。 

         「クリティカルマス」は、1962年に米国の社会学者であるエベレ 

    ット・ロジャース〔Everett Rogers〕の著書によって初めて提唱 

    された。                    〔IT用語辞典、参照〕
 

             ただ、この場合「批判的な大衆運動」といった意味で解釈す 

    べきかと思う。  

         例えば、日本の場合、反原発運動や消費増税反対運動の 

    よう社会運動などである。)

      ギャンブル夫人の言葉の続きです。

       参加に同意する人が広大な数に達するのを待ってから行動

    を起こすことによって、力を最大限に活用する戦略です。 

         百万人が、一斉に行動したら。・・・・ 

     そして、更に多くの人が行動したら。・・・・ ≫



 ギャンブル氏は、語ります。

 

   地に足が着いた解決策や問題解決者が、実際にたくさん存在するこ

とに、私は、感激しました。 

  アキーラ・シェリリス(Aqeela Sherrills)の活動には、特に感心しま

した。彼は、二つのギャング組織の“停戦”の橋渡しをしたのです。


  アキーラ シェリリス氏の言葉です。

 

  ≪地域平和運動をして解かったのは「対立」は、健全なものだという

ことです。 

 Photo_2

  暴力につながるのは、

対立が解決されない

場合なんです。 

  平和条約を発表して

一年目で、大成功を収

めました。

 

  私たちの行動によって、

地域のギャング
殺人は、

44%減りました。≫

(*写真は、アキーラ シェリリス氏。

氏自身が、愛息を、殺害された体験

を持つ。)

 ギャンブル氏は、言います。 

  彼は、二つの組織のリーダーが、停戦後、初めて会った時のことを話

してくれました。

 

  シェリリス氏の言葉です。 

≪一人が、もう一人に歩み寄って、 

  「なぁ、俺に恨みが有るのは分かっている。 俺も、恨みは有る。 

でも、条約を結んだんだから、恨みは、全部忘れようと思う。」 

  そう言って、手を出して抱き合ってから、目をつぶったそうです。 

ナイフで背中を刺されるだろう、と思ったからです。 

弾(タマ)が腹に撃ち込まれるだろうと、身構えていたんです。 

  しかし、そのまま、しばらく抱き合った後、彼は、理解したそうです。 

”これは、本物なんだ”と。≫  【つづく】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


   

 

2012年6月19日 (火)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(33)

  ギャンブル氏は、続けます。

  この「危機」に対抗できる多くの人々の反応があると分かるまで、

この映画を製作する気になれませんでした。

  それが今、インターネットの力で、この研究の広がりと深さを伝えられ

るようになりました。



  ギャンブル夫人は、語ります。

  ≪何年もかけて、膨大なウェブサイト、スライブムーブメント(thriveThriveno

movement.com)

創りました。

  すべてをまとめて、

情報や、私たちに

出来ることを、誰で

も見易いよにしてあります。

  これは、自分だけのナビゲータ

ー・モジュール(=機能)で、映画を扱っ

主要なテーマである法則、問題、解決策を掘り下げることができます。

  戦略や戦術を学んで、交流して”効果的な行動”を起こすこともでき

ます≫ と。



   ギャンブル氏は、語ります。

  この映画で述べたデータは、すべて、第三者の確認済みで、出典は、

サイトに掲載されています。

  このセクター ナビゲーターは、一分野での行動が、すべてに影響す

るという「システム全体志向」を助けるものです。

  セクター ナビゲーターの中心は「世界観」です。

自分の中と周りで起きることを、どう体験するかを決めるのは「世界

観」だからです。

  セクターには、それぞれの真の変革を、平和的、効果的にもたらすた

めの重要問題、情報源、集団戦略、個別行動が記載されています。

  「情報源ツリー」は、人物、組織、メディアにリンクしています。

もっとよく知りたい、関わりたいという方に、お勧めします。

 力を合わせて、局面を有利に変えられる行動は、数が非常に限られ

ていると知って勇気づけられました。無限ではないのです。

  全体像が見えれば、達成のために、各自が何をすればよいかが分

かります。


  経済支配の戦略的対抗手段を、見てみましょう。

Photo_4  「銀行や企業の救済

を止める。」 

   「連邦準備制度を解

体する。」

   「国際通貨基金や世

界銀行などの中央銀行

機関に対する公的資金の援助を

止める。」 

  「代替通貨と独立銀行の設立を

認め、国際税を拒否する」などです。

  (*写真は、アメリカの連邦準備制度)

   

  私が一番よく知っているのは米国なので、米国での解決策が主眼

なっています。

  しかし”苦しみ”がグローバルなように、解決戦略の基盤となる「原則」

もグローバルです。  【つづく】

 

2012年6月18日 (月)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(32)

  ギャンブル氏の言葉です。

  支配エリートは、切り札を全部持っているように見えますが、私たち

にも、強味が、たくさん有ります。

  先ず、数字について話しましょう。

意識して、支配計画を実行している人は、殆どいません。実行を助け

ている人の殆どは、全体像を理解していません。



  私の計算では、アメリカだけで、私たち百万人以上に対して、計画の

実際の立て役者は一人と、数で、勝っています。

  起業家で、環境保護主義者のポール・ホーキン(Paul  Hawken ) 氏は、

社会正義や環境正義に取り組む組織の数が、世界で百万を優に超え、

人類史上最Photo大の社会運動

になっていると推測してい

ます。

  この運動が、電子的に繋

がれば、ネッオワークの

”ネットワーク”として、

史上最大の“力”を持つ変革活動勢力となることができます。


  ポール・ホーキン氏は、言います。


  ≪地球を元の姿に戻そうと努力し、被害を食い止め、略奪行為に抵抗

し、変革を育み、「人間」であることの意味を考え直そうとしている人々を

見て、明るい見通しを持てないと言うなら、心臓を調べてもらった方がい

いでしょう。

  なぜなら、途方もないほど見事に、素晴らしく猛然と突き進む、この世界

の人々の集団が、何とかしようと取り組んでいるんですから≫ と。


  ギャンブル氏の言葉です。



  もう一つの重要な強味は、エリートが支配する権力の中心は、すべて、

私たちの“参加”を必要とすることです。

  多くの人が支持を止めれば、計画は、上手く行きません。

これは、中央銀行、軍、マスコミ、政府などに、あてはまります。




  マハトマ・ガンディーとキン

グ牧師に倣い、Photo_9非暴力・

不参加(=不服従)

の力するのです。

  人々の生活を支配しよう

とするには、とてつもない

力、資源、策略が必要です。

  一方、「自由」へと向かう私た

は、“進化”の生命力とガン

ィーが「サティアグラハ(真理

の把持)」と呼ぶ真実のシンプル

な“力”が味方です。

(*写真は、ワシントン大行進の際のキング牧師)



  先述したバンダナ シバ博士(Vandana  Shiva , Ph.D ) は、言います。

  ≪ インドには、フリーダムゾーン となった村が、何千と有ります。

   「特許」は認めず「特許」に協力しません。

Photo_10
 ガンディーが、塩の専売

制度に協力しなかったの

と同じです。

 化学物質や「遺伝子

組み換え作物」は、生物

様性を脅かすので、

生態系に入ることを許し

ません。 (*写真は、

「塩の行進」中の

マハトマ・ガンディー)

   このフリーダム運動は、人間だけでなく、すべての種”のためのもの

で、急速に発展し、ヨーロッパの「遺伝子組み換え作物」フリーダムゾー

ンにも影響を与えています。

  「遺伝子組み換え作物フリーダムゾーン」は、至る所に有ります。

例えば、イタリアやオーストリアの90%などです。

  「種」、「食物」のフリーダムゾーンは、大規模な変化をもたらして

います≫と。


   ギャンブル氏の言葉です。

  ボリビアでは、草の根運動が広がり、人々が、激しくナベを叩いて、街

をねり歩き、とうとう外国企業による「水資源の買収」を阻止しました。

  マスコミでは、殆ど報道されていませんが、世界中で、毎日、数々の

サクセス・ストーリーが展開されています。  【つづく】

 



 

2012年6月16日 (土)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(31)

  ギャンブル氏が、語ります。

 

  私は、決して誇張はしていません。間違っているかも知れません。 

でも、正しければ。・・・・・ 

  私たちは、進化の重要な”別れ道”に来ています。

 

 一方の道の先には、専制政治と自滅が待っています。 

もう一方の道には、地球上のすべての人の権利と自由を尊重する、 

平和で健全な文明が待っています。


  新しい方向への道を通れるようにするのは、私たちです。
 

“我慢できない”と意思表示する時です。別の方法が有るのです。

 

  私たちの知識と資源、そして解決策を合わせれば、困難を乗り切る

ことができます。
     

      

 

          解決策を生み出す



  ギャンブル氏の話は、続きます。

 

  この過程は、人類の本質を賭けた闘いに他なりません。 

それは、世界観」の転換から始まります。 

  人間の本当の姿とは?  人間性とは?

 

  人間は、エリートが信じ込ませようとするような存在か? 

 愚かで欲深い生き物で、勝手にさせておけば、暴力と混乱に陥るから、 

本人たちのために、自称「エリート」に支配されなければならないのか?

  それとも、本来、愛情深く創造的なのか?

 

Photo_8

   健康で、自由、思いやりに基づく世

界、みんなが生き生きと暮らすことの

できる世界を創り出すことができると

思います。

 

  どちらの「世界観」が、未来を築くの

でしょうか? 

私たちが、今、決めるのです。


  支配エリートの計画は、破壊的な「世界観」から生まれたものです。
 

「物は、充分に無い」、「価値が有る人と、そうでない人がいる」、「自ら 

の安全は、他人への完全な支配を維持できるかにかかっている」・・・・。

 

  要するに”欠乏と恐怖”に基づいた「世界観」なのです。

 

 しかし「新世界秩序」の立役者は、大きな力を持っていても、われわれ

無しに、その恐ろしい構想を実現することはできません。 

  彼らを阻止して、計画を廃れさせるには、私たちが、行動を起こす必要

があります。




  著名な生物学者、エリザベット サトーリス博士(Elisabet  Sahtoris,

Ph.D.) 〔女性〕は、言います。

 

  ≪これは、文明の或る段階での”最後の努力”です。 

”最後のあがき”とでも言うのでしょうか。

 

  私は、「芋虫が蝶に成る」という喩えを、

よく使うのですが、Photo芋虫は、

生態系を食べまくるからな

んです。 

  一日に、自分の体重の

300倍も食べて、環境

破壊して、おなかが、はち

切れそうになると、逆さに

ぶら下がって眠り、皮が硬くなって、

サナギになります。

 

Photo_7
  
                              芋虫の体の中には、

成虫細胞が 

出来て、芋虫の体

が溶けて、成虫 

                        細胞の栄養にな

るんです。 

 

*左の写真は、昆虫図鑑「モンシロチョウ」

より、転載) 

 
  この喩えで重要な事は、古いものと新

しいものが、しばらくの間、共存してい

て、命を守るのは、芋虫の仕事だとい

うことです。



  今の(アメリカ)政府は、必死になって、中東の石油を支配しようと

したり、今度は、核エネルギーを推進したりしています。 

  解かっていても、自らを守る役割を果たすしかないのです。  

それが、仕事ですから。・・・・・



  蝶が好きなら、「芋虫」を踏み潰したりしませんよね。「芋虫」を嫌っ

ても解決にはならないのです。 

  でも、代替エネルギーが欲しいなら、石油経済政権に「生産」を頼む

は、間違いです。自分たちで創り出すしかないのです。

 

 より安く、効率的で、効果的なものだということを示すのです。 

私たちの仕事は、”新世界”を築くことです≫ と。



  「意識改革」財団理事長のバーバラ マルクス フーバード(Barbara 

Marx Hubbard ) 女史は、言います。

  ≪今の危機は、誕生の過程であり、みんなが必要とされていて、本当

欲しいものを、もっと手に入れることができるという展望と世界観が有

れば、この絶望的な世界を、創造性と愛のルネッサンスに変えられるの

です≫ と。 【つづく】

 

 

 

 

 

2012年6月15日 (金)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(30)

  ギャンブル氏の言葉です。 

 

  世界支配計画について、お伝えしたい、もう一つの残酷な事柄があ

ります。 

 恐ろしい事実ですが、これ無しでは、真理の追求は不完全で危険で

あり「解決のための戦略」も、不充分な情報に基づくものとなってしま

います。


  研究をする中で、私は、世界の人口の大多数を抹殺することが計画

に含まれているという、説得力のある証拠を見つけました。 

  不快感を覚えますが、支配する人間が少ない方が「完全支配」に有利

だと考えれば、理解できます。

 

  ”まさか、こんな事は、しないだろう”と思う度に、それが間違いである

ことが分かっていきました。

  私は「優生学」が、計画の中心的柱の一つであるという、驚くべき文

書を見つけました。

 

 「優生学」は、誰が子孫を残すに相応しく、誰が、そうでないかを、一部

の人が決めるものです。”断種”は、この秘密計画を実施する、狡猾な

方法の一つです。

   1904年、カーネギー家は、ロングアイランドのコールド スプリング 

ハーバーにあった初の優生学研究所に、資金を提供しました。

 

  ロックフェラー家は、「優生学プログラム」を通じて、有色人種の強制

断種に資金援助し、後にヒトラーに採用される「人種至上主義計画」

進めるために、ドイツのカイザー・ウィルヘルム研究所にも、資金を提供

しました。


  2007年には、農務省と国土安全保障省が、700万人が住む北カリフォル

ニアの都市部で、「空中散布」する計画に資金を提供しました。

 

  市民が団結して計画に反対すると、当局は、散布される薬剤に、病気

を引き起こし、生殖周期を乱す複数の毒素が含まれていることを、しぶ

しぶ明かしました。 

  市民の抵抗によって、計画は、運よく阻止されました。



  アメリカ政府は、有毒な化学物質を使った実験を、市民に対して、密か

に30回以上行っていたことが、明らかになっています。

 

  兵士、囚人、アメリカ先住民居留地、そして街や軍全体にもです。 

ワクチンに秘密の物質を加えて、秘密裡に行われる”女性集団断種”も、

ブラジル、プエルトリコ、ニカラグア、メキシコ、フィリピンで明るみに出て

います。 

 

  これらは、I様々な「プログラム」の賛助を

受けて行われています。 

 例えば、ジョン・D・ロックフェラー人口評

議会、健康教育福祉省、同省は、 ネルソン・

ロックフェラーが次官を務めていました。 

  そして、ロックフェラー家が設立した世界

保健機関(WHO)などです。

(*写真は、ネルソン・ロックフェラー、

1908~1979 )

 

 ノバルティス(NOVARTIS) とシンWho_2

ジェンタ(syngenta)は、米国農務省

国防総省と共同で、“遺伝子組み換え

トウモロコシ”の実地試験を行いまし

た。

  それは、男性が食べると、精子を殺

して不妊にししまうというものでした。

これは、「世界の人口過剰問題の解決に貢

献」と、小さく発表されました。 (*写真は、

世界保健機関本部、ジュネーブ)

  例を挙げれば、切りがありません。現在、世界では、

不妊が急増しています。これは、決して偶然ではありません。



  私が全体像をつかみ、直面する課題に、充分な反応を得ることができ

たのは、直接的な人口減少計画について、積極的に考察・調査したから

こそだと思います。

  馬鹿馬鹿しいかも知れませんが、1932年のドイツで、今後、10年間に、

何百万人もの人が抹殺されると言ったら、あなたは、「有り得ない」、

「そんな事を、誰もするわけがない」と言うでしょう。


   
Photo_5 「ハープ(HAARP)」、

「有毒な水や食品」、

「有毒ワクチン」、「ケム

トレイル」、「遺伝子組み

換え食品、」、「戦争」、

「放射能」、「人知的な

集団感染」・・・・・ (*上下の写真は、「ケムトレイル」)

  これが、今の「人口減少計画」の姿です。 【つづく】

Photo_4

    

 

 

 

2012年6月14日 (木)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(29)

 ギャンブル氏の話です。

 

  悲劇的な事件をでっち上げたり利用するという発想は、彼らが目標

達成のために、どこまでやるつもりかを理解する上で、Photo

非常に重要な
ものでした。 

  アメリカが、偽りの口でベトナム戦争に介

入したのは、裏付けのある事実です。 

  ロバート・マクナマラ元国防長官(1916~

2009)は、トンキン湾での軍艦攻撃は、実際

には無かったことを認めています。

(*写真は、マクナマラ元国防長官とケネディ元大統領)



  マクナマラは、語ります。
  ≪あの日、「攻撃された」という判断は誤りで、

攻撃は無かったのですPhoto_3 と。

(*左の写真は、老年期の

マクナマラ)



  ギャンブル氏の言葉です。

  最近では、ブッシュ(ジュニア)

元大統領が、存在しない大量破

壊兵器を口実に、イラクを侵略し

ました。このような戦術は

「偽旗作戦」とも呼ばれます。

 



  「9.11」は、中東の石油を乗っ取り、

憲法上認められた保護規定を取り除く

”土台作り”のために、世界エリートが引き起こ

した”偽旗作戦”だったと信じる人が増えています。

  (*実際、それ以外の何物でもありません。)
 



  「警察国家」に必要なものは、実は、すでに、ほぼ整備されています。
 

現在、アメリカ政府は、警告や正当な理由も無く、誰でも投獄することが

できます。 

  また、その行動が、政府の計画を脅かすと判断すれば、合法的に、

誘拐、拷問、暗殺することができます。

 

  いわゆる「対テロ戦争」の容疑者として指名するだけでいいのです。 

監視は、益々、強化されています。 

  2010年、国民を監視するカメラの数は、アメリカだけで、3000万個あり

ました。



  デモ参加者は”言論自由ゾーン”という婉曲的な名前の場所に追い

やられます。 

「言論の自由」なのに、自由に場所を選べない?

 

  電話やメールは、すべて収集して保管され、いつでも調査が可能です。 

運転免許やパスポートには、コンピュータ・チップが埋め込まれ、行動を

逐一、追跡できます。入院患者も、同様なチップを、皮下に埋め込まれて

います。


  実は、このチップを開発したのは、P&G (*ギャンブル氏の実家)で、

当初は、「製品」を追跡するのが目的でした。

 

  チップは、役に立つものですが、CIAの副長官(ジェームズ モニエール 

 サイモン James Monier  Simon ) ですら国民の追跡と管理を強化

するために、全国民にチップを埋め込む道を開いた と認めています。


  「支配」を企む者たちは”米国宇宙軍団”を通じて、「全領域支配」と

いう計画をまとめました。

 

  高度な衛星監視、すでに開発済みの試行性エネルギー兵器やレーザー

兵器は、反対者が地球上のどこにいても標的にすることができます。

  彼らは、抵抗者への効果的な対処法を確実にしようとしているのです。

 

  流行病、または社会的不安時のためと称し、連邦緊急事態管理庁

(FEMA)の強制収容所や拘束具つきの鉄道車両がアメリカ全土で最近、

建設、または改造されています。



   ここで、或る言葉は挿入されます。

それは、次のようなものです。

 The  social  experiment  in  China  under  Chairman  

 Mao's  leadership is  one of  the  most  important  

and  successful  in  human  history.

                   David  Rockefeller ,1973

Photo_6

(*左の写真は、デビッド ロックフエラー)

  毛沢東指揮下の中国における社会実験は、Photo_5

人類史上で最も重要であり、

最も成功したものの一つである。 

    ー デビッド・ロックフェラー

          (1973年) ―

 

 しかし、この言葉には、次のような続きが 

あります。  

  That”social   experiment ” killed

  70 million  Chinese  people  

during  ”peacetime”.

 その「社会実験」で、「平時」に7000万人の中国の人民が殺された。  

【つづく】

 

 

 

 

 

 

 

2012年6月12日 (火)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(28)

  ギャンブル氏の言葉です。 

  私は、支配階級のエリートが、すでにもたらした世界を見て、すべて

の場所の、すべての人が、完全に支配されたら、どのような世界にな

るのかと考えました。

 

 「新世界秩序」では、私生活に踏み込む監視、暴力による反対意見

の弾圧、「借金奴隷」制度によって、ごくわずかの人々が、すべての人

の生活を完全に支配します。


  想像してみて下さい。豊かな富を持つ小島が、悲惨さの海に囲まれて

いるところを―。

 

 そして、その島の軍隊は、持てる者を、持たざる者から守ることを使命と

しているのです。

  彼ら(世界エリート)の最終目的は、ひじょうに不吉なものであり、計画を

実行するためには、手段を選ばなのだと思うようになりました。

 

  アメリカ人にとっては、受け入れ難い事かも知れませんが、世界エリー

トの計画には、アメリカの経済力と主権の破壊も含まれていると、私は

確信しています。


  言論の自由と武装反乱の歴史を持つアメリカは、世界支配の強化の、

大きな障害となっています。

 

  国際エリートは、アメリカ打倒に成功したら、アメリカ人の権力と生産力

を、単一の「世界独裁政権」に移譲しようと考えていると思います。

 

  デビッド・アイクの言葉を借りれば”全体主義の忍び足”で、少しずつ、

私たちの生活を乗っ取っていくのです。


  彼らは、アメリカに、返済不可能な巨額の債務を抱えさせています。
 

ドルも暴落させて、国際通貨基金の世界通貨に置き換えようとしてい

ます。

 

  キャッシュレスな電子世界通貨へ圧力をかければ、中央権威は、

個人や集団の経済的能力を、瞬時に奪うことができます。


  現在、気候変動への対処のためと称して「国際税」が、史上初め

て提案されています。

 

  提案された条約は、2009年、コペンハーゲン気候会議で発表された

もので、「トロイの木馬」のように、環境への人々の懸念に訴えていま

すが、この前代未聞の「炭素税」が、世界銀行に納付され、世界警察に

よって取り締まりが行なわれるという事実から、関心を逸らしています。


  汚染の削減は、当然、必要ですが、専制政治の税基盤を構築しなく

ても、対策方法は、有ります。


この点に関して、デビッド・アイクは、次のように語ります。

 

  ≪社会を変えたいのですが、あからさまだと、拒絶反応が起こるので、

こっそりやるわけです。 

 「問題」―「反応」―「解決」の手順でいきます。

 

第一段階「問題」を作り出す。

 

  爆弾テロでも、9119.11でも、取り付け

ぎでも、株式市場の大暴落でも、

政府の崩壊でもいいのですが、誰の

いで、こうなったのか、なぜ起き

のか、自説を他人に語ります。 

  ここで、報道を、ちゃんと行なうメデ

ィアが存在すると「問題」―「反応」

―「解決」手順は、失敗します。 

  しかし、主流メディアは、事件の公

式見解を伝える「広報室」となるの

す。

( 例えば、FOX NEWSは、次のよう

報道しました。 

 「サダム・フセインPhotoの大

量破壊兵器の隠蔽に関

して、ブッシュ大統領が

正しかったことが、

分かりました」と。・・・・ )

(*悪意のある虚報)









  この事件に関する大衆の唯一の情報源」

は、主流メディアとなります。

  「問題」―「反応」―「解決」の第二段階は、 

激しい怒り、非常に大事な「恐怖」の反応を起こします。

 

  そして、大衆が、政府に訴えることを期待します”何とかしなければ、

このままでは、駄目だ。どうするつもりなのか!”と。

 

  そこで、第三段階―。 

  ”うその話”に対する大衆の反応を収拾して、自ら作り出した問題の

解決法を、正々堂々と提案します≫ と。 【つづく】

2012年6月11日 (月)

Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか(27)

 

  今回より、また、「Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか」の

に戻ります。


   ギャンブル氏の言葉です。

  多くの人と同様、私も、世界支配の陰謀なんて、実際には、上手くいく

はずがない、人間の能力は、それほど高くない、と思っていました。

 

  高度な管理と機密性が必要な、このような計画をやり通せるはずが

ない、と思っていました。



  先述したキャサリン・ オースティン・フィッツ氏の言葉です。

 

  ≪すべて、政府が無能なせいだとするのは、空頼みで、大きな誤り

です。皆、理解していないのです。 

  これは、勿論、本当は進む道が解かっている「体制」にとっては、都合

いい事です。体制は、進みたい方向に進むことに成功しています≫ と。



 ギャンブル氏の言葉です。

 

  私は、それほど大規模な腐敗の秘密が守られるのはどうしてか、疑問

でした。




  デビッド・アイク氏が、この問いに対して答えました。
 

  ≪「構造」が単純なのが鍵で、単純でなければ、上手く行かないのです。 

これは”区分されたピラミッド”に喩えられます。 

  多国籍企業でも、大学や政府、秘密結社でも、現代の組織は、みんな、 

ピラミッド型の構造を持っています。

 

  CIAなどの情報機関には、必要な人にだけ情報を開示するという

「ルール」が有ります。 職務の遂行に必要な範囲だけの情報を知らせる

というものです。


  あなたが銀行に行くとしましょう。

底辺には、銀行の窓口係がいて、顧客の対応をします。

  窓口係は、背後の支店長の知っている事Photo_4

や話している事を知りません。

 知っているのは、仕事で知る

必要があるとだけです。

 事務室にいる支店長は、次の

レベルの知らず、そのレベ

ルの人も、次のレベ事を知

りません。

  最終的には、ごくわずかの人が、銀行の

ピラミッドの頂点に立つことになります。

 銀行の本当の意図や方向性、その理由は、この人たちだけしか

知りまん≫ と。



  ギャンブル氏の言葉です。

Photo  第二次世界大戦で、原子爆弾を開発した

マッハッタン計画で、動員された13万人

何も知らなかったのは、このような「区分化」

が実行されていたからです。

 (*写真は、同計画の代表的な推進者、 

ロバート・オッペンハイマー博士、1904~ 

1967)


 

 



 

  ギャンブル夫人の言葉です。

  ≪この「陰謀」の規模と意図を、初めて理解した時

には、2週間ぐらい、インフルエンザに罹っていたよう

な気分でした。でも、だんだん解かってきました。

 人間の可能性を押し潰そうとする、巧みに計画され、組織された企て

遭っても、私たちの優秀さは発揮される、と。

  たとえ、組織的に関心を逸らされ、抑圧されても、人々は、莫大な数

問題に対する、画期的で巧みな解決策を考え出してきました。

  この「陰謀」が、これほど組織的で、計画的だと気づかなかったのは、 

私たちの過失ではなく、課題なのです≫ 【つづく】

 

 

2012年6月 9日 (土)

腐敗した銀行制度(完)

 ビクトリア嬢の話は、続きます。

 

    銀行制度は、どのように機能すべきか?

 

  銀行制度は、どのように機能すべきでしょうか?

 

  歴史に名高いインタビューで、マックギア氏は、タワーズ氏(元カナダ

中央銀行総裁)に尋ねました。 

 「なぜ、政府は、お金を創造する権力を民間に手渡し、独占させ、

政府は、お金を創造できるのに、民間から、利息付きで借金をして、

国を倒産寸前まで追い込んだのですか?」と。

 

   タワーズ氏は、答えました。 

 「もし、議会が、銀行制度の運営形態の変更を望むのであれば、それは、

明らかに政府の権限内で可能なことです」と。


  言い換えれば、もしカナダ政府が、国民のために、お金を必要とするの

であれば、彼らは直接、カナダ中央銀行から借りることができるのです。

 

  それから、市民は、公平な税金を、カナダ中央銀行に返金するのです。

 

   この税金のお金は、私たちの経済インフラへの投入として戻され、最終的

には、借金は無くなります。 

  経済構造が、借金によるお金ではなく、本物のお金が基本になるので、

カナダ国民は、再び繁栄するでしょう。



  ロイヤル銀行のような民間銀行によって所有Photo_11

されている借金について
ですが、私た

ちが、カナダ中央銀行に借金分のお金

を印刷させて、彼らに渡します。

 

  その後、カナダ中央銀行の借金を返

済するのです。そうです。私たちには、

法的権利として、そうすることができる

のです。 

(*写真は、カナダ・ロイヤル銀行本社

ビル)



        結論


  結論として、私たちは、銀行制度と共謀した政府によって、横領され、

略奪され続けていることは、12歳のカナダ人の私にとってさえ、痛ましい

ほど明らかなことです。

  この犯罪を止めるために、私たちは、何をすべきでしょうか?

次の世代が、銀行家により奴隷にされる借金ベースの経済から、自由で

解放されるために、一体何をすべきでしょうか?

  マーガレット ミード(Margaret  Mead、1901~1978:著名な文化人類

学者)の言葉を引用します。

皆さん、これを思い出してほしいいのです。彼女は、言います。

 「小さなグループの人々が、世界を変えることができるということを、

決して疑わないで下さい。実際に、今まで、常にそうだったのです」と。

  有難う。

(*大きな拍手が、湧き起こる。)                   【了】

2012年6月 8日 (金)

腐敗した銀行制度(2)

 ビクトリアさんの話は、続きます。


    今日の銀行制度は、どうなっているか?

  今日、民間銀行と政府が、どのように機能しているかを説明させて

下さい。まず最初に、カナダ政府は、お金を民間銀行から借ります。

彼らは”借金として”、複利の利子付きで、カナダに貸すのです。

  それから、政府は、驚異的に増大する財政赤字への利息の支払い

のために、毎年、カナダ国民への課税額を増やし続けています。

  その結果は、インフレーションで、カナダ国民にとっては、私たちの

経済へ費やすべき本当のお金が減少し、本当のお金は、銀行のポケット

に詰め込まれるのです。

  その上、政府は、貸付金の形で、存在しないお金”を貸し出す能力を、

銀行に与えました。

  銀行が、あなたに住宅ローンを提供する時、文字通り「死の誓約」、

”貸付”という意味で、銀行は、あなたにお金を渡すわけではないのです。


  彼らは、コンピューターのキーをクリックして、空気から、偽のお金”

創り出すのです。

お金は、実際には、彼らの金庫には無いのです。

  現在、銀行は、40億ドルの預金しか持っていませんが、1.5兆ドルも

貸し付けているのです。



  グラハム タワーズ(Graham  Towers)さん(1897~1975,〔第一代カナ

中央銀行総裁〕:在職期間1934~1954、*写真の人物 )言葉を引

用します。

  「毎回、必ず、銀行が貸付を行う度に、新しく預金されたお金として、

新しい”信用”創り出される。

  大まかに言えば、銀行からのすべてのGrahamtowers

新しいお金は”貸付”という
形態である。

貸付とは借金のことだから、現在の制度で

は、すべてのお金は借金である。」

   


  私が興味を持ったことに、マタイ伝の福  

音書第21章があります。  

 キリストですら、寺院から、両替商を  

追い払ったのです。  

  なぜなら、彼らは、通貨を操作して、人々から、 

お金を盗んでいたからです。

   民間銀行は、マタイの福音書第21章の「両替商」の 

ようなものです。

 彼らは、カナダ国民のお金、そして自由を横領し、

略奪しているのです。

  彼らの行動を止める必要があります。  【つづく】

  (後記: ビクトリアさんが、マタイの福音書第21章を引き合いに 

      出したのは、非常に深い洞察に基づくものだと思います。 

        実は、同章の第12節と第13節には、こうあります。  

 ”それから、イエスは宮に入って、宮の中で売り買いを 

           する者たちを追い出し、両替人の台や、鳩を売る者たちの 

               腰掛けを倒された。そして、彼らに言われた。  

    「  『わたしの家は、祈りの家と呼ばれる』と書いてある。 

                それなのに、あなたがたは、それを強盗の巣にしている」と。”



           
のイエスの言葉こそ、深く噛み締めるべき言葉です。

                 ビクトリアさんは、この「意識や精神の差」が、現代にも存在 

                  していることを明確にしています。

         
 この喩えは、かつて宇野正美氏も、或る著作で明らかに 

           しておられました。 

                       金融業者の強欲さ、傲慢さは、古代の今も、全く変わら 

         ないようです。 

           むしろ、益々、強まっていると言えましょう。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年6月 7日 (木)

腐敗した銀行制度(1)

  本ブログは、本来、「Thrive(繁栄)―いったい何が必要になるのか」を

連載しています。

 

 しかし、先日の「エコノミック・ヒットマン」に続き、今回も、少し途中下車

して、「腐敗した銀行制度」について、3回にわたり、掲載したいと思います。

 

  実は、5月25日、井口和基博士のブログに、”カナダ12歳(小学6年生)

による、「腐敗した銀行制度」 と題する講演”というYou Tube がありま

した。

 

  それは、たいへん素晴らしい内容でした。正直、心から感動しました。 

ビクトリアという名の少女の名講演を、皆さんも、是非、ご堪能ください。 

彼女は、将来のカナダを背負う女性総理大臣に相応しい逸材だと思うの

です。


  因みに、竹原信一氏(前阿久根市長)が、5月30日のブログで、

全く同じ内容のものを、Dandomina:Wake Up Japan! Wake Up

World!より引用され、掲載しておられます。

  実は、私は、この事実に、6月5日(火)の夜に気づきました。

でも、私も、全く同じ内容のものを、すでに文章化していました。

  それで、自分なりに書き起こしましたものを、上記の通り、3回に

わたって、連載したいと思います。




  ところで、この講演は、次のような司会者の挨拶から始まります。



( 司会者の挨拶)  5~6週間前のことです。ビクトリアさんは、ロータリー

クラブ600人の前で、話をしました。 

  彼女は、同じスピーチを、今日、して下さいます。ウェブで、話題にもなっ

ています。 

彼女に電話して、ここに招待したのです。彼女は、ここに来てくださいまし

た。 ビクトリアさん、どうぞ、こちらへ。


  (ビクトリアさん、登壇ー。 彼女が話し始める。)


  カナダがどうして、借金まみれになっているかを、不思議に思ったことは、

ありますか?

政府がカナダ人に多くの税金を払わせることを、不思議に思ったことは、

ありますか?

 最も大きな民間銀行の銀行家が、より裕福になって、残りの私たちが

そうでないことを、不思議に思ったことは、ありますか?

  国(カナダ)全体の借金が、8000億ドル以上もあることを、不思議に思っ

たことは、ありますか?


  あるいは、なぜ、私たちは、一日当たり、1.6億ドルもの利息を、国の

借金の金利として支払うのでしょうか?

  これは、年間600億ドルです! 誰が、この600億ドルを受け取るのだろ

うと、不思議に思ったことは、ありますか?

  私が見つけたことは、銀行と政府が共謀して、財政的にカナダ国民を

奴隷にしているということです。


  私が、今から取り上げる三つの重要な点が、皆さんの関心を十分に集

めて、皆さんがご自身で調査を進めて、政府がカナダ国民に対して行う

犯罪行為止めることに携わって下さることを希望します。


  まず最初に、カナダ銀行について、簡単に検証します。

二つ目に、今日の銀行が、どのように機能しているかを見てみます。

最後に、政府に実行を請願することができる実行可能な解決策を提供し

ます。


  カナダの歴史において、殆ど知られていないジェラルド グラタン マック

ギア(Gerald  Grattan  McGeer ) という人物がいます。  彼は法律家で、

国会議員、バンクーバー市長を務めました。

  彼のカナダに対する貢献は、私たちの歴史にとっても最も偉大なもの

の一つです。


  彼は、カナダのお金の創造と管理を、唯一行うカナダ中央銀行の設立

を擁護しました。

 1934年7月3日に設立され、すべてのカナダ国民Photo_10

によって所有されてい
ました。

  カナダ中央銀行のお陰で、1970年代

まで、政府が現在私たちが持って

いる銀行制度を導入することを決定す

るまで、カナダの借金は、常に管理

可能なレベルで抑えられていました。

  しかし、現在の銀行制度は、カナダ

国民から富を略奪するものです。     

では、どのように略奪しているのでしょうか? 

 (*写真は、カナダ中央銀行本店)  【つづく】

  (後記: 実は、今日午前中、何故か、ログインができませんでした。

            SOBAさんのご指摘で、それなりの事が理解できました。

      何より、読者の皆様に、拙稿をお送りできますことを、

      本当に嬉しく存じます。

 それぞれの立場で、頑張って行きましょう。)

 


   

 

 

2012年6月 5日 (火)

エコノミック・ヒットマン( 完 )

  パーキンスの話は、続きます。

 

     第三段階  軍隊

 

  (フセインを)抹殺することも可能でしたが、私たちは、それを望んでい

ませんでした。 

  フセインは、言うなれば、私たちにとって都合のいい、「強い男」のタイプで、

国民やクルド人をうまくコントロールし、イラン人を国境内に封じ込め、

アメリカのために原油を掘り続けてくれると考えていたからです。


  そして、フセインの軍隊を破壊したので、今度は、交渉に乗って来ると

思ったのです。

 

 そしてまた、90年代、再びエコノミック・ヒットマンが送り込まれました。

しかし、成功することはありませんでした。 

   もし、成功していたなら、フセインは、まだ大統領だったでしょう。

 

 彼が欲しただけジェット戦闘機も、アメリカは売っていたでしょうし、

その他に何でもです。しかし、(すべての工作が、) 失敗に終わりました。

  そして、ジャッカルもまた、フセイン暗殺に失敗したのです。

 

  すると、再び、軍隊が送り込まれました。Photo_4

しかし、今回は、計画の全行程
を完全

執行するために。 

  つまり、フセインを葬り去り、この過

程で、様々な利益の厚い建設案件

を得てです。 

  私たちが破壊した国を、私たちが再

建する事業を得たのです。 

  大きな建設会社の所有者にとって

は、この上ない話でした。 

( この所有者の一つが、ハリバートンです。)


  このように、イラクでは、三つのステージ(段階)がありました。
 

  エコノミック・ヒットマンが失敗し、ジャッカルが失敗し、そして最終段階と

して軍隊が送り込まれたのです。



   このように、我々は「帝国」を築いていきました。とても巧妙、かつ秘

密裡にです。 

  過去における「帝国」は、すべて武力によって築かれました。 

そして、人々は皆、自分たちが「帝国」を築いていることを知っていました。


  イギリス人、フランス人、ドイツ人、ローマ人、ギリシャ人、そして彼らは、

みんな誇りを持っていました。

 

  文明や宗教などを広めるなどの”エクスキューズ”が、何かしらあった

からです。 

そして、彼らは、意識的に行っていたのです。


  でも、我々(アメリカ人)は知りません。アメリカにいる殆どの人は、

この「アメリカ帝国」が、他国からの搾取によって得た利益で生きている 

ことを、全く知りません。

 

  しかし、以前にも増して、今日に至っては、特にそうなのです。

帝国があるのなら、いったい誰が皇帝なのかということになります。

 

  それは、アメリカ大統領ではありません。皇帝は、選挙によって選出

されるのではなく、任期もなく、報告もしないのです。だから、大統領で

はありません。



  しかし、皇帝と同じ役割を果たしているものがあります。
 

私は、それを、Corporatocracy (企業利益中心政治) と呼んでいます。

Corporatocracy とは、大企業を動かしている個人の集団で、実質的に、

この帝国を動かしている人たちです。

 

  彼らは、メディア企業を直接保有したり、広告主として圧力をかけるこ

とにより、メディアをコントロールし、企業献金や、企業利益を原資とした

個人献金を通して、アメリカの殆どの政治家を支配しています。

  彼らは、選挙によって選ばれるわけではなく、任期もなく、誰かに報告

するわけでもありません。

 

  しかも、このピラミッドの頂点の人たちは、ある時は企業で働いたり、

ある時は政治家になったりして、外からでは、一体誰のために働いてい

るか判断できません。

 

  ですから、例えば、ある時は、Photo_5

リバートンのような巨大企業の社長だ

った人(*ディック・チェイニーのこと)

が、次の瞬間、アメリカの副大統領

になったりします。

  そして、政権の大統領が、石油関連

事業に携わっていたりします。

  これは、民主党でも共和党でも、全く

同じ事なんです。まるで、回転ドア

で、前に行ったり、後ろに行ったりする

ようなものです(*左の写真は、

              ニューヨーク)



 

  そして、ある意味では、政府の政策は、

企業によって実行されることがあるため、

私たちの政府が、何をやっているかが見

えないことも、よくあることです。

  しかし、その政策とは、もともと、この Corporatocracy (企業利益中心

政治)によって策定され、政府によって提案されて政府の政策となった

もので、この関係は、非常に心地よいものもあるのです。


  これは、「陰謀論」の類いのものではありません。集結して陰謀を企て

る必要はないのです。彼らはただ、同一の前提のもとに行動しているだ

けです。Photo_4




                     
 

Photo_3
 
  そして、その前提とは「企業は、社会、環境コストを顧みることなく、
 

その利益の最大化を最優先に追求しなくてはならない」ということなの

です。 【了】

 

 

 




 

 

2012年6月 4日 (月)

エコノミック・ヒットマン(6)

 パーキンスの話は、続きます。

 

                                                     ベネズエラ  2002

Photo
 

  ある意味では、このようなシステム

が大した変化もなく、長年、存続し続け

たことは興味深いことです。

  エコノミック・ヒットマンの能力は、

この間、どんどん上がり続けましたがね。

 ごく最近では、1998年、ベネズエラで、

ウーゴ・チャベスが大統領選に勝利し

ました。

 長期間にわたる、幾つもの腐敗政権Photo_21

のために、国内経済は崩壊状態に追

い込まれていました。

 そんな中で、大統領に就任したの

が、チャベスだったのです。


  チャベスは、アメリカに立ち向かい、

言い放ちました。

「ベネズエラの原油は、ベネズエラの

国民のために使う」と。

 アメリカは、それを嫌いました。

  そして、2002年、クーデターが起こり

ました。このクーデターは、CIAが

引き起こしたものであることを、私や私

の周りの殆どの人は、疑いを持っていません。



  このクーデターの起こし方は、カーミット・ルーズベルトが

イランで行ったやり方と同じものです。

  民衆を、お金で買収して、デモ行進をさせ、暴動を起こさせます。

チャベスに対する反対運動を、「チャベスが、とても不人気だ」と思わせ

るようなことを言わせながら、起こすのです。

  2~3千人の人を、テレビの前に集めれば、国中が反対していると思わ

せることが可能Photo_19です。そして、そこから

は、マッシュルームのように、増加して

いくのです。

  しかし、チャベスは頭が良く、民衆の

支持も、とても強固であったため、

これを乗りきることに成功しました。

  そして、それは、ラテン・アメリカの歴

史にとって、驚異的な出来事だった

のです(*写真は、ベネズエラの大 

                                           統領府)





      
          
               イラク  2003

  イラクは、このシステムが、どのように機能するかを説明するためには、

最もよい事例です。

  最初に、私のようなエコノミック・ヒットマンがPhoto_22

先陣として、政府を買収す
るために

り込まれ、巨大な負債を負わせ、これ

をレベレッジにして、国全体を乗っ取る計画

実行します。



    第一段階  エコノミック・ヒットマン


  しかい、私たちが、パナマのオマール・トリ

ホスやエクアドルのハイメ・ロルドスのケー

スで失敗したように、買収に失敗すれば、

次のステップとして、ジャッカルが送り込ま

れます。


    第二段階  ジャッカルズ(殺し屋たち)


  ジャッカルは、政権を転覆させるか暗殺を実行し、新政権を打ち立て

ます。新政権は、刃向かえば、何が起こるか知っているので、政策は、

すべて変更されるのです。


  イラクの場合、このステップで失敗してしまいました。

エコノミック・ヒットマンは、サダム・フセインを買収することができなかっ

たのです。

  私たちは、何かとフセインを買収しようと、あらゆる手を尽くしました。

サウジアラビアの王家が受け入れたディール(取引、あるいは処遇)と、

同じようなディールを持ち掛けましたが、フセインは、拒否しました。

  すると、次にジャッカルが送り込まれました。しかし、フセインの警備

隊は、とても優秀で、暗殺も失敗に終わりました。

  Photo_2
  何と言っても、フセインは以前は、CIAの

エージェントでしたからね。

彼は、前イラク大統領暗殺のために雇われ

ていたのです。それ自体は、失敗しましたが。

  だから、彼は、私たちのやり方を熟知して

いたのです。

それで、1991年、アメリカは軍隊を送り込み

ました。そして、イラク軍を破壊しました。

  この時点で、私たちは、フセインが、擦り寄って

くると考えていました。  【つづく】

 

 

 

 

 

 

2012年6月 2日 (土)

エコノミック・ヒットマン(5)

  パーキンスの話は、続きます。

                                                      Photo_2

       
 パナマ  1981
 

 

          
  

 






                          パナマの大統領、オマール・トリホス

Photo_3
( Omar  Torrijos ) は、
私が真に好

を抱いた人間の一人でした。

  彼は、とてもカリスマ的で、国の惨

を何とか改善しようと、心の底

えていました

 (*左の写真、右側の人物)

  私が彼に買収を試みた時、彼は言いました。

「なぁ、ジョン・・・・」、実際、彼は、私のことを、ワニートと

呼んでいて、

「なぁ、ワニート・・・・、私が欲しいのは、お金ではないんだよ。

  私が本当に欲しているのは、我々の国が公平に扱われることなん

だ。そのためには、アメリカには、我々の国で行ったすべての「破壊」に

対する償いを、国民に対して清算して欲しい。

  そして私は、他のラテンアメリカ諸国が、独立を果たした時、北アメリ

カによる、この酷い搾取からの自由を勝ち得た時、彼らを助けてあげた

いんだよ。

 
 だから、
パナマ運河を取り戻すことPhoto_4

が必要なんだ、パナマ国民の手の

に。

 これが、私が望んでいることだ。だ

ら、放っておいてくれ、買収しようと

ないでくれ、試みないでくれ」と。


  1981年のことでした。同年の5月、エクアドルのハイメ・

ロルドス大統領が暗殺されました。

  オマール・トリホスは、一体何が起こっているか、ちゃんと知っていま

した。そして、トリホスは、家族を集めて伝えました。

次は、多分、私の番だろう。でも、それは、それでいい。

私は、私がすべきことを、やり遂げた。運河の交渉を再開させ、パナマ

人の手に取り戻したからだ。

 

 彼は、ジミー・カーターと、運河返還の条約を締結させたところでした。

Photo_5それから2ヶ月たった、その年の6月、

が乗った飛行機が墜落し、彼は暗

されました。

  CIAが手を回したジャッカルが殺害し

ことは間違いありません。証拠も、

たくさん有ります。

  トリホスのセキュリティガードが、トリ

ホスが飛行機に乗る直前に、小さなテ

ープレコーダーを渡し、それに爆弾が

仕掛けられていたのです。 【つづく】

2012年6月 1日 (金)

エコノミック・ヒットマン(4)

 パーキンスの言葉は、続きます。

  さらに、「このままアーベンツ政権が続けば、ソビエトの、この地域で

の足掛かりを、確実なものとしてしまうだろう」とも脅しました。米国民は、

赤色テロルの恐怖におののきました。

  長い話を短くすれば、このキャンペーンの結果、CIAと軍により、この

政権を崩壊させるための計画が策定されました。


  そして、私たちは、それを実行したんです。私たちは、宗教関係者や

兵士やジャッカル(殺し屋たち)など、色々送り込み、彼を引きずり降ろ

しました。Photo_8

  そして、新政策が発足すると、新大統領は、

ユナイテッド・フルーツ・
カンパニー社など、国

業に対する政策を、すべて変更したので

す。(*右の写真は、ユナイテッド・フルーツ・カ

ニー社の本社入り口:同社は、1920年に

立、現在の社名は、「チキータ」。)

 

           Photo


        エクアドル 1981   



   エクアドルでは、たいへん長い間、親米国政

権による専制政治が行

われていました。その殆どが、残忍な政権でし

                                           た。

  しかし、ある時、真に民主的な選挙が行われることが決定され、

ハイメ・ロルドス(Jaime  Roldos  Aruilera) が立候補しました。

  ロルダスが掲げた最重要政策は、エクアドルの資源は、

エクアドルの国民のために使うというものでしたPhoto_8

  そして、彼は、それまでエクアドルの誰もが

たことのない多数の支持を得ました。

的な勝利でした(*右の地図の薄緑の

部分が、エクアドル)

 

 彼は、公約の「エクアドルの資源からの利

益が、エクアドル国民のためになる政策」

着実に実行していきました。

  しかし、それをアメリカは、嫌っていました。

 

 そして、私が、エコノミック・ヒットマンの一人として、エクアドルに

送り込まれました。

 ロルドスに政策転換を迫り、買収し、彼アメリカ側に取り込むように、

「もし貴方が、私たちのゲームに参加してくれるなら、貴方と家族は、

大金持ちになれます。

  しかし、選挙公約を守ろうとするのなら、消え去ることになりますよ」と

脅したのです。

 彼は、アメリカの要求を聞き入れませんでした。そして、彼は、暗殺

されました。

 飛行機が墜落すると、ただちに一帯は封鎖され、近隣基地からの

米国の軍隊とエクアドルの数名だけが、立ち入ることを許可されました。

  そして、Photo_9捜査が開始されると、最も重要な二

人の証人が法廷で証言をする前に、交通事

故で死んだのです。こんな奇妙な事が起こり

続けました。

  この事件を調べた殆どの人たちと私は、こ

れが暗殺だったことに、微塵の疑いも感じて

いません(*写真は、エクアドルの首都キト)




   エコノミック・ヒットマンとしての私の立場からも、

何かが起こると、当然、予想していました。

  クーデターが暗殺か何か分かりませんでしたが、彼が引きずり降ろされ

たのは、アメリカの言い分を受け入れなかったし、買収にも応じなかった

からです。 【つづく】

  

 

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