フォト
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« エコノミック・ヒットマン(2) | トップページ | エコノミック・ヒットマン(4) »

2012年5月31日 (木)

エコノミック・ヒットマン(3)

 

 イランでの反乱

 
  アメリカの記者が、叫びます。

「溢れるほどの人々が、テヘランに結集しています。陸軍将校、モサッ

デクは降参し、独裁政権は、終焉を迎えました。

  人々は明るく、市民は歓喜の声を上げ、Photo_5シャーの

写真を高く掲げながら、パレードをしています。

  シャーは、本国に温かく迎え入れられました」 と。



   パーキンスは、言います。

  これを見て、アメリカのワシントンで、みんなが、

を合わせて言いました。

 ウヮオ! 何て、簡単なんだ。しかも、こんなに安

く!」と。

  そして、これが、全く新しい手法が確立された瞬

間でした。他国を操作し、アメリカ帝国を築くための

手法がです。


   しかし、この時の一つの問題は、カーミット・ルーズベルトがIDカードを

携帯している公式のCIAエージェントだったということです。

  もし、彼が捕えられていたら、ことの成り行きは、かなり深刻なものとな

っていた可能性が、有ったからです。



  そして、直ぐに決定されたことは、これ以降は、世銀やIMFなどの金融

機関と資金のやり取りをしたり、他の協力者を募ったりするのは、すべて

民間コンサルタントを通して行うということです。

  たとえ捕まっても、アメリカ政府に悪影響を及ぼさないためです。




     グアテマラ  1954


  アーベンツ(Jacobo  Arbenz  Guzman ) がグアテマラ大統領に就任した

時、グアテマラは、巨大な国際企業、ユナイテッド・フルーツ・カンパニー

に完全に牛耳られていていました。

  アーベンツ(大統領)は、自分たちの土地を、グアテマラ人のもとに取り

戻したいと決めていました。

Photo_7


 大統領就任後、彼は、こうした政策を着実に講じて行ったので、

ユナイテッド・フルーツ・カンパニー社は、嫌っていました。


  そして、彼らは、PR社を雇い、アメリカ国内で、膨大なキャンペーン

を行いました。

 アメリカの国民、メディア、政治家に、「アーベンツは、ソビエト

(当時)の操り人形だ」ということを信じ込ませようとしたのです。 

 【つづく】

« エコノミック・ヒットマン(2) | トップページ | エコノミック・ヒットマン(4) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Links