オバマ政権の実像(27)
黒人ヒップポップ・アーティスト(=ヒップポップ界のリーダー)、「KRS-
ONE」氏は語る。
「これは、まさに我慢比べ。忍耐こそが、このエリートとの戦いに打ち勝つの
です。誰が、何人敵を倒したかではないのです。どれだけ耐えられたか
なのです。
ジョージ・ワシントンは、 戦いという戦いすべてに負け続けました。
しかし、彼は、耐えたのです。
たのです。
今度の戦いも同様、忍耐こそ勝利への道なので
す」と。
経済学者のジョージ・ハンフリー氏は語る。
「この世界の危機的状態を検証するのに、特
別、数千年・数百年を遡らなくても、同じような危
機的状況は、歴史の中で、多々あります。
ボルシェヴィキ・ロシア時代に戻ってみましょう。共産党の起源であるボル
シェヴィキ・ロシアは、政権を乗っ取り、市民革命を呼びかけ、生活向上の
変革を求めました。そして、レーニン、スターリンが台頭ー。
実際、この革命がもたらしたものは、1925年から1940年の間に、4000万
人もの犠牲でした。
犠牲者の中には、善良なロシア市民・敬虔なキリスト教信者・経営者・高
学歴者らが含まれ、無残にも殺されていきました。
自分の仕事を持ち、勉強をし、神様を信じていたがゆえに、消し去られて
しまったのです。
次に、ドイツを見てみましょう。
第一次世界大戦後、ドイツは、もの凄くひどい不況に見舞われ、時を同じ
ました。
ヒトラーは、道路網を構築し、市民に生活改善
を確約ー。10年の間に、彼は、すべてを国有化・
中央集権を成し遂げ、独裁政権を敷き、その結
果、数百万単位で、尊い命が奪われました。
最後に、毛沢東の中国です。毛沢東が実権を握り、彼もまた、変革・生活
レベルの向上を約束しました。
そして、5年の間に、6000万人の中国人が、露と消えました。
誰も、このような事は語りませんし、最近の学校では、これらの事は、教え
ません。つい、最近の出来事なのにです。
私は、神に哀願します。このような惨劇がアメリカで起きないことを―。
大量殺戮が起きないためにも、貴方、貴方の友達、そして私達全員が一丸
となり、独裁者に「No!」と言わなくてはなりません。
アメリカは、とても素晴らしく美しい国で、黙って独裁者の犠牲になること
はできません」と。
ナレーターは語る。
人類は、岐路に立たされている。世界統一政府を目指す勢力は、完全な
独裁体制を目指している。
鏡を見て下さい。
今、自分の置かれている状況を考えてみて下さい。
そして、やるべきことは?
歴史は繰り返されるのでしょうか?
それとも、自由を愛する友が集まり、協力し、独裁世界を完成しようとする
世界新秩序を止めるのでしょうか?
その鍵を握るのは、あなた方、一人一人なのです。 【了】
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