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2012年1月

2012年1月 5日 (木)

オバマ政権の実像(16)

 このグリーンスパン氏の言葉に対して、歴史学者のタープレイ氏は、

疑義を差しはさむ。彼の言は、こうだ。

 「注意深くグリーンスパンの発言を聞いてみて下さい。つまり、

彼は、連邦準備銀行(FRB)は、法の上の存在だと言いたいのです。

 実際、彼の言う通り、FRBは、法が適用されない組織です。

私が知る限り、連邦準備銀行を監査した機関など有りません。

 ですから、今、われわれが早急にしなければならないことは、

連邦準備銀行を国有化し、何が行われているかを調査することです。

 誰が財務局からお金を盗み、癒着を働いているか?

そうすれば、ボルカー、グリーンスパン、バーナンキなどの歴代議長の 

悪巧みが暴かれるでしょう。

 

 他方、デモ隊の中で、アレックス・ジョーンズ監督は、群集に訴える。

 「連邦準備銀行は、今まで、どれだけの悪行を働いたか?

銀行の悪党らは、計画的に国を破産させ、よい所だけを持ち去って行く。

まるで、ハゲタカだ!

 元々は、われわれの資金を融資という名のもとに貸し出し、利益を

上げ、挙句の果てに、法の上の存在だと言い張っています。

 お前ら(=銀行エリート)は、法の及ばない存在だと言っているが、 

決してそうではない。むしろ、単なる犯罪者集団だ」と。

 これに対して、群集が叫ぶ。

 「誰も、法律から逃れることはできない」と。

 ジョーンズ監督は続ける。

 「私的組織である連邦銀行も、法の下では平等であり、絶対に捕まる」と。

 

  先程のタープレイ氏は語る。

 「ウィルソン大統領が、連邦準備銀行制度を設立して以来、連邦準備

銀行は、三度の重大な経済危機に直面しても、何もできませんでした。

 例えば、1929年の大恐慌、1932~33年の銀行危機、そして、現在の

デリバティブを元凶とする世界的不況などです。

 ましてや、今回の不況の立役者は、デリバティブを推奨したグリーン

スパン元議長に他ならないのです」と。

  

 先程のジョーンズ監督は言う。

 「本来の経済活動とは、生産とサービスです。つまり、物を作ることで、

経済は動くのです。

 しかし、私的組織である連邦準備銀行の悪党たちが、マネーサプライ

(資金の供給)を操り、実際の経済の舵取りをしています。

 つまり、資金供給を断つのも、連邦準備銀行の仕業です。

 

 先ず借金で企業や労働者の身動きを取れない状態にしてから、

経済を破綻させ、整理統合などで金を儲けるといった暴挙を働くのです。

 それが、今の不況であり、すべてが、エリートのシナリオ通りで、その

証拠も有ります。

 彼らは、不況脱却のために、無制限の権力と数兆ドル規模の緊急融資

を要求しました。

 そして、その多くの数兆ドルは、すでに消え、すべては、不況脱却の

ためと言いますが、実際の資金の使い道は、買収目的で、健全な金融・

建設・メディア・防衛関係会社の買収資金に充てられました。

 もう一度言いますが、悪徳銀行業務とは、資金繰りを悪くし、経済を

破壊し、会社・労働者を路頭に迷わせることなのです。

 景気の底入れ時期については、エリートはシナリオを自分で書いて

いるので、はっきりと分かっています。

 それで、会社を整理・統合・買収し、経済を軌道に戻すんです。

すべては、これの繰り返しです。持ち上げては落とし、また、持ち

上げては落とす、というわけです。

 このやり方の強奪劇は、世界中、どこかで毎日行なわれています。

IMFや世界銀行の資料の中に、詳しく、そのやり方が書いてあります

ので、是非、読んでみて下さい」と。 【つづく】

 〔*後記:読者の皆さん、並びにココログ・スタッフの皆さん方、

       お元気でしょうか? たいへんお世話になっています。

        ところで、本日の拙稿は、本来ならもっと早く公開できる

       はずでした。

         しかし、この度、小生には、全く想像を絶する事態が

       生じました。

         つまり、今回、ココログ・スタッフの故意か過失かで、

       (確かにプールしていました)本日公開予定の原稿が、

       何と消失(?)してしまったのです。

         幸い、下書きをしていましたので、どうにか、書き直せ

       ました。でも、その下書きが無ければ、まさにOUTでした。 

          もし、このような椿事(?)が、今後も度重なるようでしたら、

       私は、抵抗のしるしとして、即刻、本ブログを「自主閉鎖」

       いたします。

         また、この際なので申しますが、本文章を「大文字」

        書きましたのに、不自然に「小文字」になっております。

          これも、常識的には(*つまり、作為的な操作がなされ

        ない限り)考えられないことです。

          昨今、変な人々が跋扈する、変な時代になりましたね。〕

 

 

 

2012年1月 4日 (水)

オバマ政権の実像(15)

    明けまして、おめでとうございます。

   本年も、どうかよろしくお願いいたします。 

  

 本ブログは、『日本の天命・日本人の使命』と銘打ちながら、

何故か、「オバマ政権」に関することだけを書いています。

 実は、このブログは、「日本」を”縦糸”に、「アメリカ」、および 

中国などの外国を”横糸”にして、編み上げるつもりです。

 もうしばらく、「オバマ政権の実像」を続けます。 

同政権が、FRB(連邦準備銀行)やニューヨーク・ウォール街の

影響をどれ程強く受け、かつファシズム化への道を歩んでいるかを

明示するのが、本稿の主目的です。

 それが済みましたら、「日本人論」を書く予定です。どうか、ご期待下さい。

 

 ところで、アメリカ下院議員の中には、著名な「連邦準備銀行廃止論者」が、

少なくとも二人はいる。 

 ロン・ポール(Lon Paul  1935~)議員と、デニス・クシニッチ(Dennis 

  Kucinich  1946~)議員である。

 実際、ロン・ポール議員は、結果、否決されたが、同法案を堂々と下院

議会に提出した。同議員を心から支援したのがクシニッチ議員である。

 彼は、同議会で、次のように演説した。

 「『貨幣を発行できる権利』が、1913年、連邦準備法により、市民の手

から奪われ、この、本来、憲法で議会に委ねられた権利が、連邦準備

銀行へと譲渡されました。

 「FED(連邦準備銀行)、FED」と、皆さんは、国の機関とあがめたて

ますが、本当のところは、「FedEX(宅配便の私企業)」と何ら変わりなく、

一私企業であります。

 しかし、連邦準備銀行は、経済左右することができます

 まず、連邦準備銀行を、完全に政府の財務省の管理下に置き、

金融政策をコントロールできる立場に戻すのです。

 貨幣を供給できる権利を議会に戻さなければなりません」と。

 これは、まことに正論だ。上記は、演説の一部だが、この金融資本家絶対の時代(=現代)で、

かなり勇気を必要とする内容だと思うのだ。

  

 また、ダラス連邦準備銀行前でのデモ隊の中で、アレックス・ジョーンズ監督

は、次のように叫んだ。

 「連邦準備銀行は、私企業だと、元議長グリーンスパン自身、認めて

いました。

 2週間前、PBS(ニュース番組)で、『私たちは法・議会・大統領いずれ

からも拘束されない』と、テレビで、はっきりと報道されています。

 つまり、司法も介入できないのです。

『私たちが、アメリカ経済を動かしている』と、グリーンスパーンは言うの

です」と。

  

 事実、あるテレビ局の司会者が、グリーンスパーン氏(当時、FRB議長)に問う。

 「連邦準備銀行の議長とアメリカ大統領とは、一体、どのような関係が

理想なのでしょうか?」と。

 この問いに対して、グリーンスパン氏が答える。

 「最初に断わっておきたいのですが、連邦準備銀行は、”独立組織”

として機能していかなければなりません。

 つまり、連邦準備銀行は、どの政府機関からの干渉も受けないという

ことです。

 行政・議会そしてすべての影響力を受けない状態でいることが、連邦

準備銀行であり、もし、外部からの圧力を受けずに、正常に連邦準備

銀行の役目を果たしていけば、大統領との関係など問題視されない

でしょう」と。

 果たして、そうだろうか? この言葉には、逃げと詭弁が有りはしないか。

端的に言えば、悪徳経済人(*厳密に言えば、グリーンスパンは、経済の

専門家でもなんでもないのだが)の驕りと欺瞞が潜んでいると思う。

 それに、この考えは、アメリカ憲法を全面的に否定するものだと思うのだ。

 【つづく】

 

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