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2011年12月 8日 (木)

TPP問題の本質(4)

 そもそも、TPPの本質は、関税の撤廃ではない。それは、FTA(=自由貿易協定)+EPE(=輸出加工型企業)+αの、あらゆる市場開放要求の総称に過ぎない。これは、重要な事である。

 この不条理なTPP参加を強制された上に、その参加のために条件があると言うのだ。

 その条件として、2011年1月16日の時点においては、アメリカの牛肉のBSE問題による輸入制限の撤廃や郵政民営化の推進、自動車安全基準の緩和などが求められている。

 だが、これは、アメリカの要求の一部に過ぎない。なぜなら、あくまで、アメリカの要求は、「非関税障壁」の撤廃であるからだ。

 つまり、あらゆる業種の市場開放、多岐にわたる規制緩和や自由化が求められている。

 労働力の移動のための「人の行き来の自由」のように、それは、あらゆる品質基準や表示義務のようなものにまで及ぶだろう。

 あなたは、思うかも知れない。

「物価が安くなるんだったら、いいんじゃない?」

 でも、安ければいいのだろうか?

 それらを買うおカネは、一体どこから来るのだろうか?

 そして、例えば、安いと言っても、現在国内ではほとんど流通していないような、強烈な農薬を大量に浴びて育った遺伝子組換え大豆などから作られた食品が大量に流通することにもなりかねないのだ。

 当然、安全性の高い食品は高騰し、庶民の手には届かない物となるかも知れない。

 食料を完全に押さえられたならば、多くの植民地がそうであるように、その国は、もう独立国とは言えないだろう。

 食料とは、最重要戦略物資であり、人間は、食料を我慢することはできない。つまり、生きるためには、言い成りになるしかない。

 一部の多国籍企業にとってのメリットなど、われわれ多くの庶民にとっては、何の関係もない。

 「大企業栄えて、国滅ぶ。」

 騙されてはいけない。TPPは、完全な罠だ。≫  【了】

(*後記:今日は、「真珠湾攻撃」の日から、丁度70年目に当たります。

 この「真珠湾」に就きましては、明日と明後日、思う所を語りたいと思います。)

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