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2011年12月19日 (月)

オバマ政権の実像(6)

 今日の国際政治のキーワードの一つに、「ビルダーバーグ」があると思う。それは、先述した歴史学者のタープレイ氏が、「”影の政府”を操るエリート集団」と呼んだ人々の具体的名称である。

 同組織は、世界を動かす上で最も重要な組織であり、そのメンバーは、125名の世界中の巨大資産家などの超エリート集団である。

 因みに、1991年、エヴィアン(Evian・フランス)での「ビルダーバーグ会議」に先立って、将来の在るべき世界構造について、悪の元老デビッド・ロックフェラーは、「世界新秩序」を、次のように位置づけている。

 「何よりも、世界を操る影の政府は、世界中の巨大な銀行エリートたちのために働く」

 何十年にもわたって、巨大メディア集団は、「世界新秩序の矛盾を報道しないばかりでなく、同組織を批判する者を、逆に誹謗中傷するという暴挙を行ってきた。

 そんな中、知らず知らずのうちに、世界圧政システムは着々と構築され、自国の自由・国益・繁栄などは、二の次にされた。

 長年、”影の政府”の存在自体を否定していた報道関係者たちは、世界的な不況を背景に、鬼の首でも取ったように、”影の政府”の存在を認め始め、金融不況を作り出した張本人たちが、「不況打破の解決策(?)」を語り始めた。

 また、経済紙で有名なウォールストリート・ジャーナルは突然、秘密裡に進められていたアメリカ・カナダ・メキシコ3ヶ国によるNorth    American  Union(北米共同体)の実態を明らかにし、米ドルの廃止3国共同通貨を作るべきだと提言した。

 ビルダーバーグ会員の支配下にあるイギリスの経済紙ファイナンシャル・タイムズは、悪行極まりない”影の政府”の存在をあっさり認め、その存在は、世界政治・経済をスムーズに運ぶために、わざと隠していたと報道した。

 その上、現在の世界情勢は、エリートによる「世界新秩序」こそが、世界中の利益を守るために必要不可欠だと豪語した。

 

 例えば、オバマ政権のラム・エマニュエル大統領首席補佐官は、「この世界大不況のチャンスを逃してはいけない」と、まるで聞き間違いではないかと思うほどのコメントをした。

 実際、エマニュエル氏は語る。「昨今の大不況は、実はチャンスで、決して逃してはならない。その真意は、今まで出来なかった変革が進められるのだから」と。

 ”今まで出来なかった変革”とは、一体、何だろう? それは、単に「世界新秩序づくりの第一歩、あるいは、その具体的政策だということなのではあるまいか。

 

 オバマに大学卒業後に最初の職を斡旋した元国務長官・ヘンリー・キッシンジャーは、CNBC経済チャンネルで、次のように語った。

 「この経済崩壊は、世界新秩序を進行させる千載一遇のチャンスだ」と。

 キッシンジャーは続ける。「オバマ大統領は、世界新秩序の旗振り役に最適任である」と。 さらに、彼は言う。

 「オバマは、アメリカの新しい外交政策を積極的に進める力がある」と。 

 その上、キッシンジャーは、次のように語った。「何せ、世界中から彼の大統領就任を喜び、かつ期待する声は大きい。

 オバマは、アメリカの、これからあるべき姿をよく考えた上で、”世界新秩序”を形成することによって、大きく前に進むことだろう。

 世界では、経済危機・不況と言われるが、実は、この時こそが、大きな変革のチャンスだ」と。

 このキッシンジャーの言葉に、先ほどのエマニュエル大統領主席補佐官の言葉が重なる。両者は、同じ「ビルダーバーグ」の一員ゆえに、それは当然なことだ。

 

 事実、オバマ政権は、「ビルダーバーグ」に所属するこのような人々によって支えられ、かつ動かされているのだ。

 「TPP」を巡って、キッシンジャーは、野田総理に対して圧力をかけにきた。まさに、日本政府を取り巻く環境は、非常に厳しい。

 単に、日本政府は、オバマ政権によって強い圧力を受けているだけでなく、彼らをも影響を受ける「ビルダーバーグ」の支配と操作を受けているのだ。 【つづく】

 

 

 

 

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