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2011年12月14日 (水)

オバマ政権の実像(2)

 先述した 「オバマは詐欺師です。彼は、金融界から派遣されたスパイです」というタープレイ氏の確言に、かなりの抵抗を感じる方は多いと思う。

 正直、私も、この言葉を最初に目にした時には、かなりの衝撃を感じた。だが、今は、それ程の思いは無い。むしろ、私は、タープレイ氏の言葉に賛成だ。

 実は、私が、「政治家らしい政治家、大統領らしい大統領」と感じるのは、ジョン・F・ケネディ(1917~63)である。

 彼の大統領在職中、小中学生だった私は、彼を心から敬愛していたゆえに、当時、心情的に”ケネディの子供たち”の一人だったと自負している。

 中二の頃、彼がダラスで暗殺された時には、私は、自分の心臓に大きな穴が開いたような衝撃を感じた。正直、この時のトラウマ(心的外傷)は、今も、回復していないように感じる。

 ハワイ大学留学中、ご指導を受けたグレン・D・ペイジ博士(1929~)に、このケネディの事を語ると、彼も、「私たちは、F・D・R(フランクリン・ルーズベルト)の子供たちでしたよ」と言われた。

 ペイジ先生のお気持ちは、じゅうぶん理解できた。だが、私は、ケネディとルーズベルトは、米国大統領として全く違うと感じた。この思いは、今も変わらない。

 ケネディは、常に”自主・独立”の精神で大統領職をまっとうしたと思う。だが、彼に対して、ルーズベルトは、超エリートたち(=ウォール街の金融資本家たち)の操り人形だったと思うのだ。

 

 ところで、オバマは、「ケネディの再来」とも「ブラック・ケネディ」とも呼ばれた。つまり、オバマは、その若さとカリスマ性、さらには見識や学識の高さで、ケネディと同様に思われたのだ。

 だが、私は、「オバマは、ケネディとは違う」と思う。むしろ、彼は、ルーズベルトに近いと感じる。つまり、彼は、本質的に、”操られた大統領”なのだ。その点で、オバマは、あのブッシュ(ジュニア)にさえ似ている。また、クリントンとさえ類似していよう。

 他方、ケネディが似ている大統領をアメリカ史に求めるなら、それは、リンカーン(1809~65)である。この両大統領は、まさに同じような行動をとった。 

 つまり、彼らは、貨幣発行権を、国家(とりわけ議会)に取り戻そうとしたのである。しかし、二人は、それを明白にした時点で、国際金融資本家たちによって暗殺された。

 だが、ルーズベルトも、ブッシュ親子も、ビル・クリントンも、さらには、オバマも、このケネディやリンカーンのような政治哲学や思想は持っていない。 

 むしろ、彼らは、「ウォール街」の言い成りになることによって大統領に選出され、かつ彼らの操り人形として、米国大統領を演じたのである。事実、オバマは、今も演じている。彼が、それを忠実に演じ続ける限り、オバマは、リンカーンやケネディのように暗殺されることはないと思うのだ。

 

 また、オバマが大統領に就任し、日本でも「政権交代」が実現した2009年は、まさに希望の年だった。それが、今や、失望に、あるいは絶望に変わろうとしている。この政治状況は、日本もアメリカも同じではあるまいか。

 その主原因は、まさに植草氏の言われる「悪徳ペンタゴン」の厳存にあろう。だが、この存在を打ち砕くためには長年月を必要としよう。むしろ、この「蜘蛛の巣」の中で長らえる方が楽だと考える人々も多いことだろう。

 だが、この「蜘蛛の巣」を壊し、悪徳ペンタゴンなる存在を打破しない限り、真に”国民主体”の政治は不可能である。 

 われわれは、その現実を深く認識しなければならないと思うのだ。

 因みに、政治家とは本来、それぞれが“人の役に立ちたい”と心底願い、自らの哲学や思想、さらには自ら推し進めようとする政策を具現化しようと欲する。だが、その政策や手法の違いによって、色合い(つまり主義・主張)を異にする。

 だが、先述した歴史家のタープレイ氏は、次のように語る。

 「政治家の本質に、左派・右派などの思想の違いなど、何の意味も有りません。ウォール・ストリート(ウォール街)のために働いているか、それとも市民のために働いているか、それだけなのです」と。

 だが、この言葉は、日本国内の政治家(主に衆・参両議員)が結局、「アメリカ」のために働いているか、それとも日本国民のために働いているか、という根源的な問い掛けにも通じよう。

 無論、それは、官僚の世界についても言えよう。特に、売国御三家とも言える「財務・外務・法務」三省の有力官僚たちは、日本国民のためではなく、あくまでも宗主国アメリカのために働いている。

 つまり、彼らのご主人様は、明らかに「ユダヤ・アメリカ」なのだ。

 周知のごとく、今日の日本の政界や官界においては、意識的・無意識的を問わず、「ユダヤ・アメリカ」のために働いている政治家や官僚が圧倒的に多い。

 例えば、野田を見ればよい。前原を見ればよい。さらには仙谷を見ればよい。そして、かつての管や小泉、さらには竹中を見ればよいであろう。

 とりわけ、アメリカの政治について、ジョー・ローガン氏(コメディアン・コメンテーター)は叫ぶ。

 「もう長い間、アメリカの政治は、ウォール街を始めとする金融街の億万長者たちによって牛耳られている。

 彼らは、無制限に政治資金を寄付でき、選挙活動を支援している、こんな状態で、政治がうまく機能するわけが無い!」と。 

 この政治の実態は、日本も、全く同様である。実際、政府の上に「経団連」があるような現状だ。

 だが、オバマが大統領に選出された背景には、このローガン氏が指摘するような現実があった。

 実際、かつてブッシュ親子を支持したのと全く同じ超エリート(=金融資本家)がオバマ政権の基盤であり、彼らが、経済崩壊・恐慌を引き起こし、最終的に恐怖政治による「新世界政府」の樹立を目論んでいるのである。

 先述したタープレイ氏が、はっきりと断言する。

 「もし、人類が本当に変革を求めているのでしたら、(五番街にいる・・・ウォール街のこと)大金持ちのメディアが支配し、作り上げた“救世主オバマ”は、信用する価値は有りません。

 今、私たちが置かれている、暴君(支配階級のエリート)による圧政を打破するには、操り人形であるオバマに目を向けるのではなく、むしろ、本当の悪事を策略する Oligarchy(少数独裁者)の動きを読まなければなりません」と。 

 この言葉が、本日の拙稿での、タープレイ氏の最初の言葉に呼応するのである

 その意味で、オバマ政権の「闇」は限りなく深いと思うのだ。  【つづく】

 

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